はじめに・ご挨拶
はじめまして!
清泉女子大学・チーム陸前高田です!
私たちのプロジェクトページをご覧いただきありがとうございます。
〈2021年12月15日追記〉目標金額をご支援いただきありがとうございました。本プロジェクトでは、ご支援いただいた金額に応じて冊子を印刷するため、多く集まればその分増刷し、より多くの方にメッセージを届けることができます。引き続きご支援のほど宜しくお願い致します。
<チーム陸前高田とは>
日本で唯一の地球市民学科の「陸前高田フィールドワーク」(以下、陸前高田FW)受講生と安斎徹ゼミナールで結成されたチームです。現地の一般社団法人マルゴト陸前高田と緊密に連携しながら活動しています。
<陸前高田FWとは>
陸前高田FWは岩手県陸前高田市をフィールドに2020年度・2021年度の2年連続で開講されている「講義X現地実習」を組み合わせた授業です。
コロナ禍が直撃した2020年度の陸前高田FWでは、「オンラインだからできない」とあきらめるのではなく、自分が「いま」「オンラインだからできる」ことをとことん追求し、「オンライン講義」「バーチャル・フィールドワーク」「オンライン課題解決プロジェクト」に取り組みました。
2021年度の陸前高田FWでは、「震災10年から未来へ」を念頭に、陸前高田の未来価値を「SDGs」に見出しました。2020年度と同様新型コロナウイルス感染症の影響で現地を訪れることは叶いませんでしたが、オンラインで現地と繋がり言葉を交わすことによって絆を深め、『陸前高田SDGs物語』という冊子作りに全力を注いでいます。
このプロジェクトで実現したいことは
①オリジナル冊子「陸前高田SDGs物語」の増刷
②冊子の配布
③SDGs未来都市としてのブランド力向上と交流人口の拡大
の3つです。
突然ですが、岩手県陸前高田市と聞いて皆さんは何を思い浮かべますか?岩手県が東北地方三県の一つであることから、2011年3月11日の東日本大震災の被災地としてのイメージを持っている方も多いかもしれません。確かに、今から10年前のあの日からの出来事は被災された方々にとっては決して忘れることができないものであり、当事者であるかどうかに関わらず、忘れてはならないものです。しかし、私たちが多くの人に「見て」「知って」「訪れて」いただきたいのは「被災地」だけではなく「SDGs未来都市」としての顔も持つ陸前高田市です。
そこで私たち清泉女子大学・チーム陸前高田は
『陸前高田SDGs物語』
という冊子を作成しました。
この冊子にはSDGsが掲げる17の目標に合わせ、選定した陸前高田市に住む17の個人や団体へのインタビューや、住んでいるからこそ分かる「食・自然・人」など陸前高田市にやあふれるたくさんの魅力が、学生の熱い情熱と共に詰まっています。インタビュー・編集・デザイン全て学生が行っています。
この冊子を増刷し、岩手県内外のメディアや旅行会社、教育機関や企業などに配布することで、SDGs未来都市としての陸前高田のブランド力向上と交流人口の拡大を実現したいです。
「SDGs未来都市」という単語そのものや、陸前高田市がSDGs未来都市という事実は、残念ながら、現時点で広く知られている訳ではありません。これらの認知度を上げることで陸前高田のブランド力の向上に貢献できると考えています。
また、インタビューを通じて、陸前高田の人々の生き方や団体の活動そのものがSustainableであるという予想が確信に変わりました。
陸前高田が、今までの震災・復興といったイメージとは異なり「SDGs未来都市」として社会的地位を高めていくと同時に、SDGsを学ぶ場としての陸前高田に注目が集まり交流人口が拡大することで、着実に発展していくと信じています。
-学生の想い-
私たちの地域のご紹介
陸前高田市は「ノーマライゼーションという言葉のいらないまちづくり」を推進し、誰もが安心して快適に過ごせるまちづくりを目指しています。
陸前高田市が復興の旗印に掲げているのが“SDGs”です。SDGsの達成に向け、経済・社会・環境における様々な施策が評価され、2019年7月に岩手県で初めて「SDGs未来都市」に認定されました。これがきっかけとなり震災から10年の陸前高田市の交流人口の増加や観光客誘致のエンジンとなりました。
しかしながら、コロナウイルスの影響で観光客は減り、本来なら地域の方と触れ合い楽しめるはずの伝統行事も軒並み中止されているのが現状です。
この状況を打破するため、私たちが考えたのが「陸前高田SDGs物語」という冊子を作成することでした。
プロジェクトを立ち上げた背景
2011年3月11日に発生した東日本大震災は岩手県陸前高田市に甚大な被害をもたらし、震災から10年が経過した現在においても復興に向けた取り組みは続いています。
