皆様、こんにちは!私のハイドロ植物のメンテナンスをしました。枯れた葉っぱを取って、鉢から生えている根っこを優しく流水で洗って器に新しい水を湛え、戻してあげる。きれいに清潔にすることに集中していると、心も洗われてきます。水を触っていて、ふとこの感覚懐かしいと感じました。そうだ、小さな頃の水遊びだ!子供の頃、夢中になって水遊びや泥玉つくっていたらお母さんから水がもったいないとか、服が汚れるとか言われたなあと。あの頃は、いつなにを言われるか気にしながらやっていましたが、今は大人で誰にもなにも言われないから思う存分水遊びを楽しめます。大人っていいな、と思いました。
皆様、こんにちは今日はリターンのハイドロ植物の器についてお話しようと思います。リターン詳細にも記載してありますが、この器たちはリユース品です。私がイベントの空間装飾を行う時に、さまざま可憐な、美しい花々を抱き、たくさんの人達の「ハレの日」に文字通り花を添えてきてくれました。コロナ期を迎えた私は、その日一日を美しく飾る仕事から、もっと植物の力で長く持続的に人の心に寄り添うことがしたいと、メンタルヘルスのための屋内緑化をハイドロカルチャー植物で広めていくことに決めました。もう活躍することのない「ハレの日」用のガラスの器たちを眺めて、これまでの沢山の人々の笑顔のシーンを思い出しました。さまざまな時間をいっしょにつくりあげてきたこの器たち、どうしよう。これからのために色々整理しなくてはならないし、捨てるしかないのかな・・・と寂しく思っていましたが、モノと心を大切に循環していこうと思っているのに、腑に落ちないし、それは軸がぶれているなと不調和を感じていた時に「そうだ、この器たちはもっと活躍できる!」と気づいたのです。少し前は、使い古し、などあまり良い捉え方をされませんでしたが、時代は変わりました。大切に使うことは大切なこと、当たり前のことを当たり前にやっていい時代になったのです。この器たちには、沢山の人々の幸せなシーンをともに過ごすことによって得た幸せエネルギーが詰まっています。かわいいハイドロ植物たちも、そんな器に守られてより一層幸せに輝き、その力があなたにも必ず伝播します。心を込めて育てられたハイドロ植物たちを、幸せエネルギーに満ちた器に植え替えてあなたに幸せ送りをさせていただきますね。
お嫁入りするカシワバゴムの葉っぱを一枚ずつ拭いています。「良かったね、新しい場所でかわいがってもらってね。」と心のなかでつぶやきながら。このカシワバゴムは、まだ見ぬお嫁入り先の人はどんな人だろう、と少しの不安と、新しい環境に行く喜びの入り混じった様子をしています。気に入ってもらえるように、葉っぱをピカピカにしてあげる。こんなにきれいだから大丈夫。きっと気に入ってもらえるよ。果たして、お嫁入り先の人は喜んでくれました。「大切に育てます!」カシワバゴムも嬉しそうです。良かったね、楽しい人生(植物生??)をその人と送るんだよ、と私の手元から旅立つ後ろ姿を見送ります。
今日は、西表島での私の自然体験をシェアさせていただきます。今から3年前、コロナになる前のちょうど今頃、私は初めての西表島の亜熱帯森林の中にいました。もともと緑の中にいるのが大好きだったのですが、西表島の雄大な自然はそれまで体験したことがないほど、圧倒的な緑のエネルギーに満ちていて。その濃密な空気に触れてものすごく体調を崩していました。病気なんてしたことがない私は混乱しました。右左上下もわからない感覚、文字通り時空が歪む。どこに立っているか感覚がまったくつかめない。ぐわーっと何か大きな渦に巻き込まれていく。自分が自分でなくなってしまうような感覚を覚えながら、やっとの思いでガイドさんについていき、森林の奥深くの滝に向かったのです。天高くから降り注いでくるような清冽な水しぶき。まさに浄化の嵐をまともに全身に被っている。偉大なパワーが襲いかかってくる。自分の中の自分がぐちゃぐちゃに壊されていきました。めまいと吐き気と腹痛と全身の震えが大変で、景色を眺める余裕はまったくなく、這いずるようにして森林を出た後は、遭難して浜辺に打ち上げられた人のように放心状態になってしまいました。案内してくれたガイドさんは笑いながら「たまにそういう風に喰らっちゃう人がいるんですよ。」と言っていました。地元の美味しい料理屋さんでお昼ごはんを頂いたら、だんだん感覚が戻ってきて、魂が肉体に戻ってきたかのような安堵感を覚えました。地に足がついた、という実感です。そして料理屋さんから外に出た瞬間にとても驚くべきことが・・・。青い空、青い海、緑濃い自然、目に映るものすべてがものすごく、ものすごく色鮮やかな色彩で光っていて。まるでこれまで瞳にかかっていた薄膜がはずれたように、すべてのものがみずみずしくきらめいて見えたのです。西表島滞在を経て、私の感性はまったく生まれ変わってしまいました。