皆様のご支援により目標金額を上回る120%まで達成できました!私の想像よりペースが早くて嬉しい悲鳴をあげています。本当にありがとうございます。プロジェクト開始時は目標が達成できるかも分からない状況だったので本当に嬉しく思っています。
はじめの頃、プロジェクト公開前のツイッターで「もっと広まって欲しい」と言って下さった支援者様の声がモチベーションとなり、ここまで来れました。
メジャーではない個人制作のゲームのため、まだまだお世話をしてもらわないと駄目ですが、温かく応援していただければ幸いです。
それでは120%達成のストレッチゴール「エルフィンクラフトを3〜4人でも遊べるバリアントルール、トレジャーハント」を公開します。
エルフィンクラフトは1つの山札を全員が共通で使うボードゲームです。次々に山札からカートを捲って手札を充実させていくので、通常ルールでも4人プレイは可能ですがすぐに山札が尽きてしまいます。そのため、通常ルールは1〜2人用とさせていただいております。
バリアントルールである「トレジャーハント」はエルフたちが宝箱を探し回るのをイメージしたものです。基本的には通常ルールどおりですが、次のルールが追加されます。
(1)エルフコマをプレイ人数×3コ必要。
(2)カードに描かれた宝箱シンボルを集めると高得点。
(3)捨て場は全員共通。
(4)共通の場はなし。
(5)宝箱シンボルを捨て場に置く時は別に並べておく。
(6)【望遠鏡】の効果は捨て場の宝箱シンボルの描かれたカードのみ手札に戻せる。
(7)宝箱シンボルを5コ集めてもゲーム終了。
(1)エルフコマをプレイ人数×3コ必要
基本セットにはエルフコマは6個しか入っていませんので3人で遊ぶなら後3個、4人で遊ぶなら後6個必要になります。ボードゲームをたくさん持っている方なら他のボードゲームのミープルコマなどで代用できます。ミープルコマがない方はおはじき等で代用できます。色分けしないと誰のコマか分からなくなるので注意して下さい。
(2)カードに描かれた【宝箱】シンボルを集めると高得点
このバリアントルールの一番の特徴となります。宝箱シンボルを集める程、高得点となるので、普通にカードを並べるよりも宝箱のあるカードを意図的に選んだ方がお得です。
︎ゲーム終了時に宝箱シンボル1個なら1点、2個なら2点、3個なら4点、4個なら8点、5個なら16点加点されます。
(3)捨て場は全員共通
通常ルールだと捨て場のカードも点数となりますが、トレジャーハントでは捨て場は全員共通で点数にもなりません。
(4)共通の場はなし
ゲーム開始時に並べる共通の場カードは置きません。ボーナスカードは置きます。ゲーム開始時にそれぞれのプレイヤーは5枚を山札から捲り、時計回りにドラフトします。
(5)【宝箱】シンボルを捨て場に置く時は別に並べておく
宝箱シンボルは約24枚存在します。宝箱シンボルの描かれたカードを捨て場に置くときは捨て場のカードと混ぜずに並べて置きます。
(6)【望遠鏡】の効果は捨て場の【宝箱】シンボルの描かれたカードのみ手札に戻せる
通常ルールと同じく相手の場の望遠鏡も使うことが出来ます。
(7)宝箱シンボルを5コ集めてもゲーム終了
通常ルールの自分の場に12枚カードを並べたターンの終わり、山札が尽きたターンの終わりというゲーム終了条件と宝箱シンボルを5コ集めたターンの終わりも終了条件となります。
トレジャーハントの追加ルールは以上となります。通常ルールとの大きな変更点は宝箱シンボルの取り合いの部分です。手札にある邪魔な宝箱シンボルのカードを捨てたいけど、捨てると他のプレイヤーに取られるかも。他のプレイヤーが宝箱5コ揃いそうだから、弱いカードでも並べて逃げ切ろう等、多人数プレイならではの駆け引きが楽しめます。
ただ、良いところばかりではありません。ルールを見て気付いた方もおられるかもしれませんが、キングメーカー問題が存在したルールとなっています。
キングメーカーとは順位に関係のないプレイヤーの行動が1位2位のプレイヤーに影響を与えてしまうことです。特にエルフィンクラフトでは場に並べたカードにより現在の点数が分かるのでなおさらキングメーカーが発生しやすくなります。
上記問題点もありますが、普通に遊ぶ分にはギスギス、イライラせずに遊んでいただければと思います。
■追記
各シンボルに効果を持たすことでゲーム性を広げる方法は、「クアックサルバー」というボードゲームからアイデアをもらっています。ゲーム内容はぜんぜん違いますが、クアックサルバー は赤いキノコチップや青いドクロチップなどを使うゲームです。各チップに何種類かの効果を持たせて、ゲームをする度にチップの効果を変えることでリプレイ性やゲーム展開に幅がでています。当初、エルフィンクラフトでもひとつのインスタントシンボルに複数の効果を用意していましたが複雑になりすぎたので不採用にしました。そのなごりが宝箱シンボルを使った多人数プレイのアイデアへと繋がっています。
※トレジャーハントのルールは完成品になんらかの形で付ける予定です。また、細かなルール修正を加えていきます。