はじめに・ご挨拶
私共は、"Promusica Baroque Academy" 古楽オーケストラ『プロムジカ使節団』と申します。2020年12月にチェンバロ・通奏低音奏者の圓谷俊貴により創設されたアカデミックでプロフェッショナルな古楽団体です。
主要メンバーにヴァイオリン 池田梨枝子・迫間野百合・高岸卓人、チェロ 山本徹、オーボエ 荒井豪らを擁し、すでにオリジナル楽器奏者として国内外で活躍する若手奏者で構成されております。2021年9月16日に旗揚げ公演《文明開花》、10月28日にヘンデル《メサイア》公演の2回の主催公演を行い、いずれも好評を博しました。2022年以降も主催公演や合唱団演奏会の出演協力など、多くの演奏会に出演予定です。
これからの日本古楽界を牽引すべく『令和の黒船』をモットーに、最新の映像・録音テクノロジーと古楽を組み合わせる新たな切り口で国内外へ向けて熱量のある音楽を発信し、ファンの獲得を目指します。そして音楽を通じてサステイナブルな社会作りに貢献する演奏団体を目指します。どうぞ私共の今後の活動にご注目ください。ホームページ URL : Promusica Baroque Academy
演奏動画:《文明開花》夜公演より(C.P.E.バッハ : オーボエ協奏曲、J.S.バッハ : チェンバロ協奏曲他)
その他の動画、主要メンバーのプロフィールなども公式ホームページよりご覧いただけます!
Promusica Coninuo Youtube channel : Youtube
ホームページ URL : Promusica Baroque Academy
このプロジェクトのきっかけと、実現したいこと
45年間ヨーロッパで使われてきた名器のポジティフオルガン(マルク・ガルニエ氏製作)を日本で再び使用すべく、大規模な修繕を実現したいと思います。
「ヨーロッパで45年間使われていたポジティフオルガンを日本に持ってきました。この楽器をPromusica Baroque Academyに使ってもらい、たくさんの人にその響きを届けることができたら、これ以上に嬉しいことはない。」
世界屈指のオルガンビルダー(製作家)であるマルク・ガルニエ氏、その家業を継ぐご子息のマチュー氏の言葉は、この修復事業を私共『プロムジカ使節団』 が中心となり完遂したい、と駆り立てるには充分なものでした。
本物を創り、本物を知るお二人と私共の「歴史ある楽器を、このまま眠らせたくない」という共通の願いのもと、日本の皆様にもこの素晴らしいオルガンの響きを届け、次世代にこの素晴らしい響きを持った文化遺産を継承していきたいと考えております。
このオルガンの大きな特徴は、全て木管のパイプを使用していることにあります。一般的な金属パイプのオルガンとはまた異なる温もりのある響きを、皆様のご支援を得て多くの方々にお届けできることは、私共におきましてもこの上ない喜びです。修復後は、プロムジカ使節団主催の演奏会のみならず、出演協力する合唱団等の公演でも使用し、またレンタルをしていくことでこの楽器の魅力を広く皆様に知っていただきたいと思います。
オルガンは古楽オーケストラにとっても中心的存在、まさに『宿り木』ですし、素晴らしい楽器は時代を超えて継承され鳴り響くものです。当団体を中心に多くの演奏家がこのオルガンとともに素晴らしい音楽を奏で、次世代にこの貴重な文化遺産を継承していくことを願って止みません。
これまでの活動
2021年9月16日 旗揚げ公演《文明開花》
2021年10月28日 ヘンデル《メサイア》公演
資金の使い道
ご協力いただきました資金全額200万円を、全てオルガン修繕費用に充てさせていただきます。これほどの高額な修繕費用が必要なのは、以下の通り、オーバーホールレベルの大規模な修繕と、精密さを求められる作業の人件費、材料費、電子機材が修繕に必要とされているためです。
音を左右する部分である、パイプの木材の大部分の新品への交換
楽器外側の塗装部分の研磨、再塗装
楽器の心臓部分である、風をおこす電気回路部分の修繕(モーターの新品換装、及び最新のフイゴ機能を備えたフイゴ椅子を新たに製作)
部品の新調費によっては200万円の予算に収まらない可能性もあります。
リターンについて
ご協力をくださいました皆様へ、豊富なラインナップのリターンをご用意させていただきました。
お礼状をご提供
オリジナルステッカーをご提供
【非売品】クラウドファンディング限定 公演DVD 主要メンバーサイン入り をご提供
【非売品】主要メンバーサイン入り限定のプログラムをご提供
修復した「ポジティフオルガン」を演奏する権利をご提供
