久しぶりに春の陽気が戻った土曜日 皆様 いかがお過ごしでしたでしょうか?
アール・ド・ヴィーブル かながわ は皆様の温かいご支援に支えられて プロジェクトを達成致しました。心より感謝申し上げます。
そして 4月25日は皆様に楽しんでいただけるひとときになります事を切に願っております。
今日は 私が毎日利用する 東急東横線 多摩川駅に行く時 必ず通る「大田区立 多摩川台公園」をご紹介します。
晴れた日には遠く丹沢の山並みや富士山も見られる この景色は多摩川八景に選定されています。
その名のとおり、多摩川沿いにある 丘陵地帯に750mにわたって出来た公園で、自然林の道、古墳、見晴台、水生植物園、あじさい園、ふたつの広場 など 見所豊富な緑と歴史に包まれた公園です。
私は毎朝 自然林の道を通る度に、樹木の強さに感動しながらエネルギーを貰っています。そして駅へ行く直前のあじさい園は梅雨の時期に目を楽しませてくれます。紫陽花にはやはり雨が似合いますね。
見所豊富な「多摩川台公園」ですが 今日は《古墳》についてお話します。
この公園自体は、かつての豪族のお墓で合計なんと10基もあります。
その内、最大のものが4世紀後半に作られほぼ完全な姿を残す前方後円墳として有名な「亀甲山古墳」(かめのこやまこふん)は国指定史跡です。そして4世紀前半に作られこの地域では最古の前方後円墳の「宝莱山古墳」(ほうらいやまこふん)と名称はありませんが小円墳が8個連なっている6世紀から7世紀にかけて作られた「多摩川台古墳群」は東京都指定史跡になっています。
都内の公園内に古墳があるのは驚き!!ですが 詳しくは管理事務所に併設されている「古墳展示室」で古代へのタイムスリップを楽しまれてはいかがでしょうか?
ただ今公園内は春のお花達が咲き出して癒しの空間になっています。もしお時間がありましたら途中下車をされてぜひお立ち寄り下さい。