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大正時代建造の石蔵古材に草花で描くアートプロジェクト"GRASSITI"

 100年前の大正時代。北海道三笠市で建てられ、当時の面影を残す歴史的価値の高い石蔵。今秋、その石蔵が内装工事を行う事になり、剥がして廃棄する予定の室内に張られた100年前の古材をキャンバスに、札幌在住のアーティスト前田麦氏が草花を使って描くアートプロジェクト、それが“GRASSITI"です。

現在の支援総額

309,000

103%

目標金額は300,000円

支援者数

27

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/08/05に募集を開始し、 27人の支援により 309,000円の資金を集め、 2022/09/30に募集を終了しました

大正時代建造の石蔵古材に草花で描くアートプロジェクト"GRASSITI"

現在の支援総額

309,000

103%達成

終了

目標金額300,000

支援者数27

このプロジェクトは、2022/08/05に募集を開始し、 27人の支援により 309,000円の資金を集め、 2022/09/30に募集を終了しました

 100年前の大正時代。北海道三笠市で建てられ、当時の面影を残す歴史的価値の高い石蔵。今秋、その石蔵が内装工事を行う事になり、剥がして廃棄する予定の室内に張られた100年前の古材をキャンバスに、札幌在住のアーティスト前田麦氏が草花を使って描くアートプロジェクト、それが“GRASSITI"です。

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自己紹介

 はじめまして、こんにちは。アートプロジェクト"GRASSITI"発起人の軽部と申します。東京で働いていましたが、生まれ故郷である北海道にUターン移住し、現在は北海道の中心部である道央の三笠市で収穫される、優れた農産物を使った特産品を開発して販売するヴェイン合同会社を運営しています。

今回挑戦する事

 北海道三笠市で100年前の大正時代に建造された石蔵。その石蔵の内部に札幌在住のアーティスト前田麦氏がオリジナルのアートをペインティングし販売します。それがアートプロジェクト"GRASSITI"(グラスィティ) です。


左)前田  右)軽部

 前田麦氏が石蔵内部の壁(=100年前の古材)をキャンバスに見立てて、石蔵が建つ三笠の瑞々しい草花を使ったオリジナルの大きなアートピース「GLASSITI」 を描きます。

そのアートピースを細かく分割して、クラウドファンディングにて支援してくださる方にリターンとしてご提供します。100年の歴史そのものに前田氏が描くアート。それがお手元に届く二度とない(出来ない)企画です。


大正時代に建てられた貴重で歴史的価値の高い石蔵

 この石蔵は北海道札幌市から車で約1時間の南空知地方に位置する三笠市幾春別にあります。

google map

 大正時代、三笠市で石炭の採掘が盛んだった頃、雑貨を販売する商店の倉庫として石蔵は建てられました。石材は札幌市の石山地区で採掘された札幌軟石を使ったもので、その札幌軟石を使った大正時代より前の建造物は札幌市内でも数棟しか残っておらず、(北海道でも有数の豪雪地帯である三笠市で崩れずに綺麗に残っているのは) 非常に貴重で歴史的価値の高いものと言えます。
 また、札幌軟石のテクスチャーとそれを覆う蔦が、個性的で独特な雰囲気を放っているのも魅力です。


 街を焼いた昭和22年の街を焼いた大火でもこの石蔵は焼失を免れ、石炭の採掘が終わり商店がなくなった後も、持ち主が代々大切に管理してきました。


【昭和10年代石蔵近辺の幾春別(画像:三笠市立博物館所有)】

  大正時代に建てられて、昭和、平成を経て令和となった今、後世に残し歴史を繋げていく為、現在は倉庫としてひっそり佇むこの石蔵を、2022年秋に地域の特産品の製造及び販売をするお店として修復し再生させようと考えています。

 この石蔵の存在をアピールする何か良い手段はないかと考えて思いついたのが、 お店として修繕再生する工事を実施する際、大量に廃棄することになる予定だった石蔵内に張り付けられている板=100年前の古材のアップサイクルです。

「そのまま捨てるのは忍びない、(どうせ剥がすなら)この雰囲気が抜群に良い100年前の古材に大きなウォールアートを描き、それを細かく切ってクラウドファンディングで販売する」というアイディアでした。

 そこで旧知の間柄であった、札幌在住のアーティスト前田麦氏に声を掛け、共同で今回のアートプロジェクト"GRASSITI" を立ち上げました。

前田麦氏プロフィール:

