はじめに・ご挨拶
≪ 自己紹介 ≫
皆さま。はじめまして。
『肉番長』と申します。
まず、自己紹介をさせていただきます。
約16年前に小さな居酒屋を立ち上げたのをきっかけに、らーめん店やBARなど複数の飲食店を経営し、たくさんの仲間達も増え、嬉しいことに独立する仲間もたくさんできました。
肉好きが高じて、自身を『肉番長』と名乗り、4年前に『肉番長サロン』を立ち上げました。
東京を中心に会員制の高級焼肉店や数年待ちの予約困難店を独自のルートで開拓していき、肉をこよなく愛するサロンメンバーと共に食事会、通称『肉会』を週1回程度開催し、種々様々なお肉を食べ尽くしてきました。
肉を通じて、たくさんの人達と出会いたくさんの思い出もでき、素晴らしいコミュニティに成長できています。
商品・お店が作られた背景
≪ コロナ危機 ≫
飲食業に携わり10数年、数々の困難に打ち当たる度、苦楽を共にする仲間達と必死に乗り越えてきました。しかし、世界的な未曾有の危機「新型コロナウイルス襲来」により、観光客の減少や緊急事態宣言等による飲食店への規制の煽りを正面から受け、各店舗は売上げが大幅に減少。店舗にとっては飲食店への営業自粛が呼びかけられた翌月の売上げが50パーセントを超えて減少しました。離れたのはお客様だけでなく、大切なアルバイトや従業員もこの先どうなるか分からない状況に不安を抱え、離れていく者もいました。
コロナが過去最大級のダメージをもたらしました。
影響を受けたのは経営する飲食店だけではなく、独立していった大切な仲間達のお店や肉番長オンラインサロンの『肉会』も開催できない日々が続き、危機的状況が続きました。
≪ とじないカツ丼との出会い ≫
肉番長サロンメンバーに「いつかは、安くてみんなが喜んでくれて、幸せだって思ってもらえる焼肉屋さんをやりたい」と常々、夢を口にしていました。
食を通じて、人に『幸せ』を提供できる事は飲食店の醍醐味であり何にも変え難い喜びだと思います。
ただ…現実は、コロナによる外出規制や経済事情の悪化で街全体が鬱屈したような日々が続きました。
そんなある日
フラッと立ち寄った渋谷区のカツ丼専門店「瑞兆」
細い路地を抜けてビルの中通路に沿って薄暗くひっそりと店を構える小さなその店で、1杯1000円のカツ丼と運命的な出会いを果たします。
「ご飯の量はどうされますか」と聞かれ「大盛りで!あと、たまごダブルで!」なんて張り紙を横目にしながら、はじめてのお店なのに知っていたかのように注文。
「お待たせしました」と出てきたカツ丼は蓋からカツがチラッと顔をのぞかせる。
我慢できずに蓋を開けると、焼いた卵の上に厚すぎず薄すぎずちょうどの厚さのサクッとしたカツ。
甘い丼のタレがかかり、気がついた時には丼は空っぽ。
数々の美味しいお肉を食べてきた肉番長である私が、たまごでとじていないカツ丼に出会い、ひと時の幸せな時間を感じさせてもらいました。
≪ 芽生え ≫
「とじないカツ丼」と出会ってから数日が経ったある日。
フラリと入ったとあるお蕎麦屋さんでかつ丼を注文。
昔から日本人に馴染みある、カツをタレで煮込み卵でとじるオーソドックスなカツ丼を食べたその時、今まで「美味しい」と感じて食べていた国民食ともいえるカツ丼の柔らかい食感に、とてつもない違和感を感じるのと同時に、「サクッとした、とじないカツ丼の美味さが蘇る」という2度目の衝撃と感動を覚えました。
サクッとした食感が鮮烈に脳裏に焼き付いたのだと感じた瞬間です。
卵でとじないカツ丼といえば新潟のソースカツ丼を連想する人も多いと思いますが、瑞兆の卵でとじないカツ丼はそれとは別物。
「カツ丼は卵でとじてあるもの」という固定概念が吹っ飛び、この感動を色々な人達に広めたいという小さな思いが芽生え始め、時と共に成長していきました。
私たちの商品
≪ 研 究 ≫
以来、「卵でとじないカツ丼」の虜となり、どんな「とじないカツ丼」があるのかを調査し、様々なお店を食べ歩き、高級なお肉でもっと美味しい「とじないカツ丼」が作れないかと試作を始めました。
味は良い…
肉会での思いがよぎる…
高価なお肉を出せば美味しくて当たり前…
最高に美味しいお肉を、喜ばれる価格で提供してたくさんの人に喜んでもらうことこそが肉番長の焼肉へのこだわり。
高級なブランド豚で作るカツ丼は確かに美味しい。
でも、よりたくさんの人に喜ばれる価格で感動を味わってもらいたい…幸せを感じてもらいたい…
そんな思考を巡らせながら研究を続けました。
