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過労死家族が労災補償を受けられるためのサポートをしたい!

過労死・過労自死の被害が増え続けています。一方で、明らかになっている事件も氷山の一角に過ぎず、労災制度を利用できた遺族は1割にも満たないと考えられます。そこで私たちは啓発活動を拡充し、制度利用や権利行使の支援、心理的なフォローを通じて、過労死遺族をサポートします。

現在の支援総額

71,000

7%

目標金額は1,000,000円

支援者数

8

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/11/26に募集を開始し、 8人の支援により 71,000円の資金を集め、 2021/12/26に募集を終了しました

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現在の支援総額

71,000

7%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数8

このプロジェクトは、2021/11/26に募集を開始し、 8人の支援により 71,000円の資金を集め、 2021/12/26に募集を終了しました

過労死・過労自死の被害が増え続けています。一方で、明らかになっている事件も氷山の一角に過ぎず、労災制度を利用できた遺族は1割にも満たないと考えられます。そこで私たちは啓発活動を拡充し、制度利用や権利行使の支援、心理的なフォローを通じて、過労死遺族をサポートします。

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■イベントの内容:自分の家族や、通っていた中学や高校の先生の働き方を見て、「いつ家に帰るのだろうか」「いつか身体を壊してしまうのではないか」と心配になったことはないでしょうか。 日本は、世界有数の「長時間労働大国」です。国の統計によると、30〜40代男性の約10%が、過労死ラインを超えて働いています。中学教員に至っては、36%が過労死ラインを超過しています。当たり前のようにはびこる、命を脅かすほどの長時間労働。そうした中で、実際に過労によって命を落とす、あるいは自死を選択してしまう人も後を絶ちません。 最近では、2021年に、福岡市の小学校教員の40歳男性が、病休や産休した教員の担任も代行し、月100時間の残業が続いた末、ある日自宅でシャワーを浴びている時に突然心臓病を発症し、そのまま亡くなりました。2人の幼い子供を残しての突然の死でした。市を訴えた妻は「夫は亡くなる直前、顔色が悪くとてもきつそうにしていました」「目の前の子どもたちや職員のみなさんに迷惑がかかると考え、結果的に自分の心や体を犠牲にせざるを得ない状況に追い込まれていました」と、教員の過重労働の実態を訴えています。 また、2022年には、医師として甲南医療センターに勤務していた高島晨伍さんが100連勤・200時間以上の時間外労働の末、精神疾患を発症し26歳の若さで自殺へと追い込まれました。前年に同じ病院の若手医師ら5人が過重労働を訴えていたにもかかわらず、病院側は「半分は勉強やん、自分を鍛えるための」とあしらい、改善を拒んだ末に起こった事件でした。残された遺族は「『優しい医師になりたい』と照れた晨伍の笑顔が忘れられません」「センターにとっては医師の代わりはいくらでもいるのでしょうが、家族にとっては泣いて笑って大切に育てた、かけがえのない宝物なのです」と胸の内を訴えました。 労働者の命を奪い、遺族から唯一無二の大切な家族を奪う過労死・過労自死は、国が認定しているだけで毎年150〜200件起こっています。なぜ、日本社会ではこれほど過酷で、時に命すら落とすような異常な働き方が蔓延しているのでしょうか?このイベントでは『ブラック企業』の著者であり、過労死問題の最前線で遺族支援や社会発信に取り組んでいる今野晴貴・POSSE代表を講師に、命を奪う長時間労働が日本で「当たり前」になってしまっている背景、国の「過労死等防止対策推進法」や「働き方改革」が推進されてもなお過重労働がなくならないのはなぜかを解説します。また、イベント後半では、家事労働者として6日間、24時間休みなく働いた末に亡くなった女性の労災認定を求めて裁判を起こしている遺族の方に発言をしていただきます。 なぜ長時間労働や過労死は無くならないのか知りたい、日本の「異常」な働き方を変えたい、という方のご参加をお待ちしています。■こんな人におすすめ・日本社会の労働問題の現状を知りたい・労働・貧困問題に取り組む力を身につけたい・社会問題の解決に向けたNPOの活動に関心がある■日程:6月16日(日曜日)14時30分から16時30分 開場:14時■スケジュール14時   開場14時30分 開演・今野代表講演15時30分 遺族発言15時50分 質疑応答16時10分 POSSEの活動紹介・ボランティア紹介16時30分 終了■開催場所:北沢タウンホール3階 ミーティングルーム〒155-8666 東京都世田谷区北沢2-8-18小田急線下北沢駅東口 徒歩5分京王井の頭線下北沢駅京王中央口 徒歩5分■講演者プロフィール今野晴貴NPO法人POSSE代表理事NPO法人POSSE代表。年間5000件以上の労働・生活相談に関わり、労働・福祉政策について研究・提言している。近著に『賃労働の系譜学 フォーディズムからデジタル封建制へ』(青土社)。その他に『ストライキ2.0』(集英社新書)、『ブラック企業』(文春新書)、『ブラックバイト』(岩波新書)、『生活保護』(ちくま新書)など多数。流行語大賞トップ10(「ブラック企業」)、大佛次郎論壇賞、日本労働社会学会奨励賞などを受賞。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。専門社会調査士。X(旧Twitter)アカウント:@konno_haruki■NPO法人POSSEとは? POSSEは、若者の労働・貧困問題が深刻化していた2006年に当時大学生だった今野晴貴らによって結成され、これまで数多くの問題に取り組んできた。現場の労働相談から「ブラック企業」を社会問題化し2013年には「流行語大賞」と「大佛次郎論壇賞」を受賞した。また、宮城県仙台市にて被災地支援をおこない厚生労働大臣から感謝状を受領した。近年では、コロナ禍で困窮する女性や外国人の問題にも積極的に取り組み2021年に「第8回エクセレントNPO大賞」を受賞した。www.npoposse.jpボランティアも募集しています!POSSEでのボランティアに関心がある方は下記よりお問い合わせください。https://possevolunteer.tumblr.com/