イラストレーションをベースとして、平面、立体を問わず様々なアプローチで作品を製作。近年では、

リボンを使ったアート「Ribbonesia(リボネシア)

スタンプコラージュ 「STAMP BY ME(スタンプ・バイ・ミー)」

無機質なピクセル画にカーブを与えることで生命感を宿らせる「Pucker & Bloat」などを発表。

baku maeda instagram

baku maeda twitter

<主な個展>

2021 CORN HUSK DOLL TALISMAN @nostosbooks / 東京

2019 STAMP BY ME @PLACE / 東京

2017 RIBBONESIA MURMUR展 @クラークギャラリー/ 札幌

2017 RIBBONESIA MURMUR展 @PLACE / 東京

2016 自由研究展 @space SYMBIOSIS/ 札幌

2016 PARTY ANIMAL展 @PLACE / 東京

2021 SERENDIPITY展 @hpgrp GALLERY / 東京

<グループ展>

2020 RIBBONESIA ”The Wunder Plants” Collaboration with TERRA @CIBONE CASE / 東京

2018 RIBBONESIA 「PARCO 京都展」 @PARCO MUSEUM IKEBUKURO/ 東京

2018 BEING GREEN , BEING WHITE展 @space SYMBIOSIS/ 札幌

2018 BEING GREEN , BEING WHITE展 @金津創作の森/ 福井

<以下、前田氏のコメント>

 軽部さんから、「三笠の100年前の石蔵の壁面に絵を描いてみない?」と相談されたのが半年近く前、これだけ大きな壁に絵を描く機会もないので、やってみることにしました。

アートプロジェクト"GRASSITI"とは

「GLASSITI」 の由来・・・GLASS(草) +GRAFFITI(落書き)という意味で生み出した造語です。

石蔵の壁面に蔦が生えていたことをヒントに、前々から試そうと思っていた植物とスプレーを使ったアートGLASSITI”を内部に張巡らされた古材の壁(縦2.5メートル×横5メートル)に 描きました

 古くからある感光紙を使った技術、青焼きやフォトグラムさながら、スプレーの噴出を太陽光に見立て、逆ステンシルとも言える方法で、その影を壁面に写し取り、蔵の中に生茂る森を描き出してみました。

使わせていただいた植物は、三笠に自生するニセアカシヤやルピナス、ヨモギといった道端に生えている雑草

その季節、その場所にしか生えていない植物を使いその場で構成を行う、その即興性は「GRAFFITI」と共通する部分もあります。

数十色のスプレーと数十種類の植物が織りなす絵を是非お楽しみください。


「GLASSITI」制作の様子




石壁からの剥離と切り分け作業


リターン品について

 大きな1枚のアート作品(縦2.5メートル×横5メートル)として描いた"GRASSITI"を細かく切り分けて販売します。100年前の古材にスプレー缶で塗料を吹き付けた作品は同じものがなく正真正銘、全てが一点物です。ひとつひとつ表情が違う作品をお楽しみください。

・大きな1つの作品(縦2.5メートル×横5メートル) を66ピースに切り出し、リターン品として出品します。

・"GRASSITI"は66点すべてを1点毎に出品しています。各リターンの拡大画像もぜひご覧ください。

・大きな1つの作品=100万円とし、消費税+送料+梱包費=30万円、合計130万円を66ピースに振り分けています。
 ※66ピースの価格を合計すると130万円になります。

・一枚ごとにナンバリングと前田麦氏のサインが入ります。

・全てのリターン品にA5サイズの大きな1つの作品を印刷したポスターが付きます。 

リターン品の一例

一点一点全て表情が異なります。お気に入りの一枚を見つけてみてください。

一点のみでディスプレイしていただくのはもちろん、複数のピースを並べて飾っていただいても。


実際に“GLASSITI"をご覧になりたい方に

渋谷PARCO内「BOOSTER STUDIO by CAMPFIRE」にて、8月いっぱい(期間延長の可能性有)“GLASSITI" を展示致します。

また、札幌PARCO1階正面入口前にて、8月28日(日)午前11時より午後4時(予定)限定で、“GLASSITI" を展示致します。※札幌PARCO用に描いたスペシャルver.です。

最後に

 ご支援して頂いたお金は、この石蔵を修復保全し新たな役割を与えて後世に残す為、北海道三笠市の特産品を製造販売するお店の工事費用の一部として大切に使わせていただきます。※特産品のお店の開業は2022年秋から冬を予定しています。ご支援の程、宜しくお願い申し上げます。

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