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【里山プロジェクト×伝統技法継承】京都発 創業155年の会社が後世に残したいもの

近年、シカ生息数の増加や生息域の拡大により、森林被害が拡大し農作物にも深刻な影響が出ています。 共存共栄を目的に捕獲した鹿の命をせめて最後まで無駄にしない。 そんな想いから私達にできることとは何か。 古来より京都で続く伝統技法「墨流し」とのコラボで生まれたコンパクトミニ財布制作プロジェクト

現在の支援総額

24,340

8%

目標金額は300,000円

支援者数

4

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/06/15に募集を開始し、 4人の支援により 24,340円の資金を集め、 2022/07/31に募集を終了しました

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【里山プロジェクト×伝統技法継承】京都発 創業155年の会社が後世に残したいもの

現在の支援総額

24,340

8%達成

終了

目標金額300,000

支援者数4

このプロジェクトは、2022/06/15に募集を開始し、 4人の支援により 24,340円の資金を集め、 2022/07/31に募集を終了しました

近年、シカ生息数の増加や生息域の拡大により、森林被害が拡大し農作物にも深刻な影響が出ています。 共存共栄を目的に捕獲した鹿の命をせめて最後まで無駄にしない。 そんな想いから私達にできることとは何か。 古来より京都で続く伝統技法「墨流し」とのコラボで生まれたコンパクトミニ財布制作プロジェクト

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はじめに・ご挨拶

こんにちは。ツカキ株式会社と申します。今回のプロジェクトに興味をお持ちいただきありがとうございます。

弊社は「三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)」を経営理念に京都で155年、始まりは呉服卸として創業いたしましたが、今ではジュエリー、ファー、バッグなど様々なアイテムを全国各地の百貨店様、小売店様を中心に卸させていただく専門商社でございます。

前回、昨今の真珠を取り巻く環境を改善したいとの思いから、初めてのクラウドファンディングを挑戦させて頂き、たくさんの方々にご支援、応援コメントをいただき、目標達成することができました。


第2弾はなんと鹿革

弊社で長年取り扱いのある皮革製品の中でも、古来より様々なものに使用され日本人にとっても馴染みのある鹿革。近年、そんな鹿の生息数の増加や生息域の拡大により、全国的に鹿による森林被害や農作物被害が大きな問題となっています。また共存共栄を目的に鹿の捕獲を積極的にすすめていく必要があるともされています。人間が獲った命をせめて最後まで無駄にしない。我々にできることは何か。そんな思いで、今回のプロジェクトを立ち上げました。

このプロジェクトで実現したいこと

「既成概念を覆す」

これは弊社の理念の一つになります。ただ鹿革の製品を作るだけではなく、せっかく頂いた命だからこそ、何か新しいものとして世に出したい。そういった考えのもと、弊社のグループ企業の園部染工とタッグを組み、古来より伝わる伝統技法「墨流し染め」を用いたオリジナル柄の財布として鹿革を世に出したいと考えました。職人が一つ一つ手作業で柄を作って染め上げた革は、同じものは2つと作れません。そして鹿革の持つ特有の風合い、しなやかさを楽しんで頂き、そうすることで多数が廃棄される鹿革を世の中に循環させていくことを実現したいと考えております。

革産地のご紹介

今回の制作にあたり、革加工メーカー様よりご紹介、ご協力いただいたのが、長野県小諸市。こちらは全国でも有数の捕獲した鹿の加工施設や設備が整っており、人間の都合により命を奪った鹿を大切に活かすことを考え、実践されている市になります。農林水産省は、鳥獣被害防止や捕獲した鳥獣の利活用等に取り組み、地域に貢献している個人及び団体を表彰する「鳥獣被害対策優良活動表彰」を実施しています。この表彰において、小諸市が「農林水産大臣賞」を受賞したこともあります。


墨流しについて

始まりは平安時代

墨流しという技法は、平安時代後期の王朝貴族が川に墨を流し模様の変化を楽しむ遊びを起点としています。そののち、宮廷の女人たちが、宮中でも楽しむために、水盤の水面に墨を浮かべ、その模様を紙に写しとり、短冊や色紙に詩歌を書くようになりました。この遊びがやがて、紙の製法の発展にともない、装飾技法のひとつとしての墨流しとして一般化し、和歌や仮名料紙などの意匠に応用されるようになったと言われています。

現代へと継承

古来より伝わる染色技法の変遷の延長上に現代の墨流し染があります。繊細な神経と熟練した技が必要とされ、現在でも描くことができるのはごくわずかな職人だけです。日常生活を豊かに彩るデザインはまさに同じものは二度とできない、一期一会の出会いです。その技法と思いを継承していくためにも、今回、鹿革に墨流し染めを用いることを決めました。


墨流し染めができるまで

一言に墨流し染めといっても、簡単には出来上がりません。染料の調合、職人による模様作成、革染、染料の水洗い、乾燥、色止め、縫製などなど沢山の工程を経て、他にはない新たな製品が出来上がります。一つ一つが技術を要し、少量生産の丁寧なものづくりは過去から現代まで継承されてきました。この技術や思いは、未来へと受け継がれていく必要のあるものではないでしょうか。




資金の使い道・実施スケジュール

手数料を除いた資金は、鹿革の有効活用のため、原皮の仕入れ資金やその後の加工の資金として利用させていただきます。どうぞご協力よろしくお願いいたします。

実施スケジュール

6月後半よりプロジェクトスタート

7月31日(日)プロジェクト終了

8月より順次、革の染、加工スタート

9月末ごろより順次リターン品を発送させて頂きます。


リターンのご紹介

テーマは雲

雲は古来より縁起物とされてきたことはご存知でしょうか。天候を左右する雲は龍や神様の住処ともされ、やがて良いことが起こる前兆とされてきました。また一つとして同じ形のない雲は墨流し染とどこか通ずるものがあります。そんな雲にコロナ禍や未来への願いを込めて、今回のデザインとさせていただきました。柔らかなブルーをベースに雲がふわふわとたなびく様子をパステルカラー調で再現したデザインは持っていて楽しくなるお財布です。


鹿革墨流し染め財布

鹿革のもつ柔らかさ、しなやかさを残しつつ染め上げる際に鹿革に気泡が入りにくく、綺麗に染まるようパンチング加工を施しております。持っていただくとその手触りの良さを感じていただけます。

手作業による染色のため、二つとない柄行きをお楽しみいただけます。

①L字ファスナータイプ

コンパクトに使いやすいL字ファスナータイプ

〇小銭ポケット 〇カード入れ(6枚) 〇お札(2つ折り)

サイズ 縦90ミリ×横100ミリ×厚さ20ミリ


②ラウンドファスナータイプ



しっかり開いて出し入れしやすいラウンドファスナータイプ

〇小銭ポケット 〇カード入れ(2枚) 〇お札(3つ折り)

サイズ 縦80ミリ×横105ミリ×厚さ15ミリ



財布は毎日使うもの。できる限り使いやすいものを作りました。使用していただくうちに色艶が増し、上質感を感じていただけます。

最後に

現在、年間で約60万頭もの鹿が捕獲されています。人間の都合により、頂いた命をせめて最後まで無駄にしない。それが我々にできることではないかと考え、今回のプロジェクトを立ち上げました。微力ながらも鹿革の魅力を伝え、経済循環をつくることが少しでも今後の共存共栄に向けての一歩となれば幸いです。ご支援よろしくお願いします。


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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