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『最後の日本兵 小野田寛郎さん』が残した小野田自然塾をリフォームしたい!

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

第二次世界大戦終結から29年後、比・ルバング島から帰還した小野田寛郎先生は、文明社会と自然との共生の為、未来を担う子どもたちの為に、自然教育の必然性を痛感し、福島県塙町の自然塾キャンプ場を開設いたしましたが、現在、老朽化や震災等の為、存続が危ぶまれており、リフォームの支援をお願いいたします。

現在の支援総額

130,000

2%

目標金額は5,000,000円

支援者数

18

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/11/22に募集を開始し、 18人の支援により 130,000円の資金を集め、 2022/01/31に募集を終了しました

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『最後の日本兵 小野田寛郎さん』が残した小野田自然塾をリフォームしたい!

現在の支援総額

130,000

2%達成

終了

目標金額5,000,000

支援者数18

このプロジェクトは、2021/11/22に募集を開始し、 18人の支援により 130,000円の資金を集め、 2022/01/31に募集を終了しました

第二次世界大戦終結から29年後、比・ルバング島から帰還した小野田寛郎先生は、文明社会と自然との共生の為、未来を担う子どもたちの為に、自然教育の必然性を痛感し、福島県塙町の自然塾キャンプ場を開設いたしましたが、現在、老朽化や震災等の為、存続が危ぶまれており、リフォームの支援をお願いいたします。

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はじめに・ご挨拶

ご覧いただきありがとうございます。一般財団法人小野田記念財団と申します。当財団は、小野田寛郎先生の意思を継ぎ、青少年健全育成のために、自治体や皆様の後押しもあり、小野田先生に縁のある方々によって運営しております。

小野田先生は、戦後約30年間、日本から約3,000km(北海道稚内市から沖縄那覇市よりも少し遠い距離)も離れたフィリピンのルバング島のジャングルで終戦による任務解除を受けぬまま、最後の一人になるまで戦い続けました。帰国後、日本の現状と未来を見据え財団法人小野田自然塾の塾長として、将来を担う青少年の育成に生涯をかけ力を注いでこられました。

生前から傍らで数多くの教えをいただいてきた私たちは、小野田先生に関わりのある方々の総意を受け、小野田先生の遺志を引き継ぎ一般財団法人小野田記念財団としてその活動を継続するにいたりました。

小野田先生の「人は一人では生きられない」の言葉通り、自然の恩恵や社会の恩恵を忘れずに次世代を背負っていく、たくましい子供たちを育てたいと考えております。「自然は最高の教師である」をモットーに、自然と社会との共存を図るためにキャンプ生活を通して健全な人間形成をめざしたいと思います。

この小野田記念財団の活動趣旨をご理解いただきまして、皆様の温かいご支援、ご協力をいただけますよう、よろしくお願いいたします。

小野田寛郎先生は自然塾キャンプ場の運営以外にも、学校等に出向いて講演をしていました

このプロジェクトで実現したいこと

小野田自然塾がある福島県塙町キャンプ場は、昭和59年(1984年)の開設から37年の月日の中で、雨天活動場のドーム棟や研修施設の老朽化が進んでおり、実際に多くの子どもたちを招いてキャンプや自然塾を運営するには、管理棟や雨天時でも自然塾を開催するためのドーム棟などをリフォームする必要があります。

これらのリフォームをして、安心・安全に小野田自然塾を運営できるようにしたいと思います。
今回リフォームが必要なのは研修棟・トイレ、お風呂・研修棟裏手にあるボイラー施設、倉庫、ドームなどです
私たちは、できるだけ自分たちの手で修理をしながら、時には専門家の方にお力を貸していただき、キャンプ場を整備・維持していますが、管理棟などの屋根の老朽化、ドームテントの雨漏り、ボイラー・キッチンの老朽化、テントや寝袋等の設備の劣化もひどく、私たちのみではどうにもできない所は現状の設備を活かしつつ、早急にリフォーム・リニューアルしたいと考えています。

ボランティアによって急な斜面も丁寧に草刈りを欠かさずやっています

広大な広場は4輪の草刈り機で手入れをしています4輪の草刈り機が入れない場所も丁寧に草刈りをしていますキッチンの電気製品も老朽化が激しいですキッチンにある冷蔵庫です

ボイラーが老朽化しており、現在はお風呂を使うことができません

お風呂の脱衣所ですが、震災以降使われていません

小野田先生は、フィリピンのルバング島からの帰国後、しばらくブラジルに移住しておりましたが、日本で青年による痛ましい事件が起きたことがきっかけで、「日本の青少年が心を歪めないために何か貢献したい」と再び帰国し、昭和59年(1984年) より、野外教育活動「自然塾」を開始いたしました。全国各地においてキャンプを開催し、以来、毎年1,000名の子ども達の指導にあたっていました。この体験を通して、専用施設を備えた本拠地の設置と組織化が急務であると感じ、福島県塙町にある「小野田自然塾キャンプ場」を拠点としたキャンプ活動をはじめました。こちらのキャンプでは、これまで2万2000人の子どもたちや参加者が自然塾で学んできました。

小野田先生が実施していた「自然塾キャンプ」は自然を最高の教師とし、自然の厳しさを学び、私たちの生きる力を養うことを目的としたキャンプです。レクリエーションやリフレッシュを目的としたキャンプとは異なりますが、現代人が忘れかけた何かを気づかせてくれることでしょう。

 

ものを作る喜び

「必要は発明の母」という、ことわざがありますが、それを実体験として学びます。出来上がったものを与えるのではなく、必要なものは自分で作っていく。そのプロセスと完成の喜びは、知能を発達させ、日常生活にも当然生かされ、生涯の宝となるはずです。

