2022/04/29 19:00

こんにちは!スタッフさあちゃんです。

7月30日(土)単独ライブのサポートメンバー、ギタリスト・柴田耕平さんへのインタビュー後編。

前編 では、ギターを始めたきっかけから現在の音楽活動について伺いました。

今回の後編は、桃子さんとの出会いや柴田さんにとって音楽とは? などなど。
ぜひお読みくださいー!

 ▼柴田耕平さんプロフィール
 ・京都府亀岡市 出身
 ・ボーカル&ギターユニット
Little helper(リトルヘルパー) と、
  さまざまなアーティストのサポートギタリストとして活動中。
  その他、ライブハウスに勤務。
 ・Twitter:
https://twitter.com/shibata_lh


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桃子さんの第一印象は「強そう」

さおり:
桃子さんに最初に会ったのはいつ頃ですか?

柴田さん:
2018年くらいですかね。当時、私がスタッフとして働いていたライブハウスに、桃子さんがブッキングライブで出演していて、そこが最初だったと思います。

さおり:
桃子さんの第一印象はどうでしたか?

柴田さん:
はっきりと覚えていませんが、強そうな感じはしました。悪い意味ではなくて、芯が強そうだな、と。

ライブハウスのスタッフという職業柄、たくさんのシンガーさんにお会いします。桃子さんと同じように、自分の中に世界を持っていて、静かな感じの方が比較的多いのかなぁと。個人的な感想ですが。

さおり:
なるほど。その後、一緒にライブのリハーサルをやる中で、桃子さんの印象は変わりましたか?


柴田さん:
そうですね。強そうだなと思っていたけど、実は繊細。桃子さんも自身のことを「いつもとっつきにくそうだと思われる」と話していましたが、実際リハーサルで関わってみると、そんなことないなって。

さおり:
うんうん。桃子さんから京都の単独ライブに誘われた時は、どんな気持ちでした?

柴田さん:
シンプルに、嬉しかったです。呼んでもらえるのが本当に嬉しいですね。

それにしても、ライブハウスのスケジュール に桃子さんと自分の名前が同じ大きさで載っているのは、どうなんだろうか(笑)。

さおり:
(なんだか嬉しそうだ……!!)


サポートミュージシャンとして絶妙なさじ加減を

さおり:
柴田さんが音楽をやっていて、一番嬉しいなと感じるのは、どんな時でしょうか?

柴田さん:
難しい質問ですね(笑)。やっぱり自分の楽曲やステージを「よかった」と言ってもらえる時は嬉しいです。ライブでうまいことできている時は楽しいですし。

さおり:
「うまいことできている」というのは?

柴田さん:
その場の心地よいグルーヴが生まれていることかな。あと一番大事なのは「自分が楽しいだけではない」こと。

サポートミュージシャンとして、自分だけ楽しくてライブがぐちゃぐちゃだったら意味がない。シンガーさんのやりたい音楽の形を成立させて、その上で「いい感じ!」と感じる演奏ができていたら楽しいですね。

さおり:
サポートする側として、そこを大切にされているのですね。

柴田さん:
そうですね。サポートにもいろいろなケースがあります。個性の強いギターを弾く人には、「好きなように弾いてほしい」から依頼する場合もありますし。

でも、私の場合はそうじゃなくて、寄り添うスタイルを期待してもらっているのかな、と。

一方で、私のようなスタイルのサポートミュージシャンが、引っ込みすぎてもよくないと思っています。そうすると、シンガーさんがサポートを呼んだ意味がなくなってしまう。だから、ある程度は前に出つつ、歌を引き立てつつ。これを心がけています。

さおり:
サポートとしての絶妙なさじ加減は、経験で身に付くものなのでしょうか?

柴田さん:
経験よりは、実際にライブを観て学ぶ方が多いかもしれません。メインのシンガーさんやその時のお客さんによって、さじ加減が全然違うんですよね。ライブハウスで働いているので、たくさんのライブに関わって学びがあるのがありがたいです。

さおり:
確かに、サポートミュージシャンに求められるスタンスはライブごとに違ってきますよね。

柴田さん:
はい。「この人にサポートを依頼している意味はなんだろう?」ということを含めて、ライブを観ている自分がいます。もちろん、私はミュージシャンとしてまだまだだと思っているので、これからも感覚を磨いていきたいです。


「もっと聞きたかったな」と思ってもらえるライブをしたい

さおり:

柴田さんにとって「良いライブ」とは?


柴田さん:

「こうだから良かった」という明確な理由はないですね。ただ、ライブが終わって「あぁ、もっと見たかったなぁ」と思えたら、良いライブだったのかなって。


さおり:

うんうん。心で「もっと聴きたい」と感じていたら、それがすべてですよね。

柴田さんが「今後こうなりたいな」と目指す姿ははありますか?


柴田さん:

正直なところ、具体的な目標はないです。これからも演奏していられて、それなりの生活ができていたらいいなと思いますね。


ライブで演奏し続けるためには、サポートとして呼んでいただけるような演奏技術を身につける必要があります。それに加えて、シンガーさんが「やりやすい」と感じるコミュニケーション面も重要です。トータルで「呼んでもらいやすいミュージシャン」でありたいなと考えていますね。


さおり:

最後に、7月30日(土)の単独ライブを楽しみにしていただいている方々に一言お願いします!


柴田さん:

あー、こういうの苦手で(笑)。すみません。

ライブが終わった時に、桃子さん、自分、お客様、みんなが「よかったな」と思えるように、そのための準備は一生懸命やらせていただこうと思っています。


桃子さんの世界を引き出せるように精一杯サポートさせていただきますので、楽しみにしていてください!


さおり:

わー楽しみー! 柴田さん、本日はありがとうございました!


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今回は、これまでと一味違ったインタビュー企画でした。

皆さまによりライブを楽しんでいただけたら嬉しいです。


これからも情報発信していきますよー!



書いた人:我妻 沙織(さあちゃん)