リターンのご紹介です!
【パステル画制作】
こちらのリターンは、このプロジェクトを立ち上げた佐野花帆本人が、ソフトパステルという画材を使って絵を制作しお届け致します。ちょうど年始、リターンでお届けするのと同じサイズでパステル画を描いたのでご紹介します。
13歳のあかりちゃんと三毛猫のポイちゃん。ふたりが顔をすりすりと合わせた姿がとても可愛いく、元は動画で見せてもらったものを絵に描きました。
現在、既に【パステル画制作】のリターンをお選びいただいている方もいますね。このプロジェクトが達成したのち、メールにてご希望の制作内容をお聞き致します(サイズは額装後279×279に限定しております)。以上【パステル画制作】のリターンご紹介でした。
ここからは、絵の話をすこし。
先日FacebookやInstagramに投稿しましたが、こちらにも書いてみます。お知り合いでない方にもこのチャレンジが届きますように(シェア大歓迎です)。
私は絵を描くのが好きです。
プロフィール写真で青い絵を嬉しそうに持っていますが、これは昨年(2021)の1月頃コロナ禍の渋谷へ行ったときに車の中から私がみた景色です。実際に絵にしたのはその少しあと。
夜の街が静かでした。渋谷なので静かなはずないのですが、東京の街を車から眺めるなんてめったになかったので、雑踏が聞こえないのが不思議です。コロナ禍のムードも相まってか、私にはそのときの渋谷が青くて静かで少し寂しげに見えました。
それから5月頃だったか、仕事へ行けなかった日に落ち込んで、そのときの感情のまま手に絵の具をつけて、キャンバスに絵を描きました。悔しくてポロポロ涙しながら、よく分からない絵を描きました。
そして1月に見た渋谷を思い出してそのまま描き足しました。こんな青色だったなと。
クルマや、そのとき車内で聴いていたくるりの『ばらの花』を描いたり。好きなものを描くって本当に楽しいです。
そんなタイミングで、いつも行っている美容室さんから、同じビルのバーで展示をやるので参加しませんかとお話をいただいて、すこし肩にチカラが入って描いた絵。
展示なんて初めてのことで、少しちゃんとしなきゃみたいな気持ちが働いて、ちょこっとガチガチしたムードがそのまま絵にも出ている気がします。それはそれで良い思い出。嬉しくて嬉しくて手に絵の具をつけたまま撮った写真です。
最初の写真から全て同じキャンバスで、ずっと描き足してこんな絵になりました。また眺めていたら消したり描き足したくなる性分です。「絵を棚の上とか高いところにひょいと置いとくの」この間西荻窪の絵描きさんにアドバイスをもらいました。
私にとって絵は、喜びも悲しみも怒りも不安も、感情の表出としてとても大事な作業です。描くこと自体が楽しく、上手いとか下手とかあると思いますが、正直に言えば自分にとってはあまり関係がなく、あぁ生きていてよかった、と思えるんです。(もちろん褒められると嬉しいですし、リターンのパステル画制作は心を込めて描きます)。
皆さん、パステル画のお届け楽しみにいていてくださいね!きっと素敵に、そして楽しんで描きます。引き続き応援よろしくお願いします!
佐野 花帆