2022/01/31 13:25


ポルタの小山純子です。

昨日、1月30日に、ご支援賜りました「音楽の扉 ニューイヤーコンサート」が無事に開催されました。コロナが急激に拡大する中ではありましたが、たくさんのご支援・ご声援を頂戴し、開催させていただくことができ、ポルタ一同感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
コンサートの様子、感染予防対策等をご報告致します。

定員各回100で12月15日時点で完売していた所でしたが、今月に入りキャンセルの受付を購入者の皆さんにご案内し、無理のない参加を呼びかけさせていただきました。結果、午前の部は約80名、午後の部は約70名のご家族にご参加いただきました。ありがとうございました。

午前の部 西洋の響き「ワクワクサウンドを楽しもう」
演奏は、Quarafull♪カラフルの皆さん

左より、ピアノの芝原紗映子さん・ヴィオラの金谷理絵さん・パーカッションの遠藤真弓さん

クラシック、わらべ唄、耳馴染みのあるアノ曲など、飽きる事のない45分プログラムでした。
とても色彩豊かなアンサンブルで、ワクワクが高まったり、じっと耳を澄ましたりしている子どもたちの姿が印象的でした。この回は幼稚園児から小学校低学年のお子さんが多くみられました。

午後の部 和の響き「篠笛とお琴で奏でるステキな世界」
演奏は、篠笛 宮川悦子さん・筝 今西紅雪さん左から、筝 今西紅雪さん・篠笛 宮川悦子さん

新春の定番 春の海、日本古謡のさくらさくら、わらべ唄、今西さん作曲のオリジナル曲、アンコールでは即興演奏を聴かせていただくなどアレンジ多彩で、お二人ならではのプログラムとなりました。
「ゆったりした気持ちで聴いてくださいね」とMCでおっしゃっていましたが、その通り雅な響きに心が洗われるような時間でした。この時間は小学生が多くみられ、学校でお琴に触れている子も多く、途中のクイズで「このお琴の絃は何本でしょう?」の問に、「13本」でスっと手を挙げた子が多かったのが印象的でした。実際に生で演奏家の音に触れるのは初めてだった様子で、真剣な眼差しでした。
また劇場サイズでのお琴の演奏には、音響設備が必要で技師さんにお入りいただきました。ご支援いただきました一部を使わせていただきましたので、この場をお借りしてご報告致します。お琴の上下からそれぞれ音を取ります。舞台の両サイドにお客様向きのスピーカーお琴とのバランスを考慮して、篠笛の音もマイクで。

全景。中央のスピーカーは演奏者向きの「かえし」です。

受付や会場内での感染予防対策は、密を避ける事に重点を置き、徹底しました。

会場より掲示物には養生テープを使用する規則になっていると伺って、ソーシャルディスタンス用の養生テープを購入し、床に2m間隔で印をつけました。
ポールで整列を促しました。養生テープに印字されているタイプ。設営も時短になりました。

会場入口ではまず検温、3歳以上のお子様へのマスク着用の声掛け(お持ちでない場合は子どもサイズの不織布マスクのお渡しも準備)、手指の消毒を徹底しました。

案内表示。字の読めない子にも伝わりやすいイラストにしました。

受付は、事前にインターネットからチケット販売を行い、当日はQRコードでの来場確認としました。

スマートフォンとモバイルWi-Fiを準備。
エラーにもすぐに対応できるように管理者のPCもスタンバイ。

実際の受付の様子です。事前に受付専任者を決めシステムに登録しておき
手持ちのスマホやタブレットで読み込みをしてもらいました。

会場内は、事前に最前列を封鎖ビニールテープと案内表示を使いました。

同じ表示を受付後のお客様に渡して、家族単位での着席と、一席ずつ間隔を空けるためにお席の横に貼っていただきました。

誘導係スタッフと。

一連の流れをポルタ内でも話し合い、導線についてはよく検討し、改善も行いました。
実際大きなトラブルや混乱もなく、スムーズにご案内できたと思っています。

プログラムはチラシと同デザインのものを作成しました。
また、参加者の声はWebアンケートにしました。2月6日までの受付で、プログラム裏面にQRコードを記載しました。

また、ご支援賜りました皆様のお名前も掲載いたしました。また個々にお便りさせていただきます。ありがとうございました。

引き続き、音楽の扉コンサートを開催できるよう、尽力してまいります。この度は本当にありがとうございました。