あなたは考えたことがありますか、
もしも
保育園に子どもを預けている時に、
地震が起きてしまったら?
保育士さんたちだけで、子どもたちを守り切れるでしょうか。
あなたがもし保育士だったら、子どもたちの命を守れますか?
皆様、初めまして。アスプラウト株式会社代表の喜多村建代と申します。
アスプラウト株式会社は、防災減災・感染対策・救護救命に関するソフト&ハードを扱う会社です。ハードの面では様々な災害対策商品を、ソフトの面では防災減災・感染対策・救護救命のコンサルティングや教育に関する事業を行っています。
私は今回、弊社が行っている事業をフル活用して
災害が起きたときでも
安心して子どもたちを預けられる、
災害対策の保育園の
モデルを作りたい!
と思い、このプロジェクトを立ち上げました。
災害が起きたとき、一番避難が難しそうな、リスクの高いところはどこか。
そう考えたとき、高齢者施設や病院など、いくつかの候補が思い浮かぶのではないかと思います。私たちはその中で、『保育園の災害対策』にターゲットを絞りました。なぜなら、乳幼児は自助力を身に着けることができません。その乳幼児を扱う保育士さんたちはとても大きなリスクを背負っているのではないかと考えたからです。
保育園自体が災害対策できていれば、災害時に一人でも多くの子どもたちの命を守ることができます。未来を担う子どもたちが預けられている場所だからこそ、一刻も早く対策を行うべきではないでしょうか。
そしてその対策は、ハード面だけ、ソフト面だけではうまくいきません。例えば避難グッズをそろえただけではうまく利用できないし、年数回の避難訓練だけで避難の方法が実際に身につくかと言われれば、それはなかなか難しいのが現状です。だからこそ、それらの両方を、普段から行う必要があります。すなわち、災害に対する意識×知識×技術、そして環境が必要です。
”遊び心のある災害対策の保育園をつくる”にあたり、まずは既存の保育園にハード面における整備を施し、災害対策を行った環境を整えます。そして災害とその対策について、日ごろから接したり考えたりする状況を整えることで意識・知識・技術、すなわちソフト面を充実させていくことを考えています。
”遊び心のある災害対策保育園”って、具体的にどんな風になるのか気になりますよね。今回、その第一号のモデル保育園となっていただくのが、熊本県にある益城わかば保育園。平成28年に起きた熊本地震では大変な被害に遭われた益城町にある保育園です。その経験から、今回の災害対策保育園モデル第1号となっていただくことになりました。園より今回の取り組みに際してコメントをいただきましたので、ぜひご覧ください。
益城わかば保育園に行っていく施策として、以下を予定しています。
①ガラス飛散防止パネル『まどプラス』、破れない網戸『ソリッドフロー』の設置
特許工法のポリカパネルで作られたガラス飛散防止パネル『まどプラス』を窓ガラスに取り付けることで、ガラスが割れても部屋の中に破片が入ってくるのを防ぎ、裸足で室内にいる子どもたちの安全を守ります。 窓を閉めている時や換気時に、遊んでいてぶつかっても大丈夫。断熱・防音素材としてもすぐれており、省エネにも貢献します。
破れない網戸『ソリッドフロー』は、高強度ステンレスワイヤー製の網を使用し、鍵もついている、破れない、防犯機能がある網戸です。新型コロナ感染症対策のために換気をする際、安心して窓を開けておくことができるのに加え、耐久性があり張替えも不要ですので、保育園に設置するのに最適です。
②感震ブレーカー『一発遮断』の設置
震災時の火災原因で一番多い電気火災を防ぐことで、保育園でそのまま避難生活を送れるようにします。この製品は、震度5強を感知後すぐに電気を遮断できるタイプなので、火災発生をより高確率に防ぐことができます。
③蓄電内蔵LED『いつでもランプ』の設置
災害時に両親の引き取りが遅くなる場合、暗くなった時に停電時でも使える蓄電内臓LED『いつでもランプ』があれば、子どもたちの不安の軽減につながります。また、保育園をそのまま避難所として活用する場合には夜間の照明として、子どもたちの様子の確認や、被害状況の判断にも活用できます。
④保育士や父兄への防災、救命教育の実施
AEDの講習など、救護救命と防災教育を、保育士向けの教育、および保護者参観を利用した各家庭へ向けて行います。
