はじめまして、千葉経済大学まちづくり特別ゼミです！
令和３度のまちづくり特別ゼミは7人で活動しています

　私たちまちづくり特別ゼミは、ゼミ活動の中で地元商店街の活性化という公益の実現を目指して活動してきました。今回のプロジェクトを通して、多くの学校が集積する西千葉のシビックプライド（まちに愛着を持ち、関わるという気持ち）を高められるような明るく良い地域を作っていきたいと考えています！

私たちのまち　西千葉のご紹介

西千葉駅
　私たち千葉経済大学の最寄りの駅であるJR西千葉駅は、千葉駅から各駅停車で東京寄りの１駅隣にあります。正式には西千葉という名前のまちはなく、学生や地域の方々が西千葉駅の周りを西千葉と呼んでいます。周辺１km圏内には、大学をはじめ小・中・高・専門学校などの教育機関が１０校以上集まっており、「文教のまち」とも呼ばれています。

各駅停車しかとまりませんが、多くの学生や通勤者の方々が利用し賑わっています

ゆりの木通り
　ゆりの木通りは、 西千葉駅から世界最長の懸垂型モノレール（ギネス認定）で有名な千葉都市モノレールの作草部駅まで直線距離で約１,２００mも続いている長い通りであり、多くの通勤者・学生・市民が利用する大切な道です。私たち千葉経済大生をはじめ地元の学生・生徒たちは、地域通貨ピーナッツを用いて活動している「ピーナッツクラブ西千葉」といっしょに、通りに沿った植栽帯の環境美化活動（グリーンパーティー）や、通りに面した公園でのフリーマーケット（第三土曜市）などを行っています。

左側が稲毛区、右側が中央区で、ちょうど両方の境目になっています

ゆりの木通りに植えられている街路樹はユリノキだけではなく、台湾楓（たいわんふう）という木もあります
ピーナッツクラブ西千葉
　このゆりの木通りには、昔から続いている商店街があります。商店街の方々をはじめ、地域通貨「ピーナッツ」という地域限定の通貨を運営して、ゆりの木通りの活性化と西千葉のまちづくりのために活動している団体が「ピーナッツクラブ西千葉」です。私たちが通う千葉経済大学と「相互連携協定」を結んでおり、これまで様々な活動を一緒に行ってきました。
西千葉にかかわる様々な世代の方々が楽しく交流しています

これまでの活動

　千葉経済大学まちづくり特別ゼミは、何年も代変わりし続けて「ピーナッツクラブ西千葉」とゆりの木通りで様々な活動を行ってきました。

１．西千葉「第三土曜市」
　ゆりの木通りの広場で毎月第三土曜日に「西千葉第三土曜市」というまちのホームパーティーのようなイベントを開催しており、地域の店舗や多くの住民の方々が出店しています。イベントには高校生も運営に携わっており、現在の開催回数は１６８回を迎えます。２０００年から２０年以上の長い歴史を刻み、子どもやお年寄りの方まで世代関係なく交流しています。私たちは、事前にチラシのポスティングや開催当日のテントの設置や机、パイプ椅子の設置を行い、会場準備をします。

　多くの人たちが集まり、賑わっている様子を見ると、自分たちも楽しい気分になります。

２．グリーンパーティー
　ゆりの木通りに沿った植栽帯の環境美化活動「グリーンパーティ―」に力を注いでいます。活動は春～夏の雑草抜きをはじめ、春・秋には新しい花々を植える、秋には落ち葉掃きなどと四季を通じて休むことはありません。１つ１つ手作業で行い、歩行者の皆さんが楽しんでもらえるように咲いてほしいと願いながら花を植えています。

３．ようこそ西千葉プロジェクト
　千葉経済大学附属高等学校の書道部と一緒に、新入生を迎えるためののぼり旗を作成しました。西千葉周辺には１０校以上の学校が集まっているため、毎年数千人以上の新入生が学校生活をスタートさせます。「これからよろしく、ようこそ西千葉へ」とお祝いの意味を込めて製作しました。千葉経済大学の入学式には、経済大で学ぶ上級生たちがこの旗の隣に立って新入生の方々に「おめでとうございます」と声をかけます。西千葉というまちを好きになってもらいたい…という想いも込めています。

４．イルミネーション設置
　千葉市の地域活性化支援事業の一環で、毎年冬季に街路樹１本１本丁寧に取り付けを行っています。すべて手作業なので、約３００ｍの街路樹に延べ１２時間ほどかけて設置しました。時間はかかってしまいますが、温かくライトアップされたまちを見たときには「やってよかった」というやりがを感じます。

