履物産業の産地である奈良県御所(ごせ)市にて、
創業67年の「株式会社マルサンフットウエアー」。
サンダル・レザーシューズ・スリッパに至るまで、
今まであらゆる「履物」に関して、実直に取り組み向き合ってまいりました。
あらゆるシーンの履物を制作してきた履物職人として、
日常のさまざまなシーンで履いていただける履物は何か、と模索しました。
「足に自然と馴染み、いつでもどこでも、一緒に連れて行きたくなるサンダル。」
辿り着いたのは無駄を削ぎ落とし、上質な本革で仕上げた日常に溶けこむシンプルなサンダルでした。
もちろん、履き心地は快適なままで。
今回のサンダルでこだわったのは
①パカパカせずに抜群の歩きやすさ。
②肌触り抜群の上質な鹿革のインソール。
③日常に溶け込むシンプルなデザイン。
弊社で今まで制作してきた膨大なヘップサンダルのサンプルたち。
■アッパー部分のカラーバリエーションは「ホワイト「ブラック」「ブラウン」。
アッパー部分のカラーバリエーションは3色。
お好みのカラーをお選びください。
■パカパカしない。抜群の歩きやすさ
足の甲を深く包み込みむデザインで、カカトごとサンダルを持ち上げ、サンダルとは思えない程に快適に歩くことができます。
本革を使用した服装や場所を選ばない上品なデザインで、近所だけでなく、少し離れたおしゃれな街や旅先でも、ぶらりと自由気ままな街歩きを楽しめます。
■肌触り抜群の上質な鹿革インソール仕様。
足裏が喜ぶ?しなやかすぎるインソール!
思わず足裏が笑顔になるしなやかな感触の鹿革。ディアスキン(鹿革)は、’レザーのカシミア’と言われるほど柔らかくしなやかな感触が特徴で、レザーの中でも高級な素材です。
鹿革の柔らかな肌触りは人肌に最も近いと言われ、使い込むほどなじみます。
適度な反発力のクッション材は、弊社が創業以来、足のことを第一に考えたモノづくりの中で最適だと考えた素材から1㎜単位で厚みも厳選し採用しています。 その反発力が足への衝撃を吸収し履き心地の良さを体感できます。
■無駄を削ぎ落とし、上質な本革で仕上げたシンプルなデザインのサンダル。
アシンメトリーなデザインは個性的でクラッシックな雰囲気を足元に与え、ファッションを選びません。
そして、アウトソールには厚底タイプを使用することでクラシックの中にもカジュアルな装いが新しさを演出します。
■無駄を削ぎ落とし、上質な本革で仕上げたシンプルなデザインのサンダルをなぜ作ったのか?
生活の多様性やモノがあふれる時代。まず自分が履きたいサンダルづくりにこだわりました。
自分が納得するモノでないとお客様にも納得して頂けない。
そんな思いから試行錯誤を続け、昨年完成させたサンダルがこの「Leather Sandals 」です。
この「Leather Sandals 」をほぼ1年履き続ける中で、さらに自分が履きたいサンダルとは何かを問い続けました。
まず、サンダルを履いていて思うことは、歩行時にカカトとサンダルが離れてパカパカするのを解消したい。
また、素足で履いた時のインソールの足触りをよりよくしたい。
そして完成させたサンダルがこの「Leather Sandals 1st (型番:MGU201)」です。
そして今回、さらにアウトソールに改良を加えアップデートした、「Leather Sandals 2nd (型番:MGU202)」を開発いたしました。
従来の「Leather Sandals 1st」はワンヒールタイプのアウトソールを使用していることでどこかフォーマル感があるサンダルでしたが、今回のアウトソールはトゥ(つま先部分)にボリュームをもたせカジュアル感を演出しました。
「Leather Sandals 2nd」は全体的に厚底仕上げにしていますので、ワンヒールタイプと比べ、より足裏にかかる衝撃を吸収してくれるクッション性を得ることができました。
■履物産業の産地である奈良県御所市から発信する「伝統を継承し普遍的な履物」をコンセプトとする「MARUSAN GOSE」。