⑤たった一つのロッカーボックス
強化段ボールで各自卒園まで使えるロッカーボックスを提供。 卒園時には制作作品などを入れて持ち帰り、思い出ボックスとして活用することが可能です。
⑥楽しい体験型防災訓練
破れない網戸を実際に叩いてみてその頑丈さを実感するなど、子どもたちの好奇心をくすぐるような体験や、持ち帰って家族でも楽しむことができるような内容の防災訓練をサポートします。日ごろから家族で防災意識を高めていただくことが可能です。
⑦AEDの導入
お子さんは軽いショックでも心臓が止まることはあり得ます。その蘇生を助けるためのAEDをさらにもう一台導入予定です。導入予定のAEDは使っている最中に音声でサポートしてくれるタイプなので、使ったことがない方でも安心してお使いいただけます。
⑧お昼寝部屋をシェルタールームにする
『ライフシェルター構造パネル』 という軽量ながら衝撃や荷重曲げ歪に優れた強度を持つ構造パネルを、まずは災害があったときに一番避難しづらい、赤ちゃんがお昼寝するお部屋に導入する予定です。子どもたちが寝ているときに震災が起きた場合は保育士がシェルタールームに 逃げ込み、それ以外の時はまずシェルタールームへ避難する、という動線を考えています。
⑨シェルタールームへの仕掛け
子どもたちの手形やイラストなど楽しい外壁にすることで、有事の際の子どもたちの不安を軽減し、避難時にも遊べるようにします。
これらの施策の中には、現在開発中のものなども含まれています。ご支援いただいた資金と開発の進行状況を照らし合わせ、できるところから対策を行ってまいります。
特に”⑧お昼寝部屋をシェルタールームにする”に関しては、現在『ライフシェルター構造パネル』の特許を取得し商品開発がはじまったばかりです。資金面および開発面からも時間がかかることが予想されるため、今回のプロジェクトとしての実現は難しいと思いますが、最終目標として記載させていただいております。
弊社アスプラウトの特徴は、弊社のみでこれらの事業すべてを行っているのではなく、協力会社の皆様とその都度チームを組んで行うところです。弊社をプラットフォームとしてご依頼をいただき、ご依頼の分野が得意な協力会社の皆様とチームを組んで対応していく、という方法で行っています。
今回、このプロジェクトにご協力いただく仲間である、強力な助っ人の皆様をご紹介します!
教育担当:
一般社団法人まちかど防災減災塾代表理事 大竹 雄一郎 様
東日本大震災・熊本地震・令和元年台風15号19号など、大規模災害時に救援物資や必要物資の後方支援等を行い、被災地支援・被災者支援・ボランティア団体などのサポートを行う 。減災アドバイザーとして『減災』をキーワードに、行政のサポートとして住民目線での啓蒙活動を全国で行っている。
AED担当:
ライフトレーナー株式会社 代表取締役社長 円館 潤 様
プールに特化したビルメンテナンス業(ライフガード業)からスタートし、現在は現場を運営しながら、AED講習会をセットにしたAEDの販売、およびレンタルを行っている。AED講習会ではライフガード業で培ったAEDのノウハウをお伝えすることでAEDの重要性をご理解いただき、有事の際にはすぐにAEDを使う、というマインドセットを行っている。
「昨今では、AEDを使わなかったことに対して責任を追求されるケースがあります。AEDを”実際に使うことが想定される現場スタッフの方”に、私たちが講習会を行うことで、施設のオーナー様や責任者様が責任を追求されるというリスクを軽減させることができます。」
段ボールBOX協力:
今野梱包株式会社 代表取締役社長 今野英樹様
尊敬していた祖父の他界を機に地元に戻り、平成6年に祖父の興した自社に入社。平成22年2月に代表就任。「探さないものは見つからない。求めなければ掴めない。」を持論にいつも何かを探求している状態で、商品を購入してもまず見るのはその商品ではなく梱包・包装資材とその仕様という一種の職業病も健在。2015年12月『ダンボルギーニ』を世に出す。好きな言葉は祖父より受け継いだ『この道より我を生かす道なし この道を歩く』
非常食協力:
ボローニャ株式会社 取締役兼営業部長 真栄城 嘉也(まえしろ よしや)様