「人」と「自然」にやさしいまちへ

　このゆりの木通りは片側には商店街、もう片側は木々に覆われて花が咲き、緑が溢れる通りです。これまで設置してきたイルミネーションは電気を一切使っておらず、太陽光（ソーラー）のみでライトアップをしています。ゆりの木通りを活性化するのも大切ですが、人も自然も大事にできるやさしいまちになってほしいと私たちは思っています。SDGｓの観点です。

今までできなかったゆりの木通り全体をライトアップしたい！

　今まで毎年冬にイルミネーションの設置を行い、光がある通りを作ってきました。しかし費用の関係上約１,２００ｍもあるゆりの木通りの中でも、２５％の３００mしかライトアップできず、また千葉市稲毛区の補助事業支援金のため、稲毛区側の片側のみ、なおかつ冬季限定という心残りがある状況でした。
　このクラウドファンディングでゆりの木通りすべてのライトアップと永続的な設置化を実現し、このお世話になっているまちに感謝を届けたい、この思いを地域に広めたいと思います。仕事を終えて駅を降り家路に着く方々や、勉強やクラブ活動を終えて駅に向かう学生・生徒たちの１日の疲れを癒したいという願いを掲げてクラウドファンディングに挑戦します！

西千葉ってどんなまち？

　ピーナッツクラブ西千葉の活動でいつも協力しあい、さらに、学生である私たちのことを応援してくださっている地元西千葉のお店の方々にインタビューすることができたのでご紹介します！

●長崎ちゃんぽん「ぎやまん亭」　石川さんご夫婦

まちづくりゼミ（学生）についてどう思いますか？
　このまま学生らしく賑やかにやってほしいと思います。作業を頼むと、苦戦しながらも、一生懸命やっている姿を見るとありがたく思いますよ。プロではないので完璧にできないことは知っています。だから学生として頑張ってほしい。ゆりの木通りのことについて聞かれたときに、学生が色々頑張っていたことを話せるので、このまま頑張ってほしいと思ってます。

このプロジェクトを通して、どうなって欲しいですか？
　イルミネーションを見て、とにかく色んな人に楽しんで欲しいです。 「このまちを見ていって」と言えるように…。ゆりの木通りは片側商店街、もう片側は木々に覆われているので、何もないと通りが暗くなってしまうんですよ。通りが暗いと、犯罪や怖い印象がどうしても思い浮かんでしまいます。何かが起こってからでは遅い。このプロジェクトの明かりで、自分たちのまちを守り安全・安心にしたい。まちをきれいにするために、私たち商店街の店主もさらに頑張っていきます。

●ピーナッツクラブ西千葉プロジェクトリーダー 兼 美容室「MADOKA」代表　海保眞さん

まちづくりゼミ（学生）についてどう思いますか？
　若者らしくガンガン積極的に頑張って欲しいと思ってます。学生と市民が、日常的に一緒に協力するまちというのはあまりない。だから、学ぶ場として地域をどんどん使って欲しい。毎年学び、この地域で育っていくというストーリーが続いています。学生ならではのデザインや、学生たちが自ら考えて行動することで、失敗することはあっても学ぶこともたくさんあると思うのでぜひ色々挑戦、そぅ、いい意味で積極的に挑戦して、この厳しい時代だからこそ、それを活かす取り組みをして欲しい。４年間学びそして後輩たちへのバトンタッチができる機会を活かさないのは、もったいないったらありゃしない(笑)。自分たちで気づいて行動することで学ぶ大切さを身に付け、ステキな新社会人になって巣立ってください。

 このプロジェクトを通して、どうなって欲しいですか？
　このイルミネーションは仕事帰りの人に「戻ってきたな」と思ってもらえるように設置した地域のための一部だと考えています。ただ派手だけじゃなくて、この豊かな緑と調和するイルミネーションになって欲しい。自然があって学校も集まるといった学園都市はなかなかない。それをどうやって活かしていくのか？　環境にやさしい地域活性化という問題に、学生の皆さんといっしょに取り組みたいと思います。

●ピーナッツクラブ西千葉代表 兼 「珈琲専果ぱれっと」店主　木村保蔵さん
まちづくりゼミ（学生）についてどう思いますか？
　学生としてやれることはいっぱいあるからぜひ挑戦して欲しいな。ただもし何かするときは１人だけで背負わずに人を頼って欲しい。１人では発展性がなく、人に伝えられないから頼れるときは頼って、一緒に協力する。そして卒業して後輩に引き継ぎしたら、終わりではなくぜひこのまちに関わり続けて欲しい。もちろん自分の生活の基盤は大切だけど、途切れてしまうのが心配なことだな。物事には何事も責任感が伴う。１度決めたことは最後までやり通してください。

 このプロジェクトを通して、どうなって欲しいですか？
　ライトアップをせっかくやるなら多くの人が見て賑わって欲しいですね。色々苦労してやるなら、ぜひ成功して欲しいと思ってます。千葉公園やTIPSTAR DOME CHIBAなど西千葉周辺が賑やかで綺麗になっているから、ゆりの木通りも一緒にライトアップで綺麗になるといいなと考えています。

