クラウドファンディングを開始して8日目です。
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ジャングルには強い者しかいないのかと言えばそうではありません。
ライオンもいれば草食動物もいて、草木も茂っています。
強者と弱者がバランスよく共存共栄しているのが豊かなジャングルといえるでしょう。
「過剰なグローバル化」や「大規模小売店舗法(大店法)の廃止」により、日本企業は巨大化、一極集中、成果主義、均一化がより濃くなりました。
地方に行くと、商店街はシャッター通りと化し、バイパス沿いには全国どこでも同じ様な大型ショッピングセンター、ファーストフード店、全国チェーン店ばかりが目立ちます。
効率化のための巨大化等は否定しませんが、強者ばかりでは生態系が成り立たなく、見た目も醜く、日本経済が砂漠化してしまいます。
歯止めのない自由資本主義からは一人の勝者と9人の敗者が生まれ、もっと進むと一人の勝者と999人の敗者になります。
資本主義の弊害に反対し、より平等で公正な社会を目指すソ連型社会主義は1991年に崩壊しました。
振り子と同じようにどちらの社会体制も限界まで行き着いてしまうのでしょうか。
日本経済を見ると、地域格差、所得格差は次第に拡大の傾向にあります。
東京一極集中が進み、有効求人倍率も首都圏と地方では開きがあります。
「今だけ、金だけ、自分だけ」から「自社だけでなく仲間も共に豊かになろう」という発想が特に中小零細企業には必要だと感じます。
大手メーカーからの下請けは値下げ要求が厳しく限界に達しています。
グローバル・スタンダードの発想では、同業者と合併し、市場シェアを高め、価格競争力を高めようとします。
しかし、巨大化したから業績が必ずよくなるとは限りません。
世界的シェアを誇る有名企業でも赤字が続き、経営不振の百貨店が経営統合しても業績が良くなっていません。
「合併では大きすぎるから細胞分裂してみよう」「分社化して小さくなりつつも、仲間同士で付き合おう」との付かず離れずの関係が必要になってきています。
「付かず離れずの関係」は緊張感があり、礼節があり、得意な分野で力を発揮し、互いに支えていけるのです。
ますます発想の転換が必要で、多数派主義的な一方向だけの貧困な考えでは生き残れない時代となりました。
https://www.youtube.com/watch?v=_Bx_5_UYl3I&list=PLBCem9UFaJzlE8VpKUMPRynnt83_Ktpju&index=1