2022/03/13 21:35

花魁夢想が始まったきっかけの一つに

吉原(現:東京浅草)での出逢いがありんす。

今日はそのお話をちょいといたしんす。


花魁に憧れていたわっちは吉原の街に足を運んだんでありんす。

見返り柳、吉原大門(よしわらおおもん)、花街を抜けると

吉原神社が見えてきんす。

吉原神社には、映画『花宵道中』にも出演された「道場するなら~」の女優さんもどしゃぶりの中訪れたんだとか。


吉原神社も過ぎると、鈴の音が鳴る弁財天さんの神社がございんす。

ここには、関東大震災で亡くなった何百人の遊女がおりんす。

毎年供養を行うそうでありんすが、

供養待ちの遊女はみな、早く供養されたいのにも関わらず明るく待っているそう。



少し花魁の容姿にも触れんす。

花魁のコスプレというものは、

胸元をがっつりあけたり、乱れ髪をイメージするかと思いんすが

花魁になるほど身だしなみはしっかりするんだとか。

胸元は見せず、襟は90度。髪の毛はぴしっとまとめる。

乱れるのは殿方の前だけ。

ギャップ萌えでありんす。


なぜわっちがこんなに詳しく知っているのかというと

吉原にある喫茶店の女将さんと仲良くなったからでありんす。

地方から来たわっちに何時間も話をしてくれ、着付けも指南してくれんした。

実はその方、毎年4月に行われる花魁道中に関わっていたそうでありんす。

そこの女将さんは、

「女性は強いのよ。遊女たちだって、どんな状況であれ、たくましく生きていたのよ」とおっしゃっておりんした。


女将さんと出逢ったのは7年前。


今、喫茶店は閉まっていんす。

今年の花魁道中も中止でありんすが (ichiyosakura.com) 

復活したらぜひ吉原に足を運んでほしいでありんす。

桜がひらひらと舞う中練り歩く姿は、本当にきらびやかでありんすよ。



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