なんと、かつて西千葉で音楽活動をしながら大学に通い、現在はシンガーソングライターとして全国を歌い回っている松尾貴臣さんから応援メッセージをいただきました！

　僕は長崎市で過ごした中学生の頃から曲を作り始め、いつの日か東京に行ってプロのミュージシャンになりたいと考えていました。親からの「国立大学に進学するのなら上京してもよい」という条件をクリアして進学したのが西千葉駅の目の前にある千葉大学でした。普通の学生生活と音楽活動で東京に通う日々を送っていたある日、「西千葉のアイドル祭り」という千葉の学生ミュージシャンのイベントを企画、ゆりの木商店街での協賛集めをきっかけに、地域の方たちと関わる様になりました。
　いきなり企画書片手に飛び込んで来たよく分からない学生を名乗るミュージシャンを、温かく受け入れてくれた事業主の皆さんに今でも感謝しています。この街には「よそ者、若者を受け入れる力」があると思います。千葉県でも随一の文教地区で、毎年多くの学生がやって来るというのがその要因なのかも知れません。夢を持つ若者を受け入れ、共に育む。気づけば自分がその一例となれたことを誇らしく思います。
　西千葉での様々な方々との交流を経て、僕は地元を盛り上げる「西千葉のアイドル」から、全国にハッピーを届ける「歌う坂本龍馬」へ変身しました。 普通のアーティスト活動に加えて、福祉施設への訪問コンサート「ホスピタルライブ」を、これまで約４,０００公演を行いました。また、現在まで１２枚のCDをリリースしましたが、その中には西千葉をテーマにした「西千葉、通り雨」や「ゆりのき」、「マイウェイバック」などが含まれています。　
　僕は１０代の頃、大好きな相田みつをさんの詩「その時の出逢いが人生を根底から変えることがある　よき出逢いを」という言葉に感動し、それ以来貪欲に出逢いを求め続けて来ました。 このプロジェクトに取り組む学生の皆さんにも、西千葉そして全国の様々な方々との良き出逢いがあるよう、応援しています！

資金の使い道・実施スケジュール

　ご支援金は、イルミネーションの新規機材の購入費用に充てたいと考えています。また今まで使用していたイルミネーション「一部」の交換にも活用させていただきます。実施スケジュールは、２０２２年２月末に飾り付け開始し、２０２２年３月中旬に点灯開始予定です。

リターンのご紹介

　商店街で利用できる返礼品をはじめ、西千葉に近い方もそうではない方もゆりの木通りと繋がれるような体験などがあります。

①サンクスレター
　私たちまちづくり特別ゼミと地域の方々の感謝の想いをお届けします。

②千葉経済大学附属高等学校の写真部がゆりの木通りを撮影したポストカード５枚セット
　千葉経済大学附属高等学校の写真部がゆりの木通りのイルミネーション、西千葉を撮影したポストカードが５枚セットです。
※５枚の写真は固定です。

③千葉経済大学附属高等学校の写真部がゆりの木通りを撮影したポストカード５枚＋写真部が今まで撮影したポストカード５枚の計１０枚セット
　千葉経済大学附属高等学校の写真部がゆりの木通りのイルミネーション、西千葉を撮影したポストカードが５枚と写真部が今まで撮影してきた中で厳選したポストカード５枚の計１０枚セットです。
※１０枚の写真は固定です。
※ゆりの木通り5枚の写真は5枚セットと同じです。

④ゆりの木通りの商店街で使えるギフト券２００円×５枚（有効期限：2022年８月末まで）
　西千葉ゆりの木商店街の３つのお店で使える商品券　２００円×５枚セットです。
※新型コロナウイルスの影響でお店に行きづらいと思いますので有効期限を８月末までにしました。

⑤千葉経済大学を紹介するYouTube限定公開URL
　１９８８年開学の千葉経済大学を、私たちまちづくり特別ゼミが学生目線で紹介するスペシャル動画です。普段学生以外が入ることができない大学を動画にしてお届けします。
※支援者限定のYouTube限定公開URLをお送りします。

⑥松尾貴臣さんからスペシャルサンクスムービー
　西千葉にゆかりのある松尾貴臣さんによるスペシャルサンクスムービーです。ここでしか聞けないエピソード、そして西千葉をテーマにした曲をお届けします。ぜひお楽しみに。

