-「私が初めて会った時に言われた言葉です。」(学生より)
1.自己紹介
○私たちの紹介
2.行啓通商店街とは
○行啓通商店街って??
○行啓のイベント
○行啓の魅力
○行啓で学んだこと
3.プロジェクトについて
○始動に至るまで
○修繕した屋根の状態
○修繕中の様子
○資金の使い道
○リターン
4.最後に
○思いと展望
○私たちの紹介
こんにちは、北海道にある北星学園大学に通っています、近谷 孝輝(ちかや こうき)と申します。
私は現在大学4年生です。学生生活ではダンス、ボランティア、手話サークルに所属し活動してきました。
また学外ではNPOの活動に参加したり、学生交流会を企画するなど様々な活動をしてきました。
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北海道大学3年生の川辺晃太郎(かわべ こうたろう)。彼も様々なボランティアに参加しています。
近谷と同じくNPOの活動に参加したり、北海道大学の国際協力サークルで活動したりしています。
↑近谷(左)と川辺(右)
そんな私たちが、共通してお世話になっている商店街があります。
それが札幌市の中央区にある行啓通(ぎょうけいどおり)商店街です。
今回のプロジェクトは、お世話になった行啓の皆さんに恩返しがしたい!
そんな思いで立ち上げたプロジェクトです。
○行啓通商店街って??
遠方の方にもぜひ知っていただきたいのでちょこっと紹介!
行啓通は、札幌市中央区山鼻にある北海道で最も歴史ある商店街です。
「行啓通」という名は、明治、大正、昭和の天皇様が3代にわたり行幸・行啓されたことから銘々されたそうです。
※行啓=太皇太后・皇太后・皇后・皇太子・皇太子妃・皇太孫がお出ましになること
行啓通の有名な特に「お声がかりの柏」というものがあります。
これは、さきほどの明治天皇が行幸された際に立派な柏の巨木を見て、
「あれは何か?」と尋ねられたことが由来だそうです。
現在はその木自体は無くなってしまったとのことですが、
その子供の木たちは山鼻公園にしっかりと植わっています!
中央区山鼻にある公園。奥には柏の木も。
○行啓のイベント
夏の「ふれあい広場」「盆踊り」冬の「まちの灯り」など年に3回ほど大きなイベントがあり、
地域として盛り上がりを見せています。
私たち大学生も毎年このお祭りにボランティアとして参加しています。
ふれあい盆踊りの様子
まちの明かりの雪像
また、他にもマルシェという野菜直売のイベントを行ったり、
まちゼミというワークショップを開くイベントなど様々な活動をしています。
○行啓の魅力
お祭りのお手伝いをしているとき、突然「はい。」と一言、
見てみると、焼き鳥やおにぎりなどを差し入れをくれたり、
「ご飯のお代わり欲しかったら器持ってきなさいね!」と気さくに声をかけてくれたり、
企画後の打ち上げでは、自分の将来の夢について相談させてもらったりと、
良く学べて 一緒にいて楽しく 若者を迎えてくれる温かさがある
そんな商店街です。
先日の理事会後に行った忘年会の写真
○ 行啓で学んだこと
商店街、地方、地域。
自分は昔、そういう冠の付いた言葉のもとで活動している人を見て「偉いなぁ」「すごいなぁ」と思っていました。
それは自分とは関係のないどこか遠い人たちの活動で、それ以上でもそれ以下でもなかったのです。
しかし、自分がボランティアとして関わっていく中で気づき、学んだことがあります。
それは、偉いだとか慈善活動だとかそういうのを考える必要もなく
自分の好きな地域と人たちと一緒に「出来る範囲で出来る事をやる」だけなんだということです。
○始動に至るまで
10月の終わりに差し掛かったころ、商店街でボランティアに参加している最中に
『from zero』というお店の店主さんである礼子さんから、
「事務所の屋根が壊れており、11月中に直そうと考えている」という話を伺いました。
その後参加させていただいた理事会にて、
その資金集めをクラウドファンディングで自分が中心になってやらせてもらえないかという話をさせてもらいました。
理事会の様子。
その後、積雪の関係で修繕を先に済ませ、
今、現在プロジェクトの始動するに至ったという形です。
自身から声を上げた理由は大きく分けて2つあります。
1つ目は、クラウドファンディングのWSに参加した経験があったからです。
今年の5月ごろ、このサイトを運営している、
CAMPFIREさんのワークショップに参加させていただいたことがあります。
そこで、クラウドファンディングという知識を得たため
今回の屋根修繕のお話を伺った時にこれをうまく利用できるのではないか?
