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記憶2 少年は何故犯罪を繰り返すのか (仮) 映画続編 製作支援プロジェクト

少女たちが赤裸々な過去を語ったドキュメンタリー映画 「記憶」。女子少年院にいる彼女たちは「加害者である前に被害者であった」その衝撃の事実を知り得た映画の続編。現在少年犯罪は減少しているが再犯者率は高い。「少年は、なぜ犯罪を繰り返すのだろうか」 「記憶 2」の製作・男子少年院の取材がスタートした。

現在の支援総額

2,251,000

112%

目標金額は2,000,000円

支援者数

96

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/02/28に募集を開始し、 96人の支援により 2,251,000円の資金を集め、 2022/05/15に募集を終了しました

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支援者数96

このプロジェクトは、2022/02/28に募集を開始し、 96人の支援により 2,251,000円の資金を集め、 2022/05/15に募集を終了しました

少女たちが赤裸々な過去を語ったドキュメンタリー映画 「記憶」。女子少年院にいる彼女たちは「加害者である前に被害者であった」その衝撃の事実を知り得た映画の続編。現在少年犯罪は減少しているが再犯者率は高い。「少年は、なぜ犯罪を繰り返すのだろうか」 「記憶 2」の製作・男子少年院の取材がスタートした。

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はじめに・ご挨拶

みなさん、はじめまして。中村すえこです。

2019年、7月多くのみなさんに応援していただき、女子少年院のドキュメンタリー映画「記憶」は完成しました。ありがとうございます。

少女たちは「加害者である前に被害者であった」その衝撃の事実を知ることができた映画になったと思っています。

私は、全国に9施設ある女子少年院を全て訪問し、多くの少女と出会いました。少女たちは、虐待・ネグレクト・貧困・放任でなく放置に近い環境など、子どもを取り巻く環境は想像を超えるものでした。この問題は決して自己責任ではなく、社会問題であると言えます。

私自身、少年院経験者という当事者であっても少女たちのリアルな声から改めて知る事実が多々ありました。それと同時にこの社会には知らないことがまだまだあるということに気づかされました。


このプロジェクトで実現したいこと

犯罪白書から数字を読み取ると、現在少年犯罪は減少していると言えますが、
再犯者率は高いと言えます。

「少年は、なぜ犯罪を繰り返すのだろうか」
その問いの先が知りたくて、現在、私は男子少年院を訪問し、同時に「記憶2」の製作をスタートさせました。
そして、彼らが犯罪に手を染める理由は様々であるが少しずつその闇がわかってきました。
そのとき、社会はどうあるべきでしょうか。

私は、この問いをみなさんと一緒に考えていきたいと思っています。
ぜひみなさんのご支援をよろしくお願いします。


活動について

映画製作の理由。私が映画を作ろうと思ったのは「社会を変えたい」と思ったのがきっかけです。その原点となるのがセカンドチャンス!での活動でした。
私は2009年に立ちあがった少年院出院者の自助グループNPO団体『セカンドチャンス!』に所属し活動しています。

セカンドチャンス!は少年院出院者の当事者自助グループです。年齢や職業関係なく、出院後に社会に出て頑張っている人たちの集いです。皆励まし合い、嬉しいことや、悩みなどを分かち合い、より良く生きるための居場所づくりをしています。

私自身、15歳でレディースの総長となり、その後傷害事件を起こし、少年院送致となりました。


しかし、出院後の社会生活は自分の望んだものとは全く違う環境でした。「どう生きていいかわからない」これはその当時の私です。

その後、私はたくさんの人に支えられ、人生を生き直すことができました。



ドキュメンタリー映画「記憶」について

1作目のドキュメンタリー映画「記憶」は2019年に完成しました。

この映画は、少年院の中にカメラを入れ、少女たちの赤裸々な言葉から、彼女たちの取り巻く環境や、抱える課題などの事実、ありのままの姿を伝える内容になっています。

2021.2.21読売新聞掲載


2021.02.12 朝日新聞

現在、完成した映画は、各地で上映会を実施しています。開催地域ごとに手づくりの上映会で「記憶」の上映をしてくださる個人や団体の方に上映会を企画してもらっています。

上映会には、トークの時間をつくっていただくことが多く、私も各地へできるだけ足を運び、一緒に考える、声を届けています。

また、各地を訪れた際に、少年院への訪問もできる限り行なっており、全国の少年院にいる少年たちにも、一人じゃないよということを伝えるために、応援メッセージを届けに行っています。