その後は、それまでの人生で身につけてきた制約や自分の外側から与えられた固定概念など、もう必要なくなった古いものを自らの意思で、あるいは強制的に取り外される出来事が次々と大波のように襲いかかってきました。自分を脱ぎ捨てていくのは、大変不安で恐ろしいものでした。「私」というアイデンティティーが無くなっていくのです。存在意義すら見失っていきます。けれども、一見不幸に思われるような大事件も「社会の正解」ではなく、「自分はどうしたいか?私はどのようになれば嬉しいのか?」という自分軸で考えて決済していくと、どんどんどんどん加速度的に理想的な人生に入っていくことに気づいていきました。創造の前には必ず破壊がある。破壊を恐れず、自分軸で物事を査定し、真心の指示するままに進んでいくとその後には想像もつかなかった理想的な大きな幸せがやってきます。後から知ったのですが、西表島のある八重山列島地方には海の彼方、海の底または地の底にある「ニライカナイ」という概念があるそうで、ニライカナイはエデンの園、桃源郷、極楽のような理想郷のこと、神々の住む光の国があると信じられています。私の亜熱帯森林体験は、まさにニライカナイのお膝元で、これまでの穢を一掃されたようなものでした。私はあのとき大きな目に見えない洗濯機で強制的にグルングルンに回されて、それまでの人生の垢の一切合切を振り落とされ、0に戻されたのだと思っています。これがPHYSISという状態です。私が、生まれる前のPHYSISな状態に還れたのは、鬱蒼と茂る植物たちの呼気の影響だと思っています。きれいなエネルギーの植物の呼気は神の吐息、神聖な酸素。地球の生命にとって酸素は生命の源です。けれどもしかし、私は植物の生みだす酸素なら何でも良いとは思えないのです。30年近く植物(これまでは切り花でしたが)を扱ってきて、植物にもエネルギーのあるものとそうでないものがあるのを肌で感じています。その原因のひとつは、その植物の生い立ちにあります。これはすごいと感じる植物は、生産者の方がそれはそれは大切に、まるで自分の子供を育てるように心を込めて育てていました。一方で大量生産、流れ作業で育てられた植物には生命エネルギーが少ないです。心がないような無機質で無表情な感覚を受けます。以前のイベント装飾の仕事のときに、フラワーシャワーをつくるため、よく何百本もの花びらをむしっていたときがありました(かわいそうだけれど)。普段はものすごく安い花を使うのですが、ある時やむを得ず皇室御用達の花を使うときがありました。モーツァルトを聴いて育った花たちです。花びらがはずれないはずれない。ものすごくしっかりついていて。いつもの花はパラパラっと取れるのですが、その時は3倍時間がかかってしまい、とても苦労しました。つまり生命エネルギーの強さがまったく違うのです。そんな私がハイドロカルチャープランツに出会いました。水と緑の組み合わせに、西表島で感じたような清冽さを感じました。もちろん、ハイドロカルチャープランツのすべてが生命エネルギーに満ち溢れているというわけではありません。正直にお伝えしておくと「これは弱いな〜。」というものもあります。だからハイドロプランツなら何でも良いということではなく、しっかりとこれはいいエネルギーに満ちあふれているというものを選んでお届けしていきます。ときに配送時の気温変化のせいで弱ってしまうハイドロプランツもあります。受け取った方の管理不足(たとえば水を枯渇させた、寒いところにほっておいたなど)の原因でなければ、1ヶ月以内の不具合は無料で新しい植物をお送りします。生命なので、完璧ではないというところも知ってください。生命エネルギーに満ち溢れたタイプのハイドロカルチャープランツたちは、いつも穏やかにご機嫌で可憐です。どんな時も静かにあなたを見守ってくれます。ただし、忘れないでください。その優しく可憐な植物は、あなたがお世話をして守ってあげないと生きていけないのです。でも心配しないで。土の植物よりは、ずっとお世話は簡単です。きれいな水ときれいな緑が、きっとあなたの空間を浄化してくれます。あなたがかわいがってお世話をしてあげる、植物は静かにあなたに喜びを与えてくれる。そんな美しい植物との共存生活をぜひ体験してください。
2月22日。SDGs、WELL-BEINGに対して、高い意識を持って活動している神奈川県のヘアサロンROSSO様がBEAUTIFUL MINI EARTH PROJECTを実施しました。最初は「植樹会??」と思っていたスタッフの皆さんも、自然や地球環境保全、SDGs、WELL-BEINGについて学びながら、楽しく自分たちのサロンを自分たちの手で緑化していきました。プロジェクト終了後の笑顔です。SNSを見た新しいお客様から「こんな素敵な取り組みをしているヘアサロンに行ってみたい!」という即お問い合わせも入り、屋内緑化で「人も地球も企業もWEEL-BEING」な1日でした。ROSSOの皆さん、お疲れさまでした!!