2022/02/17 13:42

私が思う【大里みかん】が美味しいと言われる秘密(個人の意見です)

地域ブランドとして県内外の消費者に愛された【大里みかん】
その秘密は、大里地域~隣町(湯之元地域)まで繋がる山に秘密があります。


①粘土質で程よい地下に硬い層
この硬い層があるために、自然と❝根域制限栽培❞に近い栽培ができている。
この根域制限栽培とは、根っこの分布域を制限する栽培法です。根っこは深くまで伸びず、横に広がります。そのため、水の調整で高糖度な果実を生産することが可能になります。

②団粒化した土
団粒化とは、土壌に含まれる粘土と有機物が、微生物が繁殖し活動する中で生産する糊のような物質で絡まり、土壌の粒子が徐々に大きくなり、大小の団粒ができるということです。
水はけ、保水力を高めてくれると共に、酸素も土の中に入りやすいので微生物が生存しやすい環境になります。
(この土にさせるため、長い年月と費用をかけて農家さんは苦労するのです。)
微生物が葉っぱなどを分解してくれる時に出す、アミノ酸等の栄養分を根っこが吸い上げて果実の味に大きな影響を与えてくれるます。

私にとっては感謝してもしきれない大事な大事な土質&微生物ちゃんです❢❢(*^^*)

堆肥を使用
お店には素敵な肥料がたくさんありますね。
ですが、森の蔵農園の肥料は昔から牛の堆肥なのです。
(堆肥とは稲わらや落ち葉、家畜ふん尿、食品残渣などの有機物を、微生物の力を使って分解させ、成分的に安定化するまで腐熟させたものをいいます。 )
臭いもなく、サラサラになった堆肥なのでフカフカの土になります^^

④除草剤を使わない❢❢これ、私の中でとても大事なんです。
除草剤は健康面でいろいろと心配な声があります。子を持つ親としては賛同できる部分、でもエビデンスをデータとして持っていないので何とも言えない部分。

「じゃーなに?」

と言われると、これだけは言えます❢❢
みかんの美味しさが違う!同じ山で牛の堆肥なのに味が違うんです!

刈られた草も大事なのです。刈られて枯れた草は微生物が分解してくれて、微生物が出してくれるアミノ酸など、美味しいみかん作りにはとっても大事なのです❢❢

特に夏場の労力は半端ないですが、その分、味に比例してくれます❢
エビデンスないけど、確実なベロメーターは持っています(笑)

⑤東シナ海からの潮風~ミネラル~
樹もミネラルが大事です。
森の蔵農園は海の幸を液体化した液肥(アミノ酸)を更に葉面散布して美味しさアップしています^^

⑥最後は愛情

やっぱり隠し味これですね(*^^*)


ちょっと難しいお話になってしまいましたが最後までお付き合いありがとうございました♪
引き続きネクストゴールにむけて挑戦中です。
ご支援・ご賛同・情報の拡散をよろしくお願い致します。

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