「ボードゲームを1人で遊ぶの?」
「大勢で遊ぶからボードゲームは楽しいのに?」
と言う方は多いかもしれませんが、確かにパーティー系や大喜利系を1人で遊んでも楽しくないと思います。いわゆるエンジョイ勢がいる一方で、ゲームのルールの中で最適解を見つけてスコアアタック的な遊び方を楽しむ方もいます。ソロプレイを否定的に考える方もおられると思いますが、エルフィンクラフトはソロプレイヤーも大歓迎です。
エルフィンクラフトのソロプレイはスコアアタックを楽しむタイプです。カードの引き運という揺らぎを手札のやりくりやカード効果を利用して最適解を目指す遊び方です。
基本的なルールは2人用と同じです。ソロプレイでは10ラウンドでゲームが終了するというルールのみ追加されます。ラウンドの縛りがあるので規定ラウンド内でいかに効率的にスコアを稼いでいくかに挑戦するゲーム内容です。
セットアップも基本ルールと同じですべてのカードを山札として使います。ボーナスカードも置きます。共通の場は対戦相手がいないので1枚だけセットする形となります。
ゲームの進行は基本ルールと全く同じです。手札をやりくりしてカードを並べてマナを稼いでいくのも同じです。ただ、相手がいないのでエルフコマを置ける場のカードが少なくなり、シンボルを揃えることがより難しくなっています。
◆手札にエルフコマを置くことで、その手札のシンボルを1つ使える。
◆インスタントシンボルの重要性が増している。
カードをうまく並べていくには、手札のシンボルを使えるというルールを使いこなすことが必要になってきます。また、インスタントシンボルの望遠鏡を駆使して捨て場に捨てたカードを回収して、同じカードを使い回すテクニックもスコアアップには必要となります。
※説明書より改訂しています。
ゲーム終了時のマナ(勝利点)によりランク分けされます。場のカードがすべて5マナのカードなら12枚×5点で60点。捨て場は上限30点。ボーナス加点やインスタントシンボルの金貨袋の加点もあれば理論上は100点以上もでますが、ほぼ不可能な数字だと思います。50点以上をコンスタントに狙えるようになればエルフィンマスターと呼べると思います。
ソロプレイは2人プレイのような半協力的な和気あいあいとした感じはありませんが、運だめし感覚で、その時その時の手札に合わせて最適解を見つけていく醍醐味があります。