はじめまして!
iromoyou(いろもよう)主宰の下田愛と申します。
iromoyouは、2022年1月11日にネット上にてOpenしたばかりの帯ブランドです。
今のご時世、「なぜ着物関係を…」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかしどうか立ち去らず、最後まで読んでいただければ嬉しいです!
わたしはオリジナルデザインで刺繍帯(名古屋帯という種類)を創作しています。
制作工程の中では「デザイン」及び「刺繍」を自身が行い、「染め」と「仕立て」はその道のプロにお願いしています。
刺繍は「リュネビル刺繍」というフランスに伝わるオートクチュールでも使用される伝統技法を施しており、立体的かつビーズやスパンコールも使っているのが特徴的です。
今回のプロジェクトでは、
iromoyouブランド内でのラインナップ拡大、
具体的には、次シリーズ製作・半幅帯制作(名古屋帯より安価なもの)・洋装時でも利用できるバッグなどのアイテム制作をしたく、皆さまのお力を借りたいと思っています!
iromoyouが最終的に掲げている大きな目標。
それは、iromoyouの帯をきっかけに、
一人でも多くのおしゃれ好き女性から「着物って楽しい!」と思ってもらうこと。
これが少しずつでも叶っていくとすれば、引いては長年衰退の一途を辿っている着物業界への貢献にも繋がることだと信じています。
1. iromoyouの認知度UP!
iromoyouは、着物に興味がある方にもない方にも、単純に「あ、この帯かわいい」と思ってもらえるような、ファッションとして捉える和装の在り方を提案していきたいと考えています。
ですので、和柄などの概念を飛び越えて、iromoyouデザイナーとしてのわたし自身が「素敵」だと思えるものを詰め込んだ作品を心を込めて製作していきます。
まずは、このブランドを色んな方に知っていただきたい!そう願い、プロジェクトに応募しました。
2. ブランド内でのラインナップ拡充!
名古屋帯は高額商品であるため、ブランド内のアイテムと価格帯にもう少し幅を持たせなければならないことが目下課題です。
”洋装和装、垣根のない「ファッション」として自分らしい装いをする”というテーマがiromoyouブランドにはあるので、洋装和装どちらでも利用できるアイテムとしての「バッグ」と、「日傘」制作も視野に入れています。
↑帯の柄とリンクさせたバッグは和洋装どちらでも使えるデザインに♪
着物好きとなり、それが周囲の方に知られるようになってから、ある事実に気が付くようになりました。
① 着物への憧れはあるけど、着物を着ない女性が実は多い
確かに着物は、着付けを覚えないと着ることができないし保管も難しい。洋服に比べると圧倒的に面倒だと言えます。だから着物を好きじゃない方がいるのも当然でしょう。
が、本当は着物への興味があるのに着ないという女性も、とても多いと感じてきました。
理由として、「そもそも相談できる場所がないのではないか?」とわたしは考えています。
>着付け教室に行くには敷居がやや高く、そこまでの覚悟がない
>店舗や展示場へ行けば強い押売りに遭遇する(←わたし自身何度も経験しています…悲しい現実です。泣)
そんな環境だと相談するものもできないし、そもそも着物は日常生活に無くても困らないものですから、そのままとなりますよね。
→ますます着物離れが進む →結婚式など大きなイベント事でしか着ない →市場がイベント事にばかりフォーカスする → 市場に出回る着物が限定される
そんな構図が出来上がっているのでは、と推測しました。
② 着物好き=和柄物が好き という誤った認識がある??
わたしは着物好きであると同時に、洋服も大好きです。
気づけば好みのファッションテイストなるものがあり、スタイリングを楽しんでいます。
しかし一定数の方から、着物好きは勘違いされやすい?という事実に気がつきました。
それ位「着物」とは、人々の間から一定領域にカテゴライズされてしまっているのかなぁと少し悲しい想いをすることも。
着物も洋服と同じ「ファッション」であり、好みがあるのに…。
上記①②を解決するべく、試行錯誤を繰り返して遂にブランド立ち上げを決めました。
着物ではなく「帯」に決めた理由は、以下3点です。
・地元(長崎)にいながらも制作しやすいこと
・リュネビル刺繍によるデザインがしやすいこと
・あくまで本物にこだわったこと(着物はもっと職人の手を通る工程が多く、また生地も調達しにくい)
■ファッションテイストを重視
iromoyouは、ファッションテイストを重視してブランドを立ち上げました。
そもそも「テイスト」とは、何か?
