はじめまして、
プロジェクトページをご覧いただきありがとうございます。
私たち「一葉Yichiyo」は、伝統的な茶文化と持続可能な社会発展に関心を持つ大学生の集まりです。クリエイティブなアイデアに満ちた生活用品の開発を通じて、現代と伝統の共存を探っていきます。
昔は「一葉落ちて天下の秋を知る」、葉が一枚落ちるのを見て秋の訪れを察しましたが、
今は「一葉落ちて永続を知る」、私たち一葉の商品を通して、永続時代の幕開けを宣告します。
次に愛用するスマホケースは、環境に優しいものにしてみませんか?
*試作品・金型などを制作する際にかかった費用を直接ご支援いただくコースです。
一葉の「エコスマホケース」は茶殻と植物デンプン由来のPLA(ポリ乳酸)から作られます。
原材料は全て自然由来のため、自然環境中の微生物によって二酸化炭素と水レベルまでに分解されます。言い換えると、土に還ることが可能です。
原材料その1ーー茶殻
烏龍茶
知っていましたか?
街中でよく見る、若者に愛されるタピオカミルクティーのお店では、使用済み茶殻が大量発生しています。また、お茶飲料の売り上げが伸びている背後、茶殻は製造工程で多く排出されます。
これらの茶殻の大部分は堆肥や飼料として再利用していますが、単なるリサイクルだけではなく、アップサイクルを目指して新しい価値を与えることで、資源の最大限利用を可能にします。
そこで私たちは茶農園の協力を得て、廃棄茶葉を手に入れることができました。
原材料その2ーーポリ乳酸(PLA)
プラスチックスマホケース
プラスチック問題はよく耳にする。スマホがモデルチェンジする度に買い換えるケースは、環境に悪影響を及ぼしています。
実際、スマホケースの原料としてシリコンとプラスチックが人気が高い。プラスチック言うまでもなく、シリコンも生分解されない、そしてリサイクルがほぼできないなどの問題点があります。
そこで一葉が注目したのはポリ乳酸です。
ポリ乳酸はトウモロコシなど植物を原料としています。
ポリ乳酸繊維は原料の乳酸が植物由来のためカーボンニュートラルであるほか、商品の廃棄時においても
①焼却時の燃焼熱が低い
②土中に埋めると自然に微生物が分解する生分解性
などの特長があります。(日本化学繊維協会により)
つまり、PLA製品は捨てられた後は二酸化炭素になって、この二酸化炭素が植物の光合成に再利用されるので、自然界がもともと有するリサイクルシステムに繋がります。
また、植物繊維はPLA製品の強さや耐熱性の向上にやく立つとされ、市場では小麦や竹との複合材料が流通しています。
茶繊維
そこで、私たちは茶殻の茶繊維を利用した新たなエコ複合材料を作ってもらえる工場を探しました。
発注量が小さいこと、そして新しい原料を作るので開発にお金がかかることから、20軒近くに断れました。
最後の最後諦めかけたそのとき、私たちの思いに共感し、作ってくれる工場にやっと出会いました。
エコだからデザインはシンプルでいい。
いや、エコだからデザインにこだわりたい!