各地の上映会(一例):

2019年12月21日(土) 愛知上映会 ウィンク愛知 (来場:約100名)

2020年10月17日(土) 横浜上映会 神奈川公会堂ホール(来場:約220名)

2020年11月21日(土) 札幌上映会 ちえリあホール(来場:約150名)

2021年12月18日(土) 埼玉上映会 埼玉産業文化センター(来場:約200名)

過去の上映会情報はこちら


映画のテーマについて

今回、初めて関東の男子少年院にて取材・撮影を行なっています。
全国の少年院を回って気づいたことは、少年の犯罪は単純な犯罪として語ることはできません。男子少年でも虐待、親や周りとの軋轢や心の問題など多くを抱えています。

「なぜ犯罪を繰り返すのか」という再犯率の高さにも目を向けていき、また、前作で取材をした少女は今どうしているのだろう? ということでその後の取材も行っています。

少年院にいる少年たちのリアルな声を聞くために、今回は、愛知県で活動するNPO法人再非行防止サポートセンター愛知の高坂朝人さんにもインタビューアーをお願いしています。


【インタビューアー】高坂朝人

NPO法人再非行防止サポートセンター愛知 理事長

自らの非行の経験を元に、少年院や鑑別所での面談・就労支援・自立サポートなど、少年への活動を行う。世界中の再非行を減らし、笑顔を増やすことを大切に活動を続けている。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

皆さん、こんにちは、高坂朝人です。現在私は、愛知県で、鑑別所や少年院に入った少年たちと共に生き直す活動に取り組ませてもらっています。

すえこさんとは、セカンドチャンス!立ち上げの頃から、関係団体や少年院に一緒に講演に行かせてもらったり、少年院入院中または仮退院した少年たちが再非行をすることなく幸せに生きていくために何が必要なのかを共に熟考しながら活動してきた付き合いです。

記憶を見て、少年院入院中または仮退院した少女たちの、今までのこと、今のこと、これからのことについて、少女本人を主軸としながら現実の部分を撮り、社会と共有してもらえたことは、感謝と尊敬の念を抱きました。

そして、この度、インタビューアーとして協力しようと思ったきっかけは、2つです。

1つ目は、誤解を解き、理解と協力してくれる人を増やしたいということです。僕自身も少年院に入ったことがあります。できるだけ同じ目線で、インタビューをさせてもらい、少年院入院中または仮退院した少年たちに、在りのままを撮らせてもらい、一人でも多くの方と共有し合いたいです。非行少年の生き直しには、犯罪性のない信頼できる人との繋がりが必要不可欠だからです。

2つ目は、すえこさんの情熱への共感です。僕も含めて、非行少年・少年院に入った少年たちは、加害者でした。被害者がいるということです。どのような生い立ち、環境であっても、人に被害を負わせることは許されることではないし、被害者の被害は目に見えないものも多くて、二度と回復できないものもあると思います。映画を撮り、社会に共有させてもらうことで、さらに被害を深めてしまう人もいると思います。この活動をしていくことは、とてもデリケートで、さまざまな立場の人たちと調整を重ねたり、考え合うことが求められてきます。それでも、すえこさんは、諦めずに、信念に基づいて活動を続けています。だから、僕も、被害を深める人もいるかもしれないということを胸に刻みながらも、再非行を減らし、被害者も増やさないことに繋がるように、インタビューアーの一人としての役を全うさせていただきたいと思います。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

製作中の映画について

記憶2 〜少年はなぜ犯罪を繰り返すのか〜(仮)