それは、ファッション業界の中で基本中の基本となる8つに区分された「雰囲気」のことです。
誰もが知るハイブランドからまだ知名度の低いものまで、ありとあらゆるファッションに関わるブランドが己の柱とするテイストを持って展開しています。
しかしながら、和装業界ではテイスト区分がほぼ無いと言っていいです。
ファッションであるにも関わらず、「個性」という表現域がとても狭いということです。
普段のファッションテイストがモダンな女性がいるとしましょう。
その女性が着物になった途端、その個性やテイストが消えることを想像するとき。
ファッションを愛するその人にとって着物とは何とつまらないことだろう、と思うのです。
■リュネビル刺繍
フランスに伝わる伝統刺繍を帯に施すことで「和」のイメージを離れました。
そもそも着物柄は、ルールに則って作られるということが多いです。例えば、季節を感じられること、めでたいとされる柄が入ること。
しかしiromoyouではこれらは一切無視し、インスピレーションとテイストを大事にして表現することとしました。
そうすることで、現代の感覚にあった帯が生まれると考えています。
■ 相談場所があるということを知って欲しい!
iromoyouは、着物への憧れはあるのにイメージに捉われ過ぎて(お着物はルールが難しい等)着物を着れない女性にこそ知って欲しいブランドです。
そんな女性のための「お着物あるある相談会」などをSNS上などで作り、相談窓口となる場所作りもしています。
■ 本場京都での修行時代
20代前半で着物の世界に夢中になった後、作り手となるべく一念発起し20代後半で本場京都へ赴きました。そこで、着物作家の先生に師事しました。
京都では一から着物・帯のデザイン、色、制作工程、あとは着物業界のこと等を幅広く勉強させてもらいました。
■ 体調を崩し、生き方について考える機会を得たサラリーマン時代
ワケあって京都行きから3年後、長崎へ帰郷し一般企業で事務職に就きました。しかし4年目位の頃、仕事の激務が重なり体調を崩しました。
それが「自分の生き方はこのままでいいのか?」と大きく自問自答する機会となりました。
実はその頃には既に「自分が締めたいと思える帯を作りたい」という、うっすらとした目標がありました。着物制作に携わるには、京都の職人さんにしかできない工程があることを重々承知していたわたしは、諦めようとする気持ちとの葛藤を繰り返しながらも、やはり自分の手で自分の表現したいものをクリエイトする想いを断ち切れず、長崎にいながら創作できる方法について模索する日々が始まりました。
■ リュネビル刺繍との出会い
そんな中リュネビル刺繍に出会いました。出会った瞬間の稲妻に打たれたような強い感覚は今でも鮮明に覚えています。「これをわたしのデザインで帯にする」と誓い、一から熱心にオンラインで学びました。
京都の修行時代に培った様々な経験が今、活かされていると強く感じます。
培ったデザイン力とノウハウで、今の自分にしか創れない帯ブランドを作ろうと決心するに至りました。
●プロダクト資材費:約40万円
●お礼品送料 :約5万円
●掲載手数料 :約5万円
プロダクト資材費の内訳は主に以下です。
■1.次作シリーズの資材確保
帯の表地は正絹(シルク)100%を使っています。
>生地取り寄せ → 染め(京都職人へ依頼)→ 刺繍 → 仕立て(仕立て屋へ依頼)
全工程で約5ヶ月程かかる為、「染め」まで済ませた状態でオーダーを受ける体制にしています。キャッシュバックが見込めるようになるまでもう少しかかると考えていますので、先行投資の費用が必要です。
■2. 安価商品制作の為の資材確保
iromoyou主力商品「名古屋帯」は高額である為、以下のような安価作品も手がけていこうと考えています。
・「半幅帯」という更にカジュアルな帯:
生地が半分の量となります。また、刺繍に時間のかからないデザイン展開にするつもりですので価格を抑えられます。
・ バッグ&日傘:
和装・洋装どちらにもデイリーに使ってもらえるアイテムを作りたいと考えています。これは、「和装・洋装の垣根を無くし、ファッションとして着物スタイルを捉える」というiromoyouのコンセプトに通じています。
・ 帯小物(帯留めや帯紐):
iromoyouのテイストに合わせた帯小物も取り扱いたいと思っています。特に、まだあまり名を知られていないようなクリエイター作品によるものを探したいと思っています。
① マルシェバッグ2種: 各¥4,500
② ロゴ入りトートバッグ2種: 各¥3,000
③ アルファベット刺繍入りのリネンハンカチ 3色: 各¥5000
④「botanical Ⅱ」のラフデザインと枠付き刺繍: ¥20,000
⑤ 名古屋帯「botanicalⅢ」のデザインへの参加権: ¥33,000
⑥ botanical帯のセミオーダー: ¥135,000
⑦botanical刺繍入り巾着バッグのセミオーダー
[ 実施スケジュール ]
2022年2月上旬 クラウドファンディングスタート
2022年3月末 クラウドファンディング終了
2022年5月下旬 お礼品(リターン)を発送開始
iromoyouは、和装のときに感じるその不自由さと違和感を解放したいという想いから始まりました。
着物が放つ凛とした佇まいやその精神は大切にする。
その一方で、「和柄」という領域を一度離れ、自由な表現で帯をクリエイトする。
iromoyouは「帯」を切り口として、特別なイベント事がなくても着物をファッションのひとつとして楽しみ、愛する女性がひとりでも増えることを目標とし、ライフスタイルの提案をしたいと考えています。
みなさまのご協力を、どうぞよろしくお願い致します!!