一葉はすでにサステナブルな生活を実行している人だけではなく、まだ持続可能性の大切さに気づいていない人もターゲットとしています。そのため、デザインを大変重視しています。
エコに関心の薄い人にはデザインで注目を集めて、プラスチック問題の実況を伝え、
意識の高い人には、デザインでお茶にまつわるお話を届けます。
見た目がおしゃれなのでちょっとしたギフトにもおすすめ。
今回のシリーズは中国茶をコンセプトにしました。中国茶は発酵度合いと加工法の違いによって、6種類に分類します。
①緑茶ー廬山雲霧(ろざんうんむ)
終日雲や霧に覆われている名山廬山。
ここで隱居する仙人たちは、毎日山の泉でお茶を入れていた。
②白茶ー白毫銀針(はくもうぎんしん)
白い産毛に包まれた針のような茶葉。
中でも白毫銀針は特別な珍品として、「茶王」と呼ばれる。
③黄茶ー蒙頂黄芽(もうちょうこうが)
中国武術と組み合わせた茶芸、龍行十八式。
1メートルの長い注ぎ口のついた急須を使って、華麗なポーズでお茶を注ぐ。
「カンフー茶道」は力強い気概を存分に発揮。
④烏龍茶ー東方美人(とうほうびじん)
「オリエンタルビューティー」という名前で、
ヨーロッパで親しまれてきた。
東方の美人は、きっときれいな手と華奢な指をしている。
⑤紅茶ー正山小種( せいざんしょうしゅ)
世界中に愛される中国紅茶。
ポルトガルのキャサリン王女が結婚した際、
大好きな正山小種をたくさんイギリスに持ち込んだ。
⑥黒茶ー蔵茶( ぞうちゃ)
西蔵の高原地帯に住むチベット族の諺に、
「茶は血、茶は肉、茶は生命」がある。
千数百年来、蔵茶はチベット族と漢民族の民族感情をつないできた。
単刀直入に言うと、資金不足です。
一、メンバー全員が在学大学生
そうなんです。
私たち一葉のメンバーは全員日本、中国、イギリスの大学に所属している大学生です。
持続可能な社会のために、そして愛する茶文化のために力を発揮したいですが、資金源のない大学生なのでアイデアで終わってしまうことが多いです。
二、PLAポリ乳酸の原価が高い
当たり前のことなんですが、生分解性のある新しいバイオマスプラスチックとして、PLAは普通のプラスチックと比べてかなり高価となっています。
たとえ人件費が安く、そしてPLAの大量生産を実現させた中国でも、PLAを使ってスマホケースを作ると一個あたりの原価が高くなってしまいます。
三、スマホの機種が多い
Iphone12だけでも、12mini、12、12pro、12maxがあります。
無論のこと、皆様に六種類の選択肢を与えるために、機種の六倍の数を作らなければなりません。
そうなると、例としてあげたIphone12だけで、18種類のスマホケースを作る必要があります。(12と12proのケースが同じ)
しかし、工場には最低発注量が決められています。
一種類は最低発注数は1000個になっています。長く交渉した結果、やっと500個に引き下げていただけましたが、単価と作りたい種類の数と掛け合わせると学生にとっては驚愕の数字になります。
四、未来の展開
一葉にとって、スマホケースは始まりです。
「現代と伝統の共存」を念頭において、他にも色々な生活グッズを作りたいです。
たとえばマイボトルやマスクなど、いかに茶殻を活用して環境に優しい選択肢を提供していくのかを考えて行きたいです。
また、タピオカ店や飲料メーカーとのコラボも期待しています。
これからは消費者が美味しい茶系飲料を楽しむだけではなく、豊かな旨味を出し切った茶葉が姿を変えて、生活用品としてまた私たちの生活に戻ります。
一葉の活動に賛同するタピオカ店
すでにお見せしたように、私たちは商品のデザインから生産者探しまで全てできています。
皆様の貴重なご支援金をいただけたら、すぐ工場に連絡して商品を作りたいと思います。
製造費:約73万円
*茶殻、PLAの原料費も含まれます。
まずは多くの方にお使いしていただきたいので、デザインよりも機種を多くカバーできるように、2種類のデザインに絞ってお作りします。
万が一現段階でお気に入りのデザインとお使いの機種が製造されていなくても、クーポンの使用期限は半年のため、少しお待ちいただくことにはなりますが後ほども使えますのでご安心ください。
国際輸送費+関税:約8万円
CAMPFIRE掲載手数料・決済手数料:約20万円
今回のリターンとして、クーポンをお配りしておりますので、商品ができた次第またこちらのサイトで掲載させていただき、皆様にお届けいたします。
暫定スケジュール:
21年11月中旬 法人設立完了
21年12月 クラウドファンディング終了
21年12月上旬 リターン発送
21年12月下旬 本サイトにて商品発売
21年12月下旬 HP開設
一葉は永続を宣告します。
日常生活にエコな暮らしを。
何卒ご支援のほど、よろしくお願い致します。
※画像はイメージです。生分解性材料の制限が多いため、実際の商品と多少色目が異なる場合がございます。
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