皆さんこんにちは!
周南映画祭実行委員会委員長の、マニィ大橋こと、大橋広宣です!
現在、映画コメンテーターとして山口県のテレビ局で映画の紹介や解説をしています!
「映画っていいですよね」
最近はスマホやタブレットで映画をご覧になる方も増えています。それも素晴らしいことですが、僕は、映画の魅力って、スクリーンに映し出される異世界を、不特定多数のみんなで一緒に観て、ハラハラドキドキしたり笑ったり、泣いたりして、そんな感動を共有することにあると思っています。
友だちや家族、恋人、時には知らない人たちみんなが、同じ映画を観て、それぞれが違う感想を持って、その感想を熱く語り合うのもいいですよね。
そう、映画って、実は人と人を紡ぎ、気持ちを豊かにさせてくれるばかりか、明日も頑張ろう!とか、あの主人公のように僕も頑張って生きよう!なんて思わせてくれる、人生にとって、とてもとても大切なものなのです!
僕たち周南映画祭実行委員会は、そんな「映画」への想いを、山口県周南市から全国、世界に届けるとともに、この地域を元気にしたい、そしてその元気を全国や世界に発信したい、と周南「絆」映画祭の開催を企画し、今年で11回目を迎えました。
僕たちは全員が純粋な気持ちで映画祭の運営を行なっています。そこにはよこしまな気持ちは一切ありません。
あるのは―――「映画が好き」ということと、映画で人と人を紡ぎたい、映画で街を元気にしたい、という気持ちだけです!
幸いにも、毎回、映画祭にお越し頂くゲストの皆さんには「温かい映画祭」という評価を頂いています。
しかし、毎年、運営費はチケットの売り上げと協賛金、そして前年の繰越金のみで運営している厳しい状況があるのも事実です。
今回は文化庁からの補助事業「ARTS for the future!」(コロナ禍を乗り越えるための文化芸術活動の充実支援事業)を受けて開催しますが、来年以降のことや補助対象外の関係費のことを思うと、さらなる資金が必要となります。
そんな私たちの熱い想いを皆さんに御理解頂きたく、前回に続いてクラウドファンディングに挑戦することとなりました。
是非、ご協力を頂けますと幸いです!
「地域から映画の灯を消したくない!」
かつて、旧徳山市、周南市には5つも映画館がありましたが、次々と閉館し、近隣の市にシネコンができ、1館のみが営業を継続していました。
「徳山から映画の灯を消すな!」という思いから、休館中の映画館で上映活動をしていた映画の上映団体や映画好きの仲間たちが集まり、「映画祭をやろう!」と盛り上がって始めたのがこの映画祭を始めたきっかけです。
周南「絆」映画祭のタイトルですが、真ん中に「絆」が入っています。当初は周南映画祭「絆」だったのですが、第2回から周南「絆」映画祭になりました。これは、映画によって人と人との間に「絆」を産んでいきたい、という意義を込めています。
上映作品選びからゲストの交渉まで、素人ばかりで大変でしたが、第1回のゲストの佐々部清監督から「この映画祭は、誰一人お金儲けしてないのがいいね。10年継続してこそ本物だよ」とお言葉を頂き、「10回は続けよう」を合言葉に続けてきました。
そして回を重ねることができ、2019年には念願の第10回を開催できました。スタート時「10年継続して本物」と仰って頂いた佐々部監督にお越し頂き、クロージングイベントでの「締めのお言葉」をお願いしました。
実は僕らの映画祭では、その時その時のゲストの監督の方にオープニングでは「よーい、スタート!」、クロージングでは「はいカット!OK!」という撮影現場で監督が必ずされる「かけ声」をして頂くことを定番にしていました。
ですが、第10回のクロージングでは佐々部監督は「次の20回を目指し、今日が本当のスタートだよ」と仰って頂き、最後の締めの言葉を監督の「はい本番!よーい、スタート!」という力強い「かけ声」でフィナーレを迎えました。
…しかし、佐々部監督は翌年の3月、突然旅立たれました。そしてコロナ禍のため、第11回映画祭は延期となり、感染状況を考えると、中止・延期せざるを得なくなってしまったのです。
「多くの方々の想いが結実した映画祭」
この映画祭は始まった当初から山口県出身の俳優、故・松田優作さんの作品上映と顕彰にこだわり、これまでに映画脚本を募集する「松田優作賞」を2回実施しました。
優作さんゆかりの方々に審査をして頂き、第1回は足立紳さんの「百円の恋」、第2回は河村みはるさんの「春の約束」がグランプリに選ばれました。
「百円の恋」は武正晴監督によって安藤サクラさん主演で映画化され、作品の故郷でもある周南地区でも撮影があり、第39回日本アカデミー賞では最優秀主演女優賞と最優秀脚本賞を受賞するなど、国内外で数々の映画賞に輝きました。
「松田優作賞」という、とてつもない賞を実現できたのは、松田美由紀さん、黒澤満さんというお2人のお陰で実現できました。