 

体力・精神力の充実

目標を発見させ、行動させることで、子どもたちは、体力も頭脳も精一杯使いきり、爽快な気分と目標を達成できたことの喜びと感動を会得します。この経験はその後の生活での、大きな自信にもつながっていきます。

 

集団生活で培う社会性とたくましい生活力

自然の中でも、みんなが助け合って生活しなければならないことや、それぞれが自分の力を最大限出し尽くさなければならないことなどを、身をもって体験します。野外での集団活動は、将来、社会人として生きる上で、知識や生活力を身につける機会となります。

 

自主性とリーダーシップ

「自分のことは自分でする」を基本に、様様な状況や条件の中から、選択という行為を通して、自主性を引き出します。自主性に伴う責任を体得させることで、ひいてはリーダーシップも身につけます。

また、災害が多い日本ではボランティアの存在がかかせません。小野田自然塾では、キャンプ場の整備や、キャンプ初心者と一緒に行動するボランティア活動を通して、災害地でリーダーとなれるボランティア育成を行なっております。

キャンプを通した活動の他、小野田先生が生涯捧げた活動や平和の大切さを伝え、後世に残す為の本の出版を計画しております。また、映画製作への協力などのプロジェクトも進んでいます。


プロジェクトを立ち上げた背景

この自然塾キャンプ場は開設してから約37年の月日の中で、雨天活動場のドーム棟や研修施設の老朽化が進み、リフォームする必要があります。私たちは、できるだけ自分たちの手で修理をしながら、時には専門家の方にお力を貸していただき、キャンプ場を整備維持していますが、テントや寝袋等の設備の劣化もひどく、私たちのみではどうにも出来ない所は早急にリフォームしたいと思います。

 

しかし、東日本大震災により福島県内にあります当施設も被災し、風評被害を受け、利用者がだんだんと減ってしまいました。平成26年(2014年)には小野田先生は91歳で亡くなり、風化も危ぶまれています。

一方で、小野田先生のフィリピンでのジャングルでの壮絶な日々の史実を基にした映画『ONODA 一万夜を越えて』が、第74回カンヌ国際映画祭(2021年)・ある視点部門オープニング作品に選ばれるなど、小野田先生の生き様は国境を越えて、時代を越えて再評価されています。

映画『ONODA 一万夜を越えて』は令和3年(2021年)10月8日(金)より、TOHOシネマズ日比谷ほか全国で上映されています。オフィシャルサイトにて上映日程などを確認できます。

小野田先生の言葉「人は一人では生きられない」「自然は最高の教師である」という言葉を、「日本の子どもたちに、つよく『生きる力』を。」という願いを、安全で自然溢れるこの地で伝え、実施し続ける使命が私たちにあります。

 

近年においても、子が親を殺傷してしまう事件、親による子への虐待死事件など、悲しい事件が目に焼きつきます。もっと小野田先生の教えを広めることが出来たなら、自然塾への参加者が増えたなら、少しでも平和で健全な世の中になると信じております。ぜひ、ご支援くださいますようお願い申し上げます。


これまでの活動

この「自然塾キャンプ場」では、子どもから高齢者まで、各種企業団体や学校・自治体などのイベントとしても、自然塾体験ができ、次のようなプログラムを実施してきました。これまでのべ2万2000人の方が参加されました。

 

・子どもたちを対象とした「チャレンジキャンプ」

・キャンプリーダーの養成を目的とした「野外指導者養成キャンプ」

・親子のきずなを大切にする「親子キャンプ」

・自然塾スタッフと一緒に汗を流す「ワークキャンプ」

子供でも自分たちで薪割りをして炊事をします

キャンプの朝の風景です

テントも買い替えが必要なほどになっています

普段自然に触れ合う機会がない子どもたちは、興味深く森を探索しますその他、全国へ講師が出張して体験入門を実施したり、様々な企画を行なってきました。


また、小野田先生を偲び、フィリピンのルバング島での生活や自然塾での活動を紹介した写真展を塙町道の駅・福島市・宮城県仙台市で開催し、多くご来場者からご感想や励ましの言葉をいただいてきました。

 

▼小野田寛郎翁を偲ぶ写真展でいただいた、ご感想の一部

・今の子供たちに勇気・努力・協調性を培うと共に、目的に向かう大切さや自然の良さを知って欲しいと思いました。

・自然塾があるのをはじめて知りました。子供たちだけでなく大人も老人もこの塾に参加できれば皆優しい人になれると思います。

・今のわれわれに足りない心構えとは何か考えさせられた。

・日本人の忘れてはならない心や知恵を持っている方だということがわかり興味深かった。

・日本人の資質を最大限に活用した方だと感じた。この姿勢を日本人は忘れてはならないと思いました。

・戦争とは何かを考えさせられた。今の人は平和ボケしていると思う。生きていく苦労をもっと知って欲しい。自然塾に参加した思い出は子供にとって財産ですね。


資金の使い道・実施スケジュール

○ドーム棟(雨天活動場)の改修工事費

○テントや寝袋等の備品購入費

○研修棟のリフォーム費

○ボイラー室(配管設備)・倉庫のリフォーム費

○自然塾正門設備


資金用途にはCAMPFIRE手数料が含まれます。


最後に

小野田寛郎先生の夢を追い求める為に、未来を担う子どもたちの為に、「小野田自然塾」へのご支援を皆様どうぞよろしくお願いいたします。


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行します。

一般記念財団小野田自然塾は非営利法人ですが、このクラウドファンディングを支援することで、支援者が税制優遇を受けることはありません。

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