今日も暖かいご支援誠にありがとうございます!おかげさまで目標金額の54%(814,000円)を達成しました。これも皆様お一人一人の暖かい気持ちの賜物です。支援いただいた方々のためにも目標金額を達成して私の初写真集であり、白川湖の初写真集でもある写真集の出版にたどり着きたいと思っています。残り6日間、引き続き応援いただけますようどうぞよろしくお願い致します。そして、このプロジェクトが多くの皆様に届きますよう、重ね重ねよろしくお願い申し上げます。小関一成私は写真館のせがれとして生まれました。冬青社の高橋社長と話していた時のこと。母親のお腹にいた胎児の頃から酢酸の匂いを嗅ぎ、写真に触れてきたんだな。と好意的に仰った言葉が強く印象に残りました。実は、ワイルドライフフォトグラファーオブザイヤーの受賞後、審査委員長のロズや事務局の方々とやりとりする際にも好意的な感触だったのです。写真館業界に入ったのが24歳のちょうど20年前になります。それから、業界内でのセミナーに数多く参加し先輩方に多くのことを教えていただきました。同じ業界内で切磋琢磨しながらも技術を学び伝える業界というのもあまり多くないとは思うのですが、大変ありがたいことで感謝するばかりです。写真館と聞くと、少し前ですと少し古いかも?などと思っている方も、特に若い方にはいたかもしれません。今では様々な取り組みをされているところも多く変わってきていると思いますが。しかし、技術的なことはどうなのか?という部分でいうとたとえば、コマーシャル業界など雑誌で活躍する方々などからは劣るんじゃない?という方は普通にいると思います。しかし、もちろん全員とは言いませんが、素晴らしい方は沢山いらっしゃいます。その方達もごく普通に一般の皆さんの写真を撮影してらっしゃいます。そのことに改めて気づいたのは、海外へ写真を発信する様になり、海外を始め良い写真を数多くみてきたことがきっかけでした。世の中には、流行りがありますが、私が惹かれたのは後世まで残る様な普遍的な美でした。もちろん流行りというのを部分的に取り入れながら、できる限り新しいものという事柄が必要なのだとは思っていますが、その普遍的な美という部分をこれまで沢山教わってきたのだと思います。今の自分が、現状にいることが出来るのはこれまでの写真館という業界での経験がなければ100パーセント無いことだと思います。今を生きる「山形、東北」そして古くから続く「写真館」それは、自分のアイデンティティでもあり決して外せない事柄であり、大切なものでもあります。ですので、少々変わっているかもしれませんが、ワイルドライフフォトグラファーオブザイヤーのプロフィールでも富士フイルムスクエアでの写真展でも、私のプロフィールにはその事柄を入れていただいており、自分でそのことに気づけたのは大きな財産だと思っています。写真館というと、背景紙の前で撮影するというスタイルから様々変わってきているのも現状ですが、特に海外の様々な写真を見ていて思いました。背景紙って全然古くない!むしろいつも新鮮で新しさすらある、そこには普遍的な美とミニマリズムの世界があるのだと。それもあって、もちろん父の影響もありますが背景紙の前で撮影する写真が好きですし、お客様により良い写真をお渡しできるという意味合いを一番大事にしています。ここ数年、人物の映る現代写真(アートフォト)をよく見る様になりました。アートといういうだけに、新しいことをやってらっしゃる方ばかりで、最先端の写真なのかもしれません。その中で、とあるジャンルの古い写真が流行っているのを注目しています。そこには写っているのは、古い写真館で撮影された写真なのですが、それらは世界で認められ初めてきている所です。写真館の先人たちが作り出してきたことが今、また注目されて来ていることなのだと思います。良いものは、やはり、良いものなのだと一人少々嬉しく思ったり、それを見出すのが写真館という業界の外の人なのが残念なことでもあります。一般の方々にそんな写真がいつか届き、また意識は変わってゆくのかもしれません。新しきを知り、古きを知る。変わらず精進してまいります。今日もありがとうございます!残り6日応援のほどどうかよろしくお願い申し上げます。