⑦１０ぺア限定！　私たちまちづくりゼミがご紹介する千葉経済大学　学内紹介ツアー＆キャンパス内のエステリアで学食が食べられる特別リターン
　「大学ってどんな場所なんだろう？」とネットで調べただけではわからないこともあると思いますので、実際に千葉経済大学まで来ていただいて、私たちまちづくり特別ゼミがご案内します。千葉経済大学の施設や歴史を知っていただいた後、キャンパス内にある学生ホール「エステリア」でお食事をしてください！
※日時は４月１８日から５月末までの平日のみとなります。開始時間は１０：００を予定してます。授業時間でのツアーになります。ご了承ください。
※３月までにメールをお送りいたしますので、そこで日程調整の上、ツアーを行います。
※１口の支援でご参加いただけるのは、お二人様までとなります。
※学生ホールでのお食事は、学食「オアシス」のメニューからご自由にお選びいただけます。
※当日の学食の費用はリターンに含まれています。

これらの組み合わせで様々なリターンもご用意してますので、ご覧ください。

商品券が使えるお店はこちら

１．ぎやまん亭　　

　最初の店舗はインタビューにもご協力いただいたぎやまん亭です。長崎ちゃんぽんを自慢とするぎやまん亭は、昭和６１年に開店し今年で創業３６年を迎えます。昭和レトロを感じる店内では、長崎ちゃんぽんをはじめ味噌ちゃんぽんや海鮮ちゃんぽん（ピリ辛のちゃんたんめんもあります）、定食やラーメンなど様々なメニューをお楽しみいただけます。餃子も自慢の一品です。その中でも、南三陸町の復興支援のために始めた「たこワカメちゃんぽん」がおすすめです。

２．壁の穴

　次に紹介するのは、西千葉の地域活動でお世話になっているパスタ専門店　壁の穴西千葉店です。壁の穴はぎやまん亭の隣にあり、こちらは創業してから４０年以上の老舗。南欧風の落ち着いて温かい雰囲気のあるお店です。このお店で有名なのは何といっても和風パスタ。たらこパスタなどをおいしくいただけます。その他にも、ハーフたらこ×いかのゆりの木セットやイカスミの海の幸（トマトソース）などもあり、豊富なメニューの中からお好きな一品をお楽しみいただけます。

３．ぱれっと

　最後の店舗は、こちらもインタビューにご協力いただいた珈琲専果ぱれっとです。２０１９年秋にオープンした珈琲店で、明るいバルコニーにいるような空間に心地よさを感じます。こちらはブレンドコーヒーをはじめ月替わりコーヒーやカフェオレ、エスプレッソ、スムージーなどのたくさんのドリンクが飲めます。軽食は、たまごサラダサンドやピザトーストといったホットサンドイッチやトーストが食べられ、色々なフレーバーを楽しめるマフィンもこのお店自慢です。

松尾貴臣さんによる「スペシャルサンクスムービー」の紹介

　西千葉から全国へ羽ばたいたシンガーソングライターの松尾貴臣さんによる、スペシャルムービーをお届けします。「資本主義から感動主義へ」をスローガンに全国へ元気とハッピーを届ける松尾さんが学生時代から過ごす西千葉への想いとご支援いただいた皆様へのメッセージとともに、西千葉にゆかりのある曲を歌っていただきます！　超特別ムービーです。ぜひ、お楽しみください。

千葉経済大学の簡単なご紹介　YouTube＆対面ツアー

　千葉経済大学は１９８８年に開学して、最寄り駅の千葉都市モノレール作草部駅から徒歩１０分、JR西千葉駅から徒歩１５分の距離にあります。大学は「コードブルー」「花のち晴れ」「仮面ライダーフォーゼ」など数々の有名な作品の撮影場所にも利用されています 。学園の建学の精神は、「片手に論語　片手に算盤（そろばん）」という近代日本経済の育ての親といわれている渋沢栄一によって掲げられた言葉を基礎にしています。「ヒト」と「おカネ」どちらか一方を優先させずに、ともに成長させていくという意味が込められています。今回のツアーは、地域経済博物館、総合図書館をはじめ実際に授業で利用している１号館、２号館のご紹介となります（千葉県有形文化財のレンガ棟は老朽化の関係で中には入ることはできません）。普段大学の中は、関係者以外立ち入り禁止ですので、大学はどんな場所なのか実際の目で見てみたい方はぜひご参加ください！

最後に伝えたいこと

　ゆりの木通りは、学校と自然、地域が一緒に長い歴史を刻んできた私たちにとって大切な通りです。コロ禍の中で自由に活動することはなかなか容易ではありませんが、ゆりの木通り全体をライトアップすることで、１日の疲れや、このご時世の暗い雰囲気までも吹き飛ばすぐらいの勢いで明るくしたいと思います。西千葉に縁があったけどなかなか行く機会がなかった方や、このページを見て初めて知ったという方も、このプロジェクトでライトアップし明るくなった西千葉ゆりの木通りを見てほしいです。ぜひ応援してください！！！

＜募集方式について＞

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。