ラーニングデザイナーのお仕事で「夏休みの自由研究」「哲学」「社会課題解決」を組み合わせた授業を制作しました。要するに、『交通事故を哲学の力で減らせるか!?』という野心的な取り組みです。ルールの徹底やマナーの啓蒙だけでは解決できない状況に交通事故が起こる本質的な原因を哲学します。法を超えた、とある人間らしい背景にいきつくのですがさらにそこから哲学的アプローチを試みます。ジェレミ・ベンサムの功利主義イマヌエル・カントの義務論アリストテレスの徳倫理学と哲学的思考で交通事故の原因を解析していきマイケル・スロートの行為者基底的徳倫理へと発展していきます。特に「徳」について哲学することで交通マナーにおける徳を考察し、そのアップデートをはかります。それがタイトルにある令和にモテる新交通安全とつながっていきます。最後は、「法定速度を遵守しています」のような近年みられる車体ステッカーのようにZ世代考案の「シン・徳」をアウトプットし、解決策として提案します。どうやら8月中に一般公開講座としても開催できる見込みなのでよろしければ、乞うご期待ください!