おはようございます。アドペンタス代表の竹村です。
昨日、目標金額には至りませんでしたが、all inとしてプロジェクトが終了いたしました。
ご支援いただき誠にありがとうございます。
皆様からいただきましたご支援につきましては大事に使わせていただきます。
来年2月より活動報告もお送りさせていただきますので、サービス開始までお待ちいただけますと幸いでございます。
さて、画像のお話をさせていただかなければならないかと思います。
自動献立提案サービスeMenu[イーメニュー]の開発においての私の構想をお話させていただければと思います。
このeMenu[イーメニュー]の構想は、遡ること3年前です。
「食」に関わる全ての人を巻き込み、三方良し!という広告媒体が作れないか?という思いつきから始まりました。
一番初めに書いた企画書です。(サービス名などは変わってます)
生産者、飲食店、消費者の三者が絡み合い、三者の強みを提供する事で、三方良し!というサービスができないか?というのが始まりです。
直販ECサイト+レシピサイト+献立の自動化+グルメサイトの複合的サービス。
飲食店は、金銭的な支払いでは無く、レシピを提供して店舗の宣伝が行える。そもそも利益率が低い飲食店は、お金ではなく自分のスキルを売ることができるメリットに変わります。
消費者は、プロのレシピが見れて、献立が自動化される。そして来店前にお店の味がある程度レシピから想像でき、安心してお店にいけるメリットに変わります。
生産者は、飲食店と消費者両方へアプローチができ、レシピ内に宣伝ポイントがある。それは一番消費者が購入を検討している段階で宣伝できる強みに変わります。
この様なサービスを考えていました。
しかし、ここまでお読みいただきご理解いただけたかと思いますが、サービスが複雑過ぎました。
マーケティングで一番駄目な考え方は「誰にでも売ることです」ようするに「誰にでも」とは「誰でもない」ことを意味しています。
この一番はじめの構想は、誰にでも売る。だから誰に売りたいか分からない。
誰得?という状態で、サービスがぼやけてしまいました。
そこで、事業案を練り直し、全てを分解する事にしました。
分解して開発を進め、最終的に統合する。
その一つが今回のeMenu[イーメニュー]です。
そして、年明け分解した2つ目のプロジェクトを公開します。
それが、トップ画像にもある『Osusowake』です。
これは、規格外野菜を最大100%OFF(0円)で購入できる通販サイトです。
■2022年1月11日公開予定の第二弾のプロジェクトです。(限定公開中)
https://camp-fire.jp/projects/533468/preview?token=15qgvfez
昨今の直販サイトの急成長やECサイトを手軽に始めれるプラットフォームの出現で直販サイトは増えました。
しかし、日本国内の農家数は約175万戸です。この数字は、私が主体として活動する飲食店の倍以上の数字です。
それは、競合が多いことを意味しており、農家さんがJAや市場を通さずに販売するにはハードルが高すぎます。
しかし、規格外野菜が発生する要因の一つはJAや市場が設定する流通規格です。
一概にそれが悪いという意味ではなく、規格から漏れたら場合におけるカバーが無いことです。
ようするに、廃棄する選択しか無いことが問題です。
これは、農産物に限らず、加工品や飲食店でも大きな問題として長年議論がされてきました。
味や品質に問題がないのに、傷がついている。形が変。それだけの理由で廃棄される食べ物が多すぎる。そんなB級品や規格外野菜と言われる本来廃棄するしかなかった食べ物に新しい価値を生み出すことで、新しい需要を生み出す。
それが、『Osusowake』です。
規格外野菜を宣伝商材(サンプル品)として位置づけ、従来消費者が思っていた食材を通販で買う際のハードルやデメリットを解消すること。
生産者が常に思っている自身の青果物への自信を具現化する素材として規外野菜を提供する。
双方の思いを解決し、新しい需要と供給のサイクルを作り出し、双方にメリットのあるサービスを提供したい。
そして、eMenu[イーメニュー]と統合しサービスをより精度高いものへと進化させていきたいと考えています。
全然違う内容の様に見えるeMenuとOsusowakeは、最終的に統合します。
その一部始終を今回ご支援いただきました皆様には見届けていただき、その時を楽しみにお待ちいただければと思っています。
大きな目標ではありますが、「食」を通じて人々を幸せにしたい。創業当初に決めた私たちのモットーであり、目指すべき場所、存在価値だと思っています。
そのための大きな1歩目です。
これからの弊社アドペンタスおよび提供するサービスであるeMenuおよびOsusowakeの成長過程をご支援、見守っていただけますと幸いでございます。