原案・監修・監督:中村すえこ  

製作統括・記憶製作基金事務局長:吉岡市雄

プロデューサー:島野伸一/ 岸あやこ/ 前田直嗣

記憶2 製作実行委員会:堀田豊稔/ 狩野修

協力(後援予定):法務省 矯正局/ 保護局

製作:ドキュメンタリー教育映画記憶製作基金事務局


実施スケジュール

2022年2月28日 クラウドファンディング開始

2022年5月15日 クラウドファンディング終了

2022年 ドキュメンタリー部分制作(少年院取材) 

2023年 ドラマ部分撮影、制作

2023〜2024年 完成予定、完成披露試写会実施

※コロナウィルス感染症対策の影響などで変更する可能性があります。


資金の使い道

このプロジェクトで集まった資金は

1、映画の製作費の一部
(構成・台本費/出演費/撮影技術費/スタジオ費/編集費/音楽効果費/少年院取材経費)

2、完成披露試写会の運営費
(試写会場費/試写会経費)

3、クラウドファンディング手数料

として大切に使わせていただきます。


応援メッセージ

秋本奈緒美さん(記憶1では全編ナレーションを務めていただきました)

皆様こんにちは。秋本奈緒美です。前回記憶ではナレーションを務めさせていいだきました。すえこさんとは、すえこさんの半生を映画にした「ハードライフ 」ですえこさんのお母さん役をやらせていただきそこから現在までプライペートでもおつきあいさせていただいております。すえこさんの生き方とても良いですよね。「人は変われる社会は変えられる」私もすえこさんの考えに共鳴して本当に妹を見るように応援しております。すえこさん頑張って !!

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

バッドボーイズ 佐田正樹さん(記憶1再現ドラマにご出演いただたきました)

みなさんこんにちは。佐田正樹です。 2019年に完成した記憶。私も中村すえこさんとのおつきあいから出演協力させていただきました。またそれ以降、更生保護の重要性についてとても興味が湧き、少年院講話などに時間があれば伺っています。札幌上映会にもすえこさんと舞台挨拶ということで登壇させていただき更生保護の難しさなどお話しさせていただきました。
この度、記憶 2 少年はなぜ犯罪を繰り返すのか ? 製作にあたり私もまたぜひ協力させていただきたいと思っております。
現代の男子少年院という難しさも多々あると思いますが、すえこさんスタッフのみなさん頑張ってください。皆様ぜひ応援そしてご支援よろしくお願いいたします。


※前作「記憶」出演シーンより

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

中澤達也さん

こんにちは。中澤達也です。すえこさんとは、セカンドチャンス ! 立ち上げ時からの仲間としておつきあいさせていただいております。記憶にもぜひ協力させていただきたいと再現の少し強面の教師役で出演させていただきました。笑。記憶2 少年はなぜ犯罪を繰り返すのか ? 私たちの時代と違って現代の男子少年院に入院する子たちも虐待などケースも様々だと思います。
難しい局面もあると思いますが、ぜひ頑張って本音を引き出してください。
私も現在は違った局面から社会での更生保護携わっておりますが、ぜひこの作品にも協力していきたいと思っております。
皆様ぜひご支援のほどお願いいたします。


※前作「記憶」出演シーンより

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

原田篤さん 

すえこさんの行動力には、日本一周を2度してきた僕も驚かされます!
 そしていつも明るく、自分の成すべき道に向かって闊歩する姿は、見ていて爽快でもあります。お話を聞き、前作を見て、おきている現実は想像以上のことがあり、ふとするとそのネガティブな感情に引き込まれそうになりますが、すえこさんのSNSの発信を拝見していると、自分自身の取組みにも勇気を頂く事が出来ます。
 作品を観た方が、この作品が非日常の中にある現実ではなく、自分の背中合わせにある事実だと認識して頂ければ、今後のすえこさんの活動の後押しになると思います。僕も応援していきます!