2004年、弊社の新潟工場が新潟中越地震を経験し、「不安で苦しい時こそ、おいしいもので力になりたい」という思いを強くしました。さらにそこから3年の月日を重ね、缶入りデニッシュパンの開発に成功しました。2011年の東日本大震災では、数多くの缶入りデニッシュパンをお届けし、被災した方々にたくさん喜んで頂きました。現在も、さらなるおいしさを追求し、日々研究を重ねております。
非常食なのに【ほっとする味わいは】個人様・企業様問わず現在では多くの方に支持されております。
ご支援いただいた資金につきましては、大切に使わせていただきます。
CAMPFIRE手数料を差し引いた全額、”遊び心のある災害対策の保育園”のソフト面およびハード面の準備に使わせていただく予定です。
・CAMPFIRE手数料(17%)
・災害対策(ハード面)
・掃きだし窓への破れない網戸 約10万円/枚 約10万円
・ガラス飛散防止パネル 約2万3千円/枚 約30万円
・蓄電内蔵LED 5,500円/個 約5万円
・感震ブレーカー 9,900円/個
・段ボールロッカー 3,000円/個 約18万円
・人件費(現地調査含む)
・出張費(現地調査含む)
・防災教育イベント(ソフト面)
・人件費
・広告宣伝費
今回の目標額に”⑧お昼寝部屋をシェルタールームにする”“⑨シェルタールームへの仕掛け”という施策は含まれておりませんが、皆様より目標額以上の多大なるご支援をいただけた際には、お昼寝部屋にシェルタールームを導入する施策を実施したいと思っております。
<スケジュール>
2022年1月中旬 クラウドファンディング開始
2022年2月27日 クラウドファンディング終了
2022年4月~ リターン送付開始
2022年5月 施工完了予定
”遊び心のある災害対策の保育園”に導入予定の防災用品、『いつでもランプ』『感震ブレーカー』『停電ライト』その他をリターンとしてご用意しています。ぜひ、皆様のご家庭でも導入していただき、日常での災害対策にお役立てくださいませ。
強化ダンボールをレーザーでカットして作られた昆虫や恐竜、ミニチュア家具は、子どもたちの遊び道具に最適です!作って飾って・好きな色や模様を描いて、あなただけの世界を作ってくださいね。
また、非常食『備蓄でボローニャ』は、京都の美味しいデニッシュパンのお店、ボローニャのパンが作ったパンの缶詰。オリジナルのラベルを付けられますので、お子さんの絵をラベルにしたり、賞品やプレゼントに最適です。是非ご検討ください。
その他のリターンおよびリターン詳細については、リターン一覧をご覧くださいませ。
※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最近、日本各地で大きな災害が起こり、被害が出ているのをニュースでご覧になっているかと思います。でも、それがお住まいの地域で起きたことを想像してみた方は、ほとんどいないのではないでしょうか。日常に追われて非常時のことまでなかなか手が回らなかったり、「今まで起きなかったから大丈夫でしょ」と気にしていなかったり、という方が大半かと思います。
今、災害について様々な活動をしているのは、消防士や自衛隊、医療関係の方など、プロフェッショナルな方々がほとんどです。でも、その方たちだけでは多くの命を救うことはできません。実際に一番命を救うことができるのは、素人である私たち一般市民なのです。
私たち一般市民が防災について普段から考え学ぶことで、何かがあったときに周りの方を救うことができます。だからこそ、15年間専業主婦をやってきた私のような素人が防災に積極的に携わる意味があると思うのです。素人であり、母であり、女性である私ができる防災であればきっと、どんな方でもできるに違いありません。
災害対策を継続して行うためには、日常に組み込んでいただくことが不可欠です。今回の”遊び心のある災害対策保育園”はそのための第一歩。このモデルが多くの保育園や学校その他に広まっていけば、災害対策が非常時という特別なものではなく普段から行われる日常になり、いざという時に失われる命を減らす事ができる、と確信しています。
私たちの想いにご賛同いただき、暖かいご支援をいただければ何よりも嬉しく思います。災害による被害を少しでも減らすために、お力をお貸しください。皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
最新の活動報告
もっと見る最終日!!!
