クラウドファンディングを開始して10日目です。
皆様のご支援、ご声援、ご協力に感謝申し上げます。
「バータージャパンのバーター取引って物々交換とは違うの?」
⇒ https://www.youtube.com/watch?v=EU59WGap3EI
小魚はなぜ群れで泳ぐのか
全体で大きく見せる幻影効果や、襲われた時にちりぢりになることで捕獲者を混乱させる保身効果で魚は群れを作ります。
魚に限らず動物は群れることのメリットを本能的に知っています。
日本のマーケットサイズが縮小するとともに、大手企業は今まで手を出さなかった小さな市場にまで侵入して来ました。
例えば、駅前の飲食店。今や上場会社がラーメン店の経営にまで進出しています。
メニュー開発から店舗造り、材料の供給や配送、社員教育まで一貫して行います。
企画、物流、資金力、人材、どれをとっても個人店で対抗できるものはありません。
市場からはじき出されるのが嫌なら、チェーン店に加盟するしか方法がないのでしょうか。
大手グループに属さない、或は属せないなら「結束」することでしか生き残る道はないのです。
特に販売のためのネットワークが課題です。
最近ではネット販売という方法を中小零細企業も導入しだしました。
地方からでも、無店舗でも、小資本でも参加できるメリットはあるものの、消費者側から見たら全国的に業者を選べるので価格競争がとても激しくなります。
特に同一商品を扱う場合は、日本一の価格で提供できないと選んでもらえません。
ここでもスケールメリットの力が影響してきます。
異業種交流は技術交流から始まりましたが、最近では販売ネットワークの確保へと移行してきました。
何とか自分たちの手でネットワークを作り、マーケットを確保しようとしています。
異業種交流会のなかには、自分の知人を相互紹介しようというものがあります。
その中でも紹介することにノルマを設けたり、紹介料を払ったりするシステムのグループも現れました。
そういう会に参加すると、確かに自分のお客さんは増える可能性はありますが、負担も増えてきます。
紹介しやすい業種の場合はまだよいのですが、自分にとってあまり馴染みがないビジネスは誰に紹介したらよいかも分かりませんし、紹介者は紹介後のトラブルのリスクも無視する訳にはいきません。
人に紹介するというのは責任が伴う事なのでとても重荷になります。
人に紹介する前にまずはお互いの取引が不可欠です。
自分のビジネスなら責任は取れますが、人のビジネスまでは責任が持てません。
単に自分のモノをグループ内で販売しようとするだけでなく、グループ内から購入するという行為が必要です。
そうした信頼関係を作ってから、コラボレーションやグループ外紹介が始まります。
そうしないと新しいマーケットが開拓できないし、お互いの利益享受がないと長くは続きません。
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