みなさん、こんばんは。今日もお一人ご支援いただきました。こうやって毎日、私たちの挑戦を支えてくださる方がいることがとても嬉しいです。「また、頑張ろう!」と思います。ありがとうございます。今日は、今季初めて使う肥料について紹介します。メロンの施肥には「苦土石灰」や「油粕」「ぼかし肥」などがあります。(近日中に施肥量を公開します! オーナー制の方は「どの列のメロンがいいか?」の判断基準になるかもしれません。でも見ても大体の人はよくわかりません。ってか、私もわかりません笑主人が施肥量などを考えています。)今までInstagram(@kawanabe_melone)で日々の活動を発信していました。ある時、日置市の方と繋がり「よかん土」の情報を聞きました。「よかん土」とは、鹿児島県日置市にある株式会社「丸山喜之助商店」と日置市が共同で作られた環境にやさしい酵素堆肥。以前「メロンでの実証はまだないので、使ってみませんか?」とお声かけいただき、今季使用しています。中に1列分だけ「よかん土のみ」のメロンがあります。なぜ「よかん土のみ」なのか?と言うと…どうやら無茶苦茶イイらしいんです。このよかん土。そもそも、家庭用の生ゴミを回収し竹チップ酵素を混ぜて作られた堆肥。当然、野菜の皮や油などいろいろなものが混ざっています。私たちが「油粕」を施肥しますが、そもそも「よかん土」には油粕の代わりになるものが生ゴミとして入っています。だからこそ、「よかん土のみ」でもイケるんじゃね⁈と考えました。以前お話を伺った際、開発までに10年以上要したと知りました。「なぜ、生ゴミから堆肥を?」と聞いたら…「もったいないじゃないですか! 今まで焼却処分していたけれど、何かに転用できないかな?と考え始めたんです。」と丸山さんが仰っていました。試行錯誤すること10年以上…開発当初はうまく堆肥化できず腐敗するばかりだったそう。それでも諦めず、開発を続けていたそうです。SDG’sやサスティナブル、循環型社会などが叫ばれる2022年ですが…「10年以上前はそんな時代じゃなかっただろうな」と想像すると、きっと「そんなことして何になるんだ?」とか「金にもならないだろう」とか反対もあったんだろうなと想像します。「時代がやっと丸山喜之助商店に追いついたんだね!」と心から思います。一度使ってみるとその良さはもうすぐに実感できました。私たちが借りている新たな圃場は当初、土がものすごく硬かったです。しかし、「よかん土」や「廃菌床」など自然の良いもののおかげで今では見違えるほど柔らかくなりました。今日もこのよかん土を3t撒きました‼︎ (「kg」じゃないよ、「t」だよ。しかも手で笑)今季、スーパーフード「モリンガ」も栽培予定。そのための土づくりでした。「しったい、ダレもした…」(「とても疲れたよ」の意)ちなみに「よかん土」(「とてもいい土」の意)。明日は最後の定植、90本します!最後までお付き合いいただきありがとうございました。