大人の体験入学（一泊二日つげの高校生体験）にご参加いただきました。

今回のクラウドファンディングの目玉リターンである一泊二日大人の体験入学を先日実施しました。今回は近藤さんにご参加いただきました。

一日目は探究の授業「Athliss(アスリス）スポーツエンターテイメント」でキックボクシングの授業で汗を流していただき、その後3年生有志の”おもてなし隊”と夕食、入浴、寮での自由時間を過ごしていただきました。

寮では普段通り、つげの高校の生徒として仲間とトランプやボードゲームをしたり、楽しくおしゃべりしたりとおもてなし隊の生徒たちにとってもとても有意義な時間となったようです。

二日目は午前中数学と国語の授業とホームルーム活動に参加していただきました。当初はそのまま昼食を食べていただいて終了の予定でしたが、おもてなし隊と近藤さんとの会話から、午後の授業「六次産業と経営」にも参加していただくことになりました。

最後は一日課程の修了証書授与式であっという間の一泊二日が終わりました。生徒たちも年上の転校生とのお別れでさみしそうでした。

最後に今回参加していただいた近藤さんからのメッセージをご紹介いたします。

このたびは「一日特別課程」の生徒として受け入れていただきありがとうございました。体験用の特別な授業ではなく、普段通りの授業に参加させていただいたことで、想像をはるかに上回る素晴らしい体験となりました。

授業以外の時間の過ごし方は有志の生徒さんたちに任されていたので、黄柳野高校で生活するというのがどういうことかも体験することができました。また生徒さんが希望・手配して授業を追加受講することになり、自ら考えて行動することを尊重し、積極的に認めていこうという文化にも接することができました。

先生方と生徒さんたちとの関りを通しては、一歩一歩進むとはどういうことなのか、それを見守るのはどういうことなのかを学ばせていただきました。一つ前の状態からどう変わるかはとても大切であって、理想との距離ばかり測っていては見えてこないのだと。

生徒さんたちのすぐそばにいることで、仲間の様子が普段と違うことを気に掛けたり、思い当たることについて話したりしている姿にも接することもできました。そして、黄柳野高校で過ごす濃密な時間が、お互いを一人の人間として認め合いながら成長することにつながっていると感じることができました。

今回お世話になった生徒さんたちが、黄柳野高校で過ごした仲間と時間を大切な財産として、卒業後の人生を力強く歩んで行かれることを期待しております。そしてこれからも、黄柳野高校が素晴らしい生徒さんたちを送り出してゆくことを期待しております。今回は誠にありがとうございました。

今回は日程の合わなかった方にも2023年度で体験していただけるように調整させていただきます。