リターンについて

ご支援いただいたみなさまには、以下のリターンをさせていただきいます。

□3000円 中村すえこ監督よりお礼のメッセージ

□10,000円 中村すえこ監督よりお礼のメッセージ、完成披露試写会参加 1名分、映画エンドロールにお名前掲載

□15,000円 中村すえこ監督よりお礼のメッセージ、完成披露試写会参加 1名分、映画エンドロールにお名前掲載、映画パンフレット提供

□30,000円 中村すえこ監督よりお礼のメッセージ、完成披露試写会参加 2名分、映画エンドロールにお名前掲載、映画パンフレットにお名前掲載・提供 ※企業の場合は企業ロゴ掲載

□50,000円 中村すえこ監督よりお礼のメッセージ、完成披露試写会参加 2名分、
映画エンドロールにお名前掲載、映画パンフレットにお名前掲載・提供 ※企業の場合は企業ロゴ掲載
中村すえこ著書「女子少年院の少女たち ―「普通」に生きることがわからなかった」(さくら舎)提供
zoom語ろう会監督・製作スタッフと裏話ぶっちゃけ雑談会への参加権(完成後に実施予定)

□100,000円 中村すえこ監督よりお礼のメッセージ、完成披露試写会参加 2名分 ※企業の場合は企業パンフレット,チラシ,ノベルティなど配布可能、
映画エンドロールにお名前掲載、映画パンフレットにお名前掲載・提供 ※企業の場合は企業ロゴ掲載
中村すえこ著書「女子少年院の少女たち ―「普通」に生きることがわからなかった」(さくら舎)提供
関係者打ち上げ招待(映画完成後に実施予定)
zoom語ろう会監督・製作スタッフと裏話ぶっちゃけ雑談会への参加権(完成後に実施予定)
上映権(上映主催許諾/上映権料含む 諸費別途)

□200,000円 中村すえこ監督よりお礼のメッセージ、完成披露試写会参加 5名分 ※企業の場合は企業パンフレット,チラシ,ノベルティなど配布可能、
映画エンドロールにお名前掲載、映画パンフレットにお名前掲載・提供 ※企業の場合は企業ロゴ掲載
中村すえこ著書「女子少年院の少女たち ―「普通」に生きることがわからなかった」(さくら舎)提供
関係者打ち上げ招待(映画完成後に実施予定)
zoom語ろう会監督・製作スタッフと裏話ぶっちゃけ雑談会への参加権(完成後に実施予定)
上映権(上映主催許諾/上映権料含む 諸費別途)★監督トークイベント付き(交通費別途)


最後に

2021年11月16日 撮影がスタートしています!

本作の取材撮影・製作を成功させ、たくさん人に少年院にいる少年・少女たちのことを伝えていきたいと思います。みなさまご支援のほどよろしくお願いいたします!


※ 1作目「記憶」上映会を開催された皆様(更生支援団体様)へ。
ぜひこのクラウドファンディグを通して今作の上映会(上映権)をご検討そしてご支援ください。映画完成前にご支援いだければ幸いです!


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最新の活動報告

もっと見る
  • 記憶2少年はなぜ犯罪を繰り返すのか (仮) 映画続編 製作支援プロジェクトクラウドファンディングをスタートして2ヶ月近くが経ちました。この度、200万円の目標金額に達成いたしました!皆様からたくさんのご支援・応援をいただき、本当にありがとうございます!!製作スタッフ一同、皆様からの応援を肌に感じて、今後の製作に対する想いを膨らませております!写真は先日の取材で訪れた少年院で撮ったものです。引き続き取材・製作を進めております。さらに主催上映会の開催など増やしていければと思っておりますので、締め切り日まで残り僅かとなりましたが、さらなるご支援よろしくお願いいたします! もっと見る

  • 4月2日にじいろフェスタ掛川(主催 にじいろスマイル掛川)での「記憶」(1作目)上映会がありました。中村すえこ監督もシンポジウムに参加。テーマは少年非行の現況とこれからの社会に必要なこと。記憶に出ていた少女の1人も見に来てくれました!彼女の詳しくは記憶2の後追い取材でお伝えしたいと思います。また、4月29日には札幌で上映会も開催され、監督も参加してきました。映画を観た方からの感想もいただき、みんなんで考えていくことができたと思います。桜が見頃の札幌でした!まだまだ全国上映会は続きます。全国で上映会を主催してくださる方も募集中です。3月末には記憶2の取材で多摩少年院の桜を撮影してきております。このクラウドファンディングの募集終了期限まで、あと11日です!引き続き記憶2の応援、よろしくお願い致します。 もっと見る

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