奈良県御所市産へのこだわり
昔ながらの建物と新しい文化が混ざり合う御所市。
奈良県の地場産業にも指定されている奈良県御所市一帯では、かつて数多くの履物工場が立ち並び、ミシンの音がどこからか毎日聞こえてくる地域でした。
時代を経て、そんな奈良県御所市のサンダル産業業界全体が今、元気がありません。
かつて日常の中に当たり前のように溶け込んでいたサンダルの風景を、ふたたび取り戻し、
海外産のサンダルが多く溢れる今だからこそ、品質の高い日本製を直接お客様にお届けし、体験していただきたい。
創業67年の3代目として、また1人の履物職人として日々履き心地を追求し、サンダル・レザーシューズ・スリッパに至るまで、あらゆる「履物」に関して67年の歴史の中で様々なお客様と実直に取り組み向き合ってきたからこそ、辿り着いた1つの答えは伝統を継承し続けてきた私たちが歩んできた道のりそのものの中にあると感じました。
私たちが創業以来、大切にしてきたものであり、これからも大切にして行きたいもの。
「数日間、眺めていても飽きない普遍的なデザインであること」
「機能性は妥協せず、履き心地は快適で足裏が笑顔になること」
そんなコンセプトを掲げ、誕生したブランドが「MARUSAN GOSE」です。
■仕様について
アッパーと中底(インソール部分の縁取り)は牛革。
インソールは鹿革の仕様となっています。
靴底は底面の溝が歩行時の返りを楽にした、屈曲性のある合成底を使用しています。
サイズ展開は23、24、25women's、25men’s、26、27の6サイズです。
サイズ展開は22、23、24、25women's、25men’s、26、27、28の8サイズです。
基本ユニセックスですが、実は同じサイズでもwomen'sとmen’sでは足囲が違うんですよ。
そのために25サイズで調整しています。ちょこっとだけ履物職人のこだわりです。
スニーカーの平均重量は片足約350~400gくらいだだといわれております。
今回のレザーサンダル片足重量は(25WONEN'S:226g・27:256g)となっています。
アッパーは牛革ですので履いているうちにやはり少し伸びてきます。
そのため、履き口裏とつま先裏に補強テープで補強もしています。
■リターンについて
◎カラーバリエーション
・ブラック
・ホワイト
・ブラウン
の3カラーを用意しています。
◎サイズバリエーション
・22(22cm~22.5cm)←追加
・23(225cm〜23.5cm)
・24(23.5cm〜24.5cm)
・25WOMEN'S(24.5cm~25.5cm)
・25MEN'S(25cm〜25.5cm)
・26(26cm~26.5cm)
・27(27cm~27.5cm)
・28(28cm~28.5cm)←追加の6サイズを用意しています。
の8サイズを用意しています。
追加サイズの22・28につきましては、リターンの修正ができませんので下記にて対応させていただきます。
・23を選んでいただいて備考欄に「22」
・27を選んでいただいて備考欄に「28」
ご手数ですがよろしくお願いいたします
※ご注文状況、使用材料の供給状況、製造工程上の都合等により出荷時期が前後する可能性がございます。
■スケジュールについて
2022年11月25日プロジェクト開始
2022年12月26日プロジェクト終了
2023年1月上旬より生産開始
2023年2月下旬から先着購入順より発送準備開始
※ご注文状況、使用材料の供給状況、製造工程上の都合等により出荷時期が前後する可能性がございます。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額(30万円)に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
■そもそもヘップサンダルってなんなの?