修繕したオルガンを用いてのスタジオ録音。その音源をご提供
アーティスト写真撮影のサービスをご提供
【鍵盤楽器レンタル】オルガン, チェンバロ 1日レンタルをご提供 (調律付き) ※ 関東近郊のみ
Music Video 制作をご提供 (4〜5分程度)
チェンバロ or オルガン コンチェルトのソリスト権利をご提供
協奏曲を弾く機会をご提供。映像制作付き、完成動画データ納品
【指揮する権利】プロのオーケストラの指揮を体験できる機会をご提供
オーケストラ奏者より ワンポイントアドバイス有。
映像制作付。編集してデータ納品
実施スケジュール
修繕作業はすでに始まっており4月30日までに作業の完了を予定しておりますが、新型コロナウィルスの影響で良い木材の調達がスムーズにいかない場合、作業の進行に大幅な遅れを生む恐れがあります。
主な演奏会予定:
修繕が完了したポジティフオルガンのお披露目演奏会をYouTubeライブ配信にてお届けさせていただきます。
2022年 6/30 (木) 20:00 - 21:00
YouTube リンク : https://youtu.be/3KHWY8mwErk
演奏・出演 : マチュー・ガルニエ, 圓谷 俊貴
※出演者は変更の可能性があります。
プロムジカ使節団 Promusica Baroque Academy にて使用予定の公演
2022年 10月 プロムジカ使節団 主催公演
12月 サントリーホール・ブルーローズにて依頼公演
2023年 1月 ロ短調ミサ公演(出演協力)
3月 ヨハネ受難曲公演(出演協力)
最後に
45年間ヨーロッパで使われてきたこのオルガンは大規模な修繕作業が必要な状態にありますが、それだけの年月を現役で居続けることは特筆に値すべきことであり、その歳月は楽器を唯一無二の存在へと躍進させる上で欠かせないものです。
もう少し身近な話題で考えてみましょう。
例えば、鍋の醍醐味といえばシメにあるといえます――その中でも使用する土鍋が味の要となってくるのがスッポン鍋です。特にS級と言われる土鍋は45年間もの間高熱に耐え抜くのですが、その過程で吸収したスッポンのエキスは如何ほどか…水とご飯を入れ、火にかけただけで極上の丸雑炊が出来上がることは想像に難くありません。歳月が「器」を完成させるのです。
この楽器にも45年という歳月をかけて様々なエキスが蓄積されています。ヨーロッパの空気、これまでの歳月でアンサンブルしてきたあらゆる楽器の音、奏者たちの想い…それらはこの楽器を唯一無二の存在に昇華させるものです。縁があり日本へ着したこの楽器は、間違いなく次世代に受け継がれるべきものだと私共は確信しています。マルク、マチュー両氏の想い、そして、この唯一無二の輝かしい響きを継承し、次世代に残る素晴らしい遺産となるよう努力して参りたい所存です。
我々の活動にご賛同をいただけますと幸いです。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
最新の活動報告
もっと見る【御礼】たくさんのご支援をどうもありがとうございました!!
2022/06/14 23:08本プロジェクトは計 1,050,500円支援者 67名の方からご支援をいただきました。弊社を代表して、心より御礼申し上げます。リターンの履行につきまして、早急に対応させていただきます。引き続きよろしくお願いいたします。Promusica Continuo Co., Ltd.Promusica Baroque Academy圓谷 俊貴 もっと見る
【祝】100万円突破!! 最終日です。
2022/06/10 11:16おかげさまで現在までに1,013,000円、目標額の約50%のご支援をいただきました。どうもありがとうございます。本日が最終日となります。引き続き、あたたかいご支援ご声援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます! もっと見る
文明開花 Vol.2
2022/06/01 20:59弊社主催、「文明開花 Vol.2」公演の情報が解禁となりました!公演のチケットも、新たにリターンに(お得な価格で!)設定させていただいております。皆様のご来場をお待ちしております! 直接チケットを購入される方は下記、SHOWCASEのリンクよりご予約下さい。https://www.t-showcase.com/items/60603769 もっと見る
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