2022/02/27 10:00アスプラウト株式会社の喜多村です。本日プロジェクト最終日!あと14時間ほどで終了します。このプロジェクトにご賛同いただきました皆様、本当にありがとうございます!!年を取ると共に1日過ぎるのがあっという間に感じます。でも365日、24時間など、1分1秒は誰にでも変わらず刻まれています。だから、やはり時間は大切に使わないと勿体ないですね。私も反省する事が多いです^^;本日は商店街のマルシェに伺います。コロナの時期ではありますが、地域の皆さんと感染対策に気を配りながら、このような時期に実施できる事…これは皆さんの協力合ってできる取り組みです。災害対策で重要なのは「自助力」ではありますが、地域の連携、ご近所のコミュニケーションで築かれる「ご近所力」(共助、公助)がなくてはならないです。このように、日常から皆さんが力を合わせて何かに取り組む姿勢はとても大切です。このクラウドファンディングも私一人の力では実現できず、ご支援いただいた皆様のご協力により少しづつ実現に近づける事が可能となります。まだまだ力不足ではございますが、今後とも引き続き応援のほど宜しくお願い致します! もっと見る
明日最終日!あと20万円!!
2022/02/27 00:03アスプラウト株式会社の喜多村です。明日でクラウドファンディング最終日!ご協力いただいている皆様ありがとうございます。1月2月はバタバタしてアプローチがなかなか出来ず、あっという間にプロジェクト終了が近づいて参りました。残りわずかですが諦めずに頑張ります!先日「天才キッズ楽遊館」へ行き、園の様子を半日見学させていただきました。事前に抗原検査を済ませ、子ども達の活動を見に…ことわざ、国旗、ひらがなのカードを使った遊びをまず拝見しましたが、スゴイ!!!どの子もスラスラ答えるんです!足し算、引き算、英語などもスラスラスラ~♪そしてどの子も認め合う、褒め合う、助け合うなどのコミュニケーションがしっかりと取れていました。その後、運動風景も見て更にビックリ!全員が逆立ち、側転、跳び箱が出来て、逆立ちで歩いちゃったり…子どもの可能性は無限大だと改めて感じました(*^^*)子ども達の可能性を最大限に引き出す田中理事長の接し方にもとても感銘を受けました!「災害対策保育園」のモデル作りについてもたくさんのヒントを得られた有意義な時間でした。このような貴重な機会をいただけた事に感謝し、活動に生かして参ります!!田中理事長ありがとうございました! もっと見る
1日が経つのはあっという間。。。
2022/02/24 21:07アスプラウト株式会社の喜多村です。クラウドファンディングの終了まであと3日。1日24時間はあっという間に過ぎてしまいますね。結局今日もアプローチする時間が作れませんでした^^;人にメールでPRする時間って何時までならいいのかな~?もっと時間を上手に使えるようにならなければ!!!本日は災害前後に関わる事業をされてる方達と月に一度の例会の日。今日も最新の情報を共有したり、新たな協業の可能性を探ったりと、充実した時間となりました。このチームの名前は「国土強靭化パワーチーム」内閣府の国土強靭化計画をパクっただけですが…強そうでしょ?笑災害は待ってはくれません。私たちの活動には皆さんの力が必要です!そして災害は「生活」に関わりますので、様々な業種の方とコラボレーションできます。皆さんと一緒に取り組めたら嬉しいです(^^♪ もっと見る
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