ヘップサンダルは私の地元、奈良県御所(ごせ)市で地場産業にも指定されている履物の通称です。
ヘップの語源とし1954年の映画「ローマの休日」でオードリーヘップバーンふんするアン王女が、街にくり出すシーンの中で、露店で履物を買って履き替えるシーンがあります。この時に履き替えた「フロントオープンバックレスサンダル」のことを親しみ込めて「ヘップサンダル」と呼ばれるようになったことが業界では語源だと言い伝えられています。
そのシーンは、王女からの解放感をヘップサンダルを通して表現しているのではないかと私なりに解釈しています。
街を歩くのに最適で履き心地の良い履物がヘップサンダルです。
■ご支援資金の使いみち
皆様にご支援いただきました資金は裁断型代・ラスト型代・材料代・工賃など生産にかかる費用。
そして新しい商品の開発費用に活用させていただきます。
皆様からの温かいご支援お待ちしております。
■このプロジェクトで実現したいこと
改めまして、株式会社マルサンフットウエアー代表取締役の西邨安雄(にしむらやすお)と申します。
弊社は、昭和30年に祖父が西村三郎商店として創業した田舎の履物製造工場が始まりです。
祖父から父へ、そして私へバトンを受け継ぎ32年間、品質重視の商品づくりをモットーとし、国内生産を中心に今ではヘップサンダルから皮革靴の製造まで手掛ける工場を営んでいます。
弊社がある御所(ごせ)市は、 奈良県の西南部に位置し履物産業が地場産業に指定されているほど盛んでしたが、今では高齢化が進み稼働している工場も現在では十数軒ほどになっています。
子供の頃、工場が遊び場であった私としてはこの現状を悲しく思いますが、履物産業を絶やさないよう心掛け、今もヘップサンダル作りを続けています。
私の工場の企業理念は「足の裏に笑顔を」
そう「お客様に笑顔をそして作り手にも笑顔を」を実現させることが私の思いです。
お客様に笑顔をとは、足裏にこだわったモノづくりにこだわった先代から受け継いだ私のルーツ。
履き心地の良いサンダルを履くと歩くのが楽しくなってきます。そして自然に笑顔がこぼれる。そんなサンダルを作ることでお客様に笑顔を届けたという思いを込めています。
そして作り手にも笑顔をとは、多くのお客様に喜んでいただくことで作り手は幸せを感じます。
自分が関わった商品を履いている人を街で見かけた時には「あのヘップサンダル履いてる人見かけたよ。」とうれしそうな声で連絡がきます。
作り手の本心がそこにあります。
もっともっとたくさんの方に履いていただいて、作り手に笑顔になって欲しい。作ることに誇りを持っていただきたい。将来作り手を目指す人たちが憧れる仕事になるようにとの思いを込めています。
そして、このプロジェクトをきっかけとして田舎工場の認知度を上げることも実現させたい思っています。
■よくあるご質問
Q:サイズはどのように選べば良いですか?
A . 通常お履きの靴サイズをお勧めしております。少し小さいと感じた場合でも皮革が柔らかく数回の着用で馴染んでくることを想定しています。
Q . 商品はどのように届きますか?
A .ご支援いただいた方のご住所に、クロネコヤマト便にてお届けいたします。尚、皮革GOODSにつきましては郵送にてお届けいたします。
Q:サイズが合わなかった場合のサイズ交換は可能ですか?
A:商品到着後、すぐに室内でご試着いただきサイズをご確認ください。サイズが合わなった場合は1回まで交換の対応を致します。まずは商品ご到着より4日以内にご連絡をお願い致します。尚、ご注文と同じカラーの別サイズへと交換させて頂きます。また着用による汚れなどが無い商品に限らせていただきますので、必ず室内でのサイズ確認をお願いします。
尚、完全受注生産品のためサイズ交換品につきましてはご連絡を頂いてからお作りしますので、更に1か月程お時間を頂戴する場合がございます。
交換方法は大変お手数ですが、以下メールアドレス宛にご希望の交換サイズをご連絡の上、下記発送先までご発送ください。
e-mail : info@marusanfootwear.com
件名に「キャンプファイヤーサイズ交換分」とご記入ください。
【発送先】
〒639-2301 奈良県御所市元町85-1
株式会社マルサンフットウエアー 宛
Tel:0745-65-2105
※品名に「キャンプファイヤーサイズ交換分」とご記入ください。
※元払いにて発送をお願い致します。
Q . 商品に不備があった場合はどうしたらよいですか?