私たちが所属している地球市民学科が大切にしていることは「自分になにができるか」ということです。
陸前高田市が復興の旗印に掲げている「SDGs未来都市」・「ノーマライゼーションという言葉のいらないまちづくり」という魅力を多くの人に知ってもらいたいという思いから「自分たちには何ができるのか」と考えた結果、冊子を作成し多くの人に読んでもらいたいという願いからクラウドファンディングを立ち上げに至りました。
これまでの活動
冊子を作成するにあたって私たちには陸前高田のことを知ることが必要でした。まず関連資料を読み、オンライン講義を受講し、陸前高田FW受講者同士で「震災が起きたとき自分はどうしていたか」ディスカッションをしながら震災学習を行いました。
また私たちは、一般社団法人マルゴト陸前高田に協力いただきながら、SDGs17の目標に関連する個人や団体のインタビューをオンラインで行いました。インタビューを行うための準備段階としてSDGs学習やインタビュー練習を何度も行い知識を深めていきました。
資金の使い道・実施スケジュール
「震災10年」が経過した陸前高田の魅力を伝え、交流人口を拡大するための『陸前高田SDGs物語』の印刷費や発送費などに充当させていただきます。2022年1月~3月に岩手県内外のメディアや旅行会社、教育機関などに送付します。
リターン品のご紹介
リターン品として自主作成冊子『陸前高田SDGs物語』を、陸前高田の奇跡の一本松と清泉女子大学の歴史的建造物である校舎をアレンジしたオリジナルデザインの封筒に入れてお送りします。
全カラー40ページの自主作成冊子『陸前高田SDGs物語』にはSDGsが掲げる17の目標に合わせ、選定した陸前高田に住む17の個人や団体へのインタビューが掲載されています。インタビュー内容は、震災の振り返り、日頃の活動内容、SDGs未来都市への思い、未来の陸前高田への希望など多岐に渡ります。住んでいるからこそ分かる「食・自然・人」など陸前高田市にあふれるたくさんの魅力が、学生の熱い情熱と共に詰まっています。構成は各ページ共にインタビュー記事を中心に、取材者の略歴や団体の活動内容、インタビューを行った学生の感想を記しています。インタビュー・編集・デザイン全て学生が行いました。
この冊子を読むことで、震災からSDGsまでの幅広い学び、さらには陸前高田の魅力をダイレクトに感じることができます。この冊子を読んだら「陸前高田市に行ってみたい!」と思うこと間違いなしです!
-『陸前高田SDGs物語』目次-
P.1 表紙
P.2~3 メッセージ
P.4~37 SDGsの17の目標に関連する個人や団体に関するタビュー
<詳細(2021年12月10日暫定版)>
P.4~P.5 No.1 貧困をなくそう
P.6~P.7 No.2 飢餓をゼロに
P.8~P.9 No.3 全ての人に健康と福祉を
P.10~P.11 No.4 質の高い教育をみんなに
P.12~P.13 No.5 ジェンダー平等を実現しよう
P.14~P.15 No.6 安全な水とトイレを世界中に
P.16~P.17 No.7 エネルギーをみんな7 そしてクリーンに
P.18~P.19 No.8 働きがいも経済成長も
P.20~P.21 No.9 産業と技術革新の基盤をつくろう
P.22~P.23 No.10 人や国の不平等をなくそう
P.24~P.25 No.11 住み続けられるまちづくりを
P.26~P.27 No.12 つくる責任 つかう責任
P.28~P.29 No.13 気候変動に具体的な対策を
P.30~P.31 No.14 海の豊かさを守ろう
P.32~P.33 No.15 陸の豊かさを守ろう
P.34~P.35 No.16 誰もが守られる社会を作ろう
P.36~P.37 No.17 パートナーシップで目標を達成しよう
P.38~P.39 陸前高田駅周辺うまいもんマップ
P.40 裏表紙
最後に
①オリジナル冊子「陸前高田SDGs物語」の増刷
②冊子の配布
③SDGs未来都市としてのブランド力向上と交流人口の拡大
このプロジェクトを成功させて「被災地」だけではない、「SDGs未来都市」陸前高田の未来の可能性を信じる、私たちに力を貸してください!
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る「震災 10 年から未来への架け橋『陸前高田 SDGs 物語』」収支報告
2022/02/03 16:14こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
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