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る御礼
2022/04/01 10:38こんにちは♡iromoyouの下田愛です。昨日をもってクラウドファンディングが無事に終了致しました!深く深く、心からの御礼を申し上げます。実際に支援してくださった方、直接的でなくとも応援してくださった方へ感謝の気持ちで本当にいっぱいです!今回の機会を通して思ったことは「わたしは一人じゃない」ということだったように思います。ひとりで作業をしているのでともすると、まるで孤独な戦いのように感じることも多いのですがそうじゃなかったんだと何度も体験させていただきました。今は、何にも代え難い大切なものを得た心地です♡頂いたご支援は、必ず次のステップへ繋げさせて頂きますので引き続き見守っていただければと思います。ご支援くださった方、準備が整い次第、順次お送りさせていただきますのでどうぞお楽しみにお待ち下さいませ。本当にありがとうございました♡iromoyou 下田 愛 もっと見る
本日、最終日となりました!
2022/03/31 08:38こんにちは!iromoyouの下田愛です。約2ヶ月間に及ぶクラウドファンディングも、いよいよ本日が最終日となりました!わたしが住む長崎は本日雨天で、満開に咲き誇っていた桜の花も散り始めそうです。桜の終焉と共に終えるクラウドファンディング。なんだかドラマチックだなぁと、ひとり感慨深く思っているところです。しかし桜は散っても、iromoyouはスタートを切ったばかり!これからも良い意味でマイペースを大切にしつつ、走り続ける所存です!↑次の作品準備に取り掛かっています♩残り十数時間とはなりますが、周りの方へのご周知など引き続きご協力をお願いできれば幸いです。それでは皆様、本日も素晴らしい1日をお過ごしください^^iromoyou 下田 愛 もっと見る
残り5日となりました!
2022/03/26 13:27こんにちは! iromoyouの下田愛です。いつもiromoyouを応援して頂き、誠にありがとうございます!さて、2月上旬にスタートしたクラウドファンディングですが、残すところ後5日となりました。あっという間のように感じています。目標に対する状況と致しましては、半ば以降から伸び悩んでいるのが正直なところです…!が、前回の活動報告と重複しますが、あくまで「足るを知る」精神で感謝を忘れず今ある中からできることを一歩ずつやっていく所存です。そして、最後まで諦めず頑張りたいと思います!そうそう、ここで一つクラウドファンディングから繋がったご縁をご紹介させてください。「リアル名古屋」という、名古屋発信の"リアルと上質にこだわる" 情報サイトさんにiromoyouを掲載して頂くことになったのです!iromoyouは、何でもない日にもお着物着てみましょ♩♩という、一見ラフな"デイリーお着物スタイル"を提案していますが、その実、帯そのものは『本物であること』を常に意識しています。「リアル名古屋」さんの理念や考え方に似たものを感じたので、本当に嬉しい出来事でした。↑こちらは「リアル名古屋」さんのインスタから抜粋していますよかったらHPもご覧になってみてくださいね♪https://real-nagoya.com/article/fashion/iromoyou/↑頂いたオーダーの刺繍作業はコツコツと始めています。それでは引き続き、iromoyouを何卒よろしくお願い致します!このクラウドファンディングを通して、必要な方にiromoyouの想いが届きますように。ひとりでも多くの方にiromoyouを知ってもらえますように。最後までお読みいただきありがとうございました^^iromoyou 下田 愛 もっと見る
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