A . 商品管理には万全を期していますが、万が一商品に欠陥等があった場合は、商品到着より4日以内にご連絡ください。修理または交換をさせていただきます。尚、その場合にかかる送料は弊社負担とさせていただきます。ただし、完全受注生産品のため使用後の返品・交換は致しかねます。また、完全受注生産品のため交換につきましては申し訳ございませんがご連絡を頂いてからお作りしますので、1か月程お時間を頂戴する場合がございますのであらかじめご了承ください。商品がお手元に届きましたらすぐのご確認をお願い致します。
■リスク&チャレンジ
※天然皮革を使用しているため、動物本来の自然傷、ムラ、血筋痕などが見られる場合がございます。また、エイジング(経年変化)が特徴です。
※天然皮革の特質上、1点1点表情が微妙に異なります。世界に一つの個性としてお楽しみいただけると幸いです。
※表記サイズ、重量には多少の個体差があります。
※画像と実際とでは多少色具合が異なる場合がございます。また、革は裁断位置やロットによっても色具合が異なる場合がございます。
※開発中の工程において、デザイン・仕様が一部変更になる可能性もございます。
※プロジェクトの記載内容に変更がある場合は、できるだけ早く活動報告などで共有を行なっていく予定です。
※本文中に記載させていただいたスケジュールはあくまでプロジェクト公開時点の予定です。ご支援状況、使用材料の供給状況、製造工程上の都合等により、配送遅延のおそれがあります。
※原則として、配送遅延に伴うキャンセルは出来ませんが、リターン配送予定月から3か月を超えた場合には、希望者に限りキャンセルにて対応させていただきます。
■最後に。
『足の裏に笑顔を』
お客様が笑顔になる履物を作るためのチャレンジを私は誇りに思っています。
今までは直接お客様に接することがなく、裏方が「かっこいい」と思っていた自分が、今年に入り直接お客様と接する機会に恵まれました。「作り手の方にお会いできて安心しました。」
この言葉を聞いた時、もっと知ってもらいたい。もっと安心していただきたい。との思いが強くなった。その気持ちを大切にしたい。
お客様に笑顔を届けることが、作り手にも笑顔を届けることになるんだということを現実のものにするために、このプロジェクトに挑戦します。
このプロジェクトに走り出す勇気をくれた仲間もいます。
新ブランドは今回のプロジェクトがスタートです。
奈良の田舎工場三代目の挑戦が始まります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ぜひ、私たち作り手の夢の共演者になっていください。よろしくお願い申し上げます。
最新の活動報告
もっと見る本日発送いたしました。
2023/02/20 18:36こんばんは。マルサンフットウエアーの西邨です。ご支援いただいたリターン品の発送手続きが完了いたしましたので、ご報告させていただきます。 お問い合わせ番号につきませては別途ご連絡さていただきますのよろしくお願いいたします。リターン品がお手元に届くまで今しばらくお待ちくださいませ。これからもご満足頂ける商品を開発出来るよう頑張って参りますので、今後とも応援どうぞよろしくお願いいたします。令和5年2月20日株式会社マルサンフットウエアー西邨安雄 もっと見る
進捗状況
2023/01/28 09:04現在の進捗状況を報告させていただきます。アッパー、本底用の牛革とインソール用の鹿革が先週届きましたのでさっそく裁断作業を開始いたしました。そして今週、加工に出していた鹿革インソールのブランドロゴが出来上がってきましたので、アッパー裏材の裁断にも取り掛かり完成しました。(画像参照)今後はアッパー、インソールの内職作業に入ります。その後、縫製と吊込作業と進み、靴底が入荷次第、底付作業となります。ご満足頂ける商品をお届け出来るよう頑張って参りますので、今後とも応援どうぞよろしくお願いいたします。令和5年1月28日株式会社マルサンフットウエアー西邨安雄 もっと見る
【お礼】
2022/12/27 10:09昨日12月26日で今回の挑戦は終了しました。目標金額:300,000円 のところ支援金額:451,000円(達成率150%超)支援者 :31名あらためて皆様、本当にありがとうございました。今回でCAMPFIRTEプロジェクトは2回目(他社含めると3回目)とはいえまだまだ分からないことばかりで準備不足は分かってましたので、毎日がすごく不安で始まる前は支援者なかったらどうしようと実はビビってました。目標金額の50%を達成まで約2週間、そこからの伸びは少しずつで、本当に達成できるのか不安な日々を過ごしていました。そして12月23日13:12 にその日がきました。ついに目標金額を達成することができました。そしてひそかに次なる目標として支援金額400,000円をと思っていたところ、なんと2日後の25日に達成することができました。ほんと感謝しかありません。昔ながらの建物と新しい文化が混ざり合う御所市で生まれ育ち。奈良県の地場産業にも指定されている奈良県御所市一帯では、かつて数多くの履物工場が立ち並び、ミシンの音がどこからか毎日聞こえてくる地域でした。時代を経て、そんな奈良県御所市のサンダル産業業界全体が今、元気がありません。かつて日常の中に当たり前のように溶け込んでいたサンダルの風景をふたたび取り戻し、海外産のサンダルが多く溢れる今だからこそ、品質の高い日本製を直接お客様にお届けし、体験していただきたい。そのためにも奈良県御所市産へのこだわり 、地元のこと田舎工場のことをより多くの方に知っていただきたいとの思いを込め、クラウドファンディングに挑戦しました。目標を達成したことは大きな自信にも繋がりました。とはいえまだまだこれからも不安やピンチは続きます。これからも引き続き応援していただけますと幸いです。あらためて皆様、今回は本当にありがとうございました。令和4年12月27日株式会社マルサンフットウエアー西邨安雄 もっと見る
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