暖かいご支援やご声援、誠にありがとうございます。
本番のライトアップはもちろんですが、「みんな、誰かにとってのHERO」そんな当たり前の社会の実現に向け、動き続けていきたいと思います。
と言いつつ「社会モデル」に関して少し続きますが...
Warm Blue KURUMEは自閉症啓発デーの啓発イベントなので、自閉スペクトラム症の方にとっての「障がいと社会との関係」ってどうなんだろ?を少し考えてみました。
自閉症児者は、「自閉症って?」の活動報告にも記載しているように、様々な特性を持っています。そして、それを解ってもらえない、思いが上手く伝わらない事による混乱とス トレスが俗にいう問題行動という現象に結びついていきます。
自閉症児者の特性の現れ方は人によって様々で、レベルも全く違っています。これが自閉スペクトラム症を解りにくくしている一つの要因 かもしれません。
「合理的配慮」は個々人の状況に合わせて個別に調整し、提供されるものですが、今回は、地域や社会に向けて、知ってほしい・分かってほしいという想いで記載している為、大きく共通するもの として、基本的な合理的配慮として記載します。
◇視覚的に伝える(「聞く」よりは「見る」)
◇順序付け、見通しを立てて伝える
◇一度に多くの情報を提供しない、伝えない
◇ 本人に直接、具体的にかつポジティブに伝える
◇失敗は成功の母にならない、成功体験を重視
◇予定の変更、変化等は事前に説明
◇本人の意思表示、ヘルプ要請の方法作り
◇独り言、身体をゆらす等問題なければ許容
◇奇異な目で見ない(理解を持った無関心)
などなど、ごく一部ですが、知ってれば救われる人がいる一方、知らなければ多数派が考える「当たり前」の枠に入れられて、苦しめられる人がいるという状況は往々にしてあっているのが現状だと思います。
自閉症に限らずな部分ではありますが、まずは相手のことに興味を持って知ろうとする所から「好き」は始まると感じています。