Check our Terms and Privacy Policy.

「コロナ禍でも、生の音楽を届けたい!」音楽活動をさらに広げ、続けていくために…

今回は楽器編成を増強し、さらにパワーアップしたコンサートへ! 1回の公演の中でソロ、デュオ、トリオ、カルテット、クインテットと、彩り豊かな演奏を繰り広げていきます。

現在の支援総額

568,000

113%

目標金額は500,000円

支援者数

85

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/02/23に募集を開始し、 85人の支援により 568,000円の資金を集め、 2022/04/20に募集を終了しました

エンタメ領域特化型クラファン

手数料0円から実施可能。 企画からリターン配送まで、すべてお任せのプランもあります!

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

「コロナ禍でも、生の音楽を届けたい!」音楽活動をさらに広げ、続けていくために…

現在の支援総額

568,000

113%達成

終了

目標金額500,000

支援者数85

このプロジェクトは、2022/02/23に募集を開始し、 85人の支援により 568,000円の資金を集め、 2022/04/20に募集を終了しました

今回は楽器編成を増強し、さらにパワーアップしたコンサートへ! 1回の公演の中でソロ、デュオ、トリオ、カルテット、クインテットと、彩り豊かな演奏を繰り広げていきます。

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

thumbnail
クラウドファンディングにご協力いただいている皆さま、これからご協力いただける皆さま、通りすがりの皆さま、こんばんは!チェロの長南牧人です。


さてさてさて、前回の続きです。


ネックが出来上がったら、本体に取り付けます。

ルネッサンスの頃の弦楽器はわざと本体に対して斜めに取り付けられたりしていましたが、ヴァイオリンなどはやはり直角に正確に取り付けられていた方が楽器が素直に鳴るようです。

https://www.instagram.com/p/CAJU0mKAxft/?utm_source=ig_web_copy_link


製作加工があまりお上手ではなくネックが斜めに入っちゃっている楽器はネック入れ直しなどの修理で真っすぐに直したりします。


https://www.instagram.com/p/CEysKHVAdfx/?utm_source=ig_web_copy_link


ネックとボディーが無事にくっついたら、次はニスを塗っていきます。

ヴァイオリンなどに使われるニスは主にオイルニス、アルコールニスの二種類があります。

天然の樹脂や鉱物、色素などをオイルニスはテレピン油や亜麻仁油、アルコールニスはエタノールに溶かしたものです。

誰かごま油でオイルニスを作らないかしら。美味しそうな香りのヴァイオリンが出来そうですね。

冗談はともかく、ニスは楽器保護、音教的な意味合い、などがあるようです。

レシピも製作家によってさまざまです。

https://www.instagram.com/p/Cbu-H_joe32/?utm_source=ig_web_copy_link


ガラスの板の上で材料をすりつぶし、調合します。


https://www.instagram.com/p/Ca8z4jagQYu/

塗ります。

https://www.instagram.com/reel/CaQNF-wAubr/?utm_source=ig_web_copy_link

https://www.instagram.com/reel/CY4w9wqBWN1/?utm_source=ig_web_copy_link

このニス塗り、下地色を塗ってから乾かし、目止めを塗っては乾かし、紙やすりでツルツルにしてニスを塗り始めて薄く何層にも塗るので、塗っては乾かし、塗っては乾かし、を何回も繰り返します。

外に吊るして日焼けさせる職人さんもいらっしゃるそうです。

アルコールニスは乾くのが速いのですが、オイルニスは時間がかかり、紫外線ライトを当てて固まるのを速くさせたりするそうです。


早くても一か月、数か月かかったりするので、気の遠くなりそうな作業です。


・・・気が遠くなってきてしまいましたが、今日は続けましょう。


さて、そのオイルニス、熱や湿気で緩みやすいのでケースのクッションの跡が付いてしまっている楽器など良く見かけます。かくいう私も夏の半野外での仕事の時に、ズボンがペッタリ楽器に貼りついてしまった事があります。迂闊に剥がすとニスが取れて白木が剥き出しになったりするので

剥がす時になんともいえぬ気持になりました。そんなわけで、チェロは裏板の胸が当たる部分はとんでもない事になっていたりします。


ニスが塗り終わったら、今度はフィッティングです。

フィッティングとはペグ(糸巻)、駒、魂柱、テールピース(緒止め)、顎あて、テールガット(緒止め糸)、エンドピンなどを取り付け、調整する事です。


チェロは顎には挟まないので顎あてはなく、エンドピンは金属製の棒を収納出来るようになっている物を使います。このフィッティングのパーツやチェロのエンドピンについては、本一冊書けるくらい多様性があるのでまたの機会に詳しくお話ししたいと思います。


これらは市販品もありますが昔はもちろん全て職人さんの手作り、今でも凝っている職人さんはご自分で作っていたります。

https://www.instagram.com/p/CaakIzwAvRb/?utm_source=ig_web_copy_link


ヴァイオリンの駒は大量に見るとゲシュタルト崩壊でだんだん妖怪ぬりかべに見えてきたりします。


https://www.instagram.com/p/Ca-oQ6rggUl/?utm_source=ig_web_copy_link


しませんか?俺だけかなぁ(笑)


それでは、次回もお楽しみに!

シェアしてプロジェクトをもっと応援!