国際NGO ViVIDの宇治山です。
今日は当団体の開発事業・プログラムでは3つの掛け算アプローチを使用しており、今回は、包摂性 (Inclusion)、連携 (Partnership)についてお話していきます。
包摂性 (Inclusion)
提携コミュニティの脆弱な立場にあるメンバーを含めた全ての住民のために活動をするとともに、活動においてコミュニティメンバーを取り残さず含みます。
脆弱な立場にあるシングルマザーの貧困をコミュニティの問題としてとらえ、ターゲットをアシィエに絞り、このコミュニティー内の全てのシングルマザーへ呼びかけます。また、商品をコミュニティー内で発売する上でコミュニティ全体に活動の認知を広めていきます。さらに、ステークホルダーとして職業訓練時にコミュニティ外部からも講師を招き、より多くのシングルマザーを含めた周辺住民を巻き込んだ活動を展開していきます。
連携 (Partnership)
コミュニティにおける団体・機関、国内外の多種多様なステークホルダー(個人、NGOs、民間企業、研究機関等) と協力します。各々の情報・人材・ノウハウを共有し、強みを活かすことで参画する全てのステークホルダーのビジョン実現をサポートします。
外部講師や事業協力してくださっている大竹財団と連携をとりながらより良い事業を目指します。
ViVIDが団体として達成を目指すSDGs17.16/17.17に繋がる事業として、パートナーシップを活かし事業に取り組んでいきます。
※参考
SDG17パートナーシップで目標を達成しよう。
SDG17.16 持続可能な開発のためのグローバル・パートナーシップのマルチステークホルダー・パートナーシップによる補完を促進し、それによるナレッジ、専門知識、技術、および資金源の動員・共有を通じて、すべての国々、特に開発途上国の持続可能な開発目標の達成を支援する。
SDG17.17: さまざまなパートナーシップの経験や資源戦略を基にした、効果的な公的、官民、市民社会のパートナーシップを奨励・推進する。