こんにちは。ご支援いただきありがとうございます。石川県は今日、明日と天気が大荒れになる予報がでていてドキドキしながら空を見上げている今日この頃・・・・。
さて、今回は卒業公演舞台編1です。卒業公演の舞台は1幕目は穴水百物語、2幕目はダンスショーです。1幕目の穴水百物語に出てくる小道具、大道具?作りがこれ大変・・・!この小道具作りもA-kids精鋭部隊「A-kidsファミリー」です。私がA-kidsファミリーに発注した小道具が出来上がるのが毎回楽しみなんです。ママたちは知恵をしぼり子供たちが使いやすいように持ち運びで壊れないように考えてくれます。優しい❣毎回寒い中でのお稽古となりママたちもたくさん着込んで作り始めます。そんな道具を少しずつ紹介いたします。
まずはじめは、穴水町で一番有名な民話「菜上げそうけ」物語は戦国時代、穴水城を居城にした殿様が川で菜っ葉を洗っているばあさまに「それはなんといものだ?」と聞きばあさまは「これはなあげそうけといいます」と説明。菜上げと名上げ、そうけ(菜っ葉をあらうざる)と宗家を聞き間違え「名をあげる縁起の良いもの」と殿様は気に入り馬印として代々使ったと言い伝えられています。ばあさあは「このそうけうちの大事なものだからやれん」といいますが殿様はあきらめませんそこで「ほうびをやろう、なんなりと申すがよい」といわればあさまは考え「わしが走れるだけ走った土地の広さをいただけますか?」と・・・殿様は名上げのためだ!とその言葉通りにばあさまは広い土地をいただき、そうけは殿様のもとへ。そうけは金粉を塗り馬印となりました。
この物語で使われた小道具から紹介いたします。
まずは「そうけ」から菜っ葉が入っているざるを「そうけ」といいます。メンバーのお家の蔵から拝借いたしました。菜っ葉はママたちの手作りです。6,7年使っていますがまだまだ使えそうです。
ばあさまと孫(お花)のシーンです。お花は私が作った役です。
この↓背景も手作りです。寒い中ママたちが外へ行き書いてくれました。絵の中にあるやぐらは、穴水町で有名な「ぼら待ちやぐら」です。海の上でぼらという魚が来るのをやぐらの上(小さな△)に座りまっていたそうです。
また次の活動報告をお楽しみに~。