区役所の記録室から全部門、各実働課へ向けて通達しています。
この通達は、いかなるクリアランス・セキュリティ・レベルを持つ職員であっても受領することが可能です。
週間定期報告により、新たに7体の特殊個体(=既存個体特例)が確認されました。
報告された各個体について、記録室は、その危険性の飛躍を鑑み、脅威度の一部格上げを認定すると同時に、包括的にこれらを「特有かつ例外的な発展的脅威の可能性」(以下、Specific Exceptional Evolutionary Danger:SEED)と呼称し、これらに関する調査・対応手順確立・段階的陳腐化計画の実行を決定しました。
今後、SEED(エス・イー・イー・ディー)に関連する報告は、記録室で受領します。
いかなる所属であっても、当該個体の情報収集に尽力してください。
備えてください。
星見課の予見では「第二波」の凶兆が示されています。
以上、記録室からの通達でした。