という考えに行きつきました。
クラウドファンディングを用いるメリットは、
プロジェクト終了後も継続してパトロンとのつながりができる事や
ネットを通じて遠方の方にも情報を発信することが出来る点です。
このプロジェクトを通して様々な方にこの土地の魅力を感じて欲しいと考えています。
2つ目は、この土地に何かお返しがしたいと考えたためです。
私はこの行啓通とは大学2年の冬から、学生の企画会議で間接的に関わりを持っています。
そして大学3年の夏からはずっと商店街でお世話になってきました。
短い期間に感じますが、その間に私たちは行啓通ととても濃いお付き合いをさせてもらいました。
例えば、まちゼミ。実際に自分たちでワークショップを開き、SNS講座を行いました。
事務所でまちゼミの企画会議の様子
夏祭りの様子
しかし、とても懇意にさせてもらった行啓ともこの冬を超えると卒業のためお別れです。
特に、私は北海道外に就職する予定のため、関わりも少なくなってしまいます。
そこで、お世話になった商店街に最後に何か恩返しがしたい。そう考えました。
クラウドファンディングの準備中の様子
○修繕した屋根の状態
屋根修繕プロジェクトに際して、屋根の修繕は11月20日~25日の6日間で行いました。
先だって行った理由は屋根に雪が積もると修繕ができないからです。
雪の積もった不安定な屋根は、本当に危険です。
また、冬が過ぎるのを待つとその間に事故が起きかねないという状況だったのも理由の1つです。
今の事務所は築70年を向かえています。その長い歴史がわかるかのように老朽化が見られます。
これが修繕前の屋根の様子です。
分かりやすく色を付けてみたのですが
屋根がたわんでしまっているのが伝わるでしょうか・・・?
雪の降る北海道ではこの屋根のたわみは死活問題です。
屋根と壁の間が少し空いているためにとても冷たい隙間風が入ってきてしまいます。
さらにメッキがはげてきて錆びついています。
また、屋根の構造上雪が降ったときには滑り止めに雪がたまります。
もし、この溜まった雪が落ちた時に下に人がいたら大けがをしてしまいます。
今までは、屋根に人が登り屋根から雪を下すことで対処をしていたのですが、
それもまた危険であるため、補修を行うことにしました。
○修繕中の様子
直した日も既に雪が積もっていました。
傾斜があるのが分かります。雪が降る滑りやすく、高さもあるため本当に危険です。
事務所の裏から。作業中の様子
○資金の使い道
手法:ALL-In
目標金額:50万円
修繕した屋根の修繕費の見積もりが95万円となっていたため
目標額をその約半分ほどで設定しました。
少しでも皆さんの力をお借りしたいです。
※プロジェクト終了前に金額が達成した場合※
目標額を場合に応じて引き上げ、残りの45万円分の修繕費に充てさせていただきます
(よって最終目標額は95万円になる場合もあります)。
また、95万円以上の超過分はリターンとして出る経費に利用させていただきます。
○リターンについて
ここからはリターンの説明に移ります!
今回の企画に辺り、行啓通商店街の全面的なバックアップのもと
今回のクラウドファンディングのためだけに用意したスペシャルなリターンです。
リターンの内容を1つずつ説明したいと思います!
学生による手書きの感謝のお手紙を送らせていただきます。
こちらのネームを一人一人掘らせていただきます。
このプレートは行啓通商店街にある憩いの広場(行啓ポケットパーク)にて常設展示させていただきます。
あなたのお名前が優しさが目に見える形で一生残ります。
手作りのエコ石鹸です。送る際にはかわいい行啓通ロゴシールを貼ってお送りします!
夏の盆踊りやふれあい広場などの際に使えるビール飲み放題券をプレゼントいたします。
行啓通商店街や行啓周辺の四季折々の写真をポストカードにしてプレゼント。
4枚1セットをお送りいたします!
1年分の写真を厳選し作成した卓上カレンダーをプレゼントいたします。
商店街からシーズンに入った際のファイターズペアチケットをプレゼントいたします。
試合日の調整はメールにてさせていただきますね^^
昔一度行啓と関わりを持った方にお勧めしたいです。あなたの活動が今に残っています。
もちろん様々な方にも着ていただきたいです。
○ラ・ヴェリテ(洋菓子店)の特製クッキー
なんとこのクラウドファンディングのためだけに
洋菓子店である「ラ・ヴェリテ」さんがクッキーを焼いてくれます。
つまり非売品。プレミアムな品です。
○思いと展望
冒頭の部分に書かれた内容
「商店街を変えるのは、よそ者、若者、馬鹿者だ」
私が行啓に初めてボランティアに行った時に言われた言葉でした。
大好きな行啓通にも苦労はあります。
年々組合数は減ってきている。
商店街の街並み、景観も少しずつ薄れてきている。
イベントの時には人手が足りない。
でも、ここにいる皆さんは暖かく優しい。
だからこそ
ここの商店街に少しでも協力していけるよう、
よそ者であり若者であるこの馬鹿者が精いっぱいの努力をしたい
と思います。
そして、私が新しい後輩にこの思いを繋げていき、行啓への輪を広げていきたいです。
この屋根修繕プロジェクトはそんな若者の活動の集大成。
皆さんのご協力をどうぞ、よろしくお願いします。
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