2022/01/18 08:00

フィリピン・レイテ島は、第二次世界大戦の激戦地として知られ、ダグアス・マッカーサー率いるアメリカ軍がレイテ島に上陸し、日本軍が多くの地元フィリピン人と8万人以上の日本兵が命を落とした、歴史上日本と縁の深い場所でもあります。 今でもレイテ島各地に戦没者の慰霊碑があります。

戦後の高度経済成長期には、日本が大量のラワン材をフィリピンから輸入したことで、レイテ島の豊かな森も伐採され、大きな地滑りの被害も起こっています。

レイテ島はフィリピンの中でも最も貧しい地域の一つで、特に南レイテは定職を持たない人の割合が高く、苦しい生活を虐げられている人が多い地域です。

今回の台風22号でも甚大な被害が出ていますが、セブ島などと比較してアクセスの悪さから、支援が届きにくいと言われる地域です。

今回のプロジェクトで行う家屋の再建は、南レイテの中でもリバゴンという村と、孤島であるリマサワ島に絞って支援を行うことにしました。

リバゴンは2006年に大きな地滑りが起きて1144人の死者・行方不明者が出たセントバーナード町からすぐ近くで、ココウェルも以前から支援活動をしている地域です。

もう一つのリマサワ島はレイテ島の南沖にある島で人口は5,100人余りで、1521年に航海中のフェルディナンド・マゼラン一行によってフィリピンで最初のミサが行われた場所と考えられています。

今回は、このリバゴンとリマサワ島で被害のあった家屋の再建のための資材購入費用として利用させていただきます。

引き続き、ご協力のほど何卒宜しくお願い致します。