松田優作さんは、俳優であると同時に、歌やCMなど、あらゆる「表現」にその存在を全身全霊で立ち向かう方でした。そして「映画」に関しては、その設計図である「脚本」にこだわり抜き、ご自身が脚本家の丸山昇一さんと組んで、「新しい可能性に満ちた脚本」を生み出すことに全身全霊を打ち込んでおられました。
その魂を受け継ぎたい、という想いで「松田優作賞」は設立を企画したのですが、私たちのような資金力もなく「愛」しかない小さな小さな映画祭にその権利と運営を許可してくださったのが、松田美由紀さんです。そして、美由紀さんが様々なトークイベントで仰られていますが、私たちの申し出を許可するかどうか迷われていた時に、「規模じゃないよ、人なんだよ。彼らに賭けてみようじゃないか」と説得されたのが、黒澤さんなのだそうです。
黒澤さんは常に私たちのことを気にかけ、映画祭にも「行きたいな」と仰って頂き、一度は飛行機の予約までしたのですが、体調のこともあって実現しませんでした。そして2018年11月に旅立たれました。
私たちはコロナで中止・延期という事態に見舞われました。今年、開催しても果たして経費に見合う収入があるのか、と葛藤もしてきました。ですが、佐々部監督、黒澤さんへの感謝を考えると、どうしても今年は開催したい!と強い決意で今回の開催を決断しました。
「皆様へのお願い」
周南「絆」映画祭は、運営費のほぼ全部をチケットの売り上げ、企業や団体の方々からご支援を頂く協賛金で運営してきました。今年については文化庁の補助金を主な資金として開催致しますが、今回の補助金の消費税分やお弁当などゲストの皆さんやスタッフの食費、来年以降の開催資金など、まだまだ厳しい状況にあるのが現実です。
これからも実行委員1人1人の情熱と愛で継続していく決意ですが、今後の運営を考えると、映画で街を元気にしたい!映画で人と人の絆を紡ぎたい!――という私たちの志に共鳴してくださる方に応援して頂ければ、という想いでいっぱいです。
前々回、前回のクラウドファンディングでは、全国の皆様から真心からのご支援を頂き、大変に助かりましたし「これで映画祭を続けて行くぞ!」という私たちの大きなモチベーションにもなりました。この場を借りまして、改めてご支援を頂きました皆様に御礼を言いたいと思います。
本当にありがとうございました。
そして、できれば、厚かましいお願いとは存じますが、今年も、映画を愛する全国の皆様のパワーと想いを頂きながら、この映画祭を開催したい、と考えています。
皆様から寄せられた志は、映画祭の運営費として活用させて頂き、次回の運営費のベースにも充当するなど、有効に使わせて頂くことをお約束致します。
これまでもクラウドファンディングにチャレンジしてみて、その可能性と実効性に感動しました。そして、私たちの想いに賛同してくださった多くの皆様のお気持ちと真心を絶対に無駄にせず、もっともっとたくさんの方に映画の感動を届けられる映画祭に成長していきたい、と強く思っています。
今回も、皆さんのお気持ちを頂ければ、その力を私たちの血肉として、記念すべき第10回の映画祭を大成功させ、その更に先へと踏み出して行く決意です。
「映画が好き」という、このシンプルにして熱々とした想いを御理解頂ければ幸いです。最後までおつきあい頂き、本当にありがとうございました。
周南映画祭実行委員会 委員長 大橋広宣
※リターン
●特製手ぬぐいコース
3,000円
【内容】
1)周南「絆」映画祭特製手ぬぐい
上記1点。
詳細はリターンを参照願います。
●映画祭1日券コース
5,000円
【内容】
1)映画祭1日券
2)映画祭特製手ぬぐい
上記2点。
詳細はリターンを参照願います。
●映画祭4日券コース
8,000円
【内容】
1)映画祭4日券
2)映画祭特製手ぬぐい
上記2点。
詳細はリターンを参照願います。
●「百円の恋」武正晴監督サイン入りDVD+手ぬぐい【5名様限定】コース
10,000円
【内容】
1)監督のサイン入り映画DVD
「百円の恋」(武正晴監督)
2)映画祭特製手ぬぐい
上記2点。
詳細はリターンを参照願います。
●「恋」長澤雅彦監督サイン入りDVD+手ぬぐい【5名様限定】
10,000円
【内容】
1)監督のサイン入り映画DVD
「恋」(長澤雅彦監督)
2)映画祭特製手ぬぐい
上記2点。
詳細はリターンを参照願います。
●サイン入りDVD(「恋」または「百円の恋」)+委員長セレクトDVD コース
50,000円
1)サイン入りDVD(「恋」または「百円の恋」)
2)委員長セレクトDVD 5枚
3)映画祭特製手ぬぐい
上記3点。
詳細はリターンを参照願います。
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