花魁夢想が始まったきっかけの一つに
吉原(現:東京浅草)での出逢いがありんす。
今日はそのお話をちょいといたしんす。
花魁に憧れていたわっちは吉原の街に足を運んだんでありんす。
見返り柳、吉原大門(よしわらおおもん)、花街を抜けると
吉原神社が見えてきんす。
吉原神社には、映画『花宵道中』にも出演された「道場するなら~」の女優さんもどしゃぶりの中訪れたんだとか。
吉原神社も過ぎると、鈴の音が鳴る弁財天さんの神社がございんす。
ここには、関東大震災で亡くなった何百人の遊女がおりんす。
毎年供養を行うそうでありんすが、
供養待ちの遊女はみな、早く供養されたいのにも関わらず明るく待っているそう。
少し花魁の容姿にも触れんす。
花魁のコスプレというものは、
胸元をがっつりあけたり、乱れ髪をイメージするかと思いんすが
花魁になるほど身だしなみはしっかりするんだとか。
胸元は見せず、襟は90度。髪の毛はぴしっとまとめる。
乱れるのは殿方の前だけ。
ギャップ萌えでありんす。
なぜわっちがこんなに詳しく知っているのかというと
吉原にある喫茶店の女将さんと仲良くなったからでありんす。
地方から来たわっちに何時間も話をしてくれ、着付けも指南してくれんした。
実はその方、毎年4月に行われる花魁道中に関わっていたそうでありんす。
そこの女将さんは、
「女性は強いのよ。遊女たちだって、どんな状況であれ、たくましく生きていたのよ」とおっしゃっておりんした。
女将さんと出逢ったのは7年前。
今、喫茶店は閉まっていんす。
今年の花魁道中も中止でありんすが (ichiyosakura.com)
復活したらぜひ吉原に足を運んでほしいでありんす。
桜がひらひらと舞う中練り歩く姿は、本当にきらびやかでありんすよ。
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