一口にカツといってもバリエーションは豊富で、高級ブランド豚から外国産の低価格な豚肉、下味の塩・コショウ、揚げるための油、パン粉も大きさやみみが有るか無いかなど数百種類あり、どんな組み合わせが美味しく好まれるのか。途方もない作業が続きました。
一年近くかつ丼に没頭し、色々な食材を試し、研究に研究を重ねこだわり続けて完成した一杯のかつ丼。
「とじないカツ丼」
≪ 決 意 ≫
コロナで肉会の開催も自粛し、肉仲間の気分転換に一役買えればと考え、研究を重ねた「とじないかつ丼」を食べてもらおうと試食会を開催。
「とじないかつ丼」を食べたことがない人もいて、感動してくれる意見もたくさんある中、忖度ない意見に耳を傾ける。肉質、肉の厚さ、温度、タレ、塩味、甘み、香り。まだ改良の余地を残すと感じたものの、コロナクラスターに配慮した小規模ながらの試食会でしたが皆の顔を見ることができ、自分達なりの食に対する評価で会話も弾み、喜びの笑顔に安堵。
肉番長サロンは焼肉での肉会がメインですが、本来、肉を皆で楽しむコミュニティで、肉を通じて人と人とがつながる事が目的。試食会を通じて焼肉店にこだわることなく、かつ丼専門店としてたくさんの人に喜んでもらえる事も夢の一つの実現と感じました。
コロナで鬱屈したこんな時期だからこそ、みんなに喜んでもらいたい。
幸せを感じてもらいたい。
そんな思いが爆発し、かつ丼専門店「#かつ丼は人を幸せにする」の出店を決意しました。
お店のこだわり
高級肉で作る高価な料理は美味しくて当たり前。可能な限り上等な食材で1杯1000円にこだわり、「とじないかつ丼」を完成させました。
日本の国民食「卵でとじる今までのかつ丼」は、コロナをきっかけに日本の国民食「とじないかつ丼」に発展し、その魅力を全国各地、世界各地に広げる一歩を踏み出します。
「とじないかつ丼」を目指して来てくれる人に喜んでもらうために人通りや交通量の多い場所はあえて避け、東京都中央区日本橋蛎殻町、水天宮から徒歩2分の場所に出店しました。
リターンのご紹介
とじないカツ丼一杯 ... 1000円
とじないカツ丼とtシャツ ... 5000円
とじないカツ丼と帽子 ... 5000円
とじないカツ丼とtシャツと帽子 ... 8000円
カツ丼30杯+とじないカツ丼キャップ+とじないカツ丼tシャツ ... 30000円
#カツ丼は人を幸せにする水天宮本店1年間食べ放題パスポート ... 100000円
#カツ丼は人を幸せにする水天宮本店が閉店するまで食べ放題パスポート ... ... 300000円
資金の使い道・スケジュール
皆様からご支援いただいた資金は、リターン品の準備金はもちろん、店舗運営費として活用させていただきます。
リターン品は、プロジェクト終了後より順次発送、もしくはご来店時にお渡しさせていただきます。
2022年2月1日 グランドオープン
2022年3月 クラウドファンディング開始
2022年5月~クラウドファンディング 終了 リターン順次発送開始
最後に
数あるプロジェクトの中から、最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。
「とじないカツ丼」を新たな日本の国民食となるように、まずは日本橋から一歩を踏み出します。いずれは全国へ。そして世界へ向けて大きく発信していく行きます。
このコロナは、様々な業界に本当に大きなダメージをもたらしました。
もちろん、コロナにより低迷している飲食業界や飲食業界に携わる全ての業種で厳しい現実を突きつけられた方々もたくさんいます。そんな中、私たち個人の飲食事業者にできること。
それは、食べに来てくださる方々に、食を通じて「喜び」「感動」「幸せ」といったポジティブを発信し、小さくとも明るい光を点し続けていくことだと思います。
いつまでもコロナを言い訳にして歩みを止めるわけにはいきません。
コロナによって新たな食文化が生まれ、「あの店いった?」「美味しかった?」「不味かった?」「すごかったね!」「驚いた!」なんて街に明るい食の話題を振りまき笑顔を届けるお店にしていきたいと思います。
「とじないかつ丼」をより多くの方々に届けるため、私たちと一緒にかつ丼の新しい扉を開きましょう。
肉番長
店舗の詳細情報
住所:東京都中央区日本橋蛎殻町1-37-9ライオンズマンション日本橋第105
営業時間:11時~15時を予定
アクセス等:東京メトロ水天宮駅より徒歩2分
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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