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コロナ禍に間借りで始めたごはんや湯気、ついに本開業します!

コロナ禍に間借りで始めたごはんや湯気。 ついに西荻窪で本開業します!!

現在の支援総額

2,413,000

120%

目標金額は2,000,000円

支援者数

185

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/02/27に募集を開始し、 185人の支援により 2,413,000円の資金を集め、 2022/03/27に募集を終了しました

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現在の支援総額

2,413,000

120%達成

終了

目標金額2,000,000

支援者数185

このプロジェクトは、2022/02/27に募集を開始し、 185人の支援により 2,413,000円の資金を集め、 2022/03/27に募集を終了しました

コロナ禍に間借りで始めたごはんや湯気。 ついに西荻窪で本開業します!!

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最後の一粒までおいしいお米を楽しめるごはんや「湯気」西荻窪で本開業します!




〈はじめに〉

みなさま、はじめまして!

間借りのごはんや「湯気」を営んでいる森岡夏生と木村ゆりと申します。 

湯気はコロナ禍2020年10月、目黒区のBARを間借りしてオープンしました。 こだわって選んだ新潟県産コシヒカリのつやつやおむすびと丁寧に出汁をとった味噌汁がメインの定食屋です。

このプロジェクトは間借りのごはんや湯気から本開業して西荻窪の湯気に進化させるためのものです。

湯気のことはテレビで知って下さった方が多いと思います。ここには間借りから本開業に至るまでのことが、よりリアルに正直に書いてあります。

拙い文章ではありますが、自分たちの言葉で一生懸命皆さまにお伝えしていきます。最後まで読んでいただけると嬉しいです。よろしくお願い致します!


〈私たちのこと〉

私たちは高校卒業日本料理を学べる専門学校に入学し、そこで出会いました。でも学生時代から特別仲が良かったわけでも無かったんです笑

専門学校卒業後、同世代の女の子達はホールサービスとして就職していくなかで私たちは当時女性では珍しく和食の調理場で働くこと、"板前修行"の道を選びました。

和食の料理人になるためには和食の5法(生、煮、焼、蒸、揚)を習得しなければなりません。入店してすぐは"追い回し"というポジションにつきます。これは各ポジションの先輩たちの雑務や、掃除、野菜と魚の下処理を担当します。このポジションで1年間を通して季節ごとの仕事を覚えていきます。

同僚は全員男性で先輩からももちろん差別なくきつく叱られる、時には悔しさで涙して帰る日もたくさんありました。


(森岡修行時代の写真)


(木村修行時代の写真)


2人はそんな共通点があって連絡を取り合い次第に仲良くなり、仕事終わりや休みの日によくお酒を飲みにいきました。

魚の骨が刺さって腫れた指、ガス釜を爆発させて燃えたまつげ、火傷だらけの腕を見せ合って笑い合っていました。20代前半、同年代の女の子達は綺麗にネイルやまつげパーマ、当時は正直羨ましかったです。でも、私たちはそれに代えても料理の話をして笑い合っている時が楽しかったのです。

(話せる仲間がいて心強かったね)



◼️森岡夏生(27) 主にホール担当

東京都世田谷区出身。

和食料理人をしていた祖父のおせち料理の美しさに感動し料理人を目指す。 

(おじいちゃんの綺麗なお節料理)

専門学校卒業後、和食屋、焼き鳥屋、パン屋、カフェなど様々な業態のお店で働く。 

#お酒が趣味#とにかく行動力がある#みんなが虜になる明るさ!


◼️木村ゆり(27) 主に調理担当

新潟県新潟市出身。

高校卒業後の進路に迷っている時、病気で食欲をなくしていた祖父に野菜を綺麗に盛りつけたそうめんを作ったら完食してくれた!「料理人になるんだや!(新潟弁で料理人になりなよ!)」という言葉で急に進路を決める。 

専門学校卒業後、銀座の料亭で4年間修行。その後ケータリングや作り置き業も経験する。 

(ホームパーティ用ケータリングの料理)

#大工の祖父から受け継いだ職人気質#引っ込み思案#だいたいの料理は味コピができるらしい!


〈間借りのごはんや湯気が開業するまで〉


■コロナ禍での失業

和食のお店で働いたあと、別のお店に移ったり様々な経験をして各々の夢を叶えようと奮闘していました。

そんなある日コロナが猛威をふるいだす...。

森岡は働いていたカフェが閉店。木村はフリーで始めたケータリングと作り置きの予約がすべて白紙に。毎日ニュースで流れる飲食店自粛の呼びかけ、街を歩けば行きつけのお店の「閉店」「休業」 の張り紙。

私たちこれからどうなっちゃうの...? 毎日が不安でいっぱいでした。

木村「なっちゃん、仕事どう?私は全部白紙!どうしよう!」

森岡「私もどうしようかなって考えてた!」

木村「久々に会って話そう!」


■料理の仕事、諦める、、、? 

いつ収束するのか目処もたっていない。このままじゃ生活もしていけない。

しばらくは飲食の仕事から離れようかとも考えていました。 でも、久々に集まってファミレスでドリンクバーをしながら話をしていたら、料理の話題ばかり。暗くなっていた気持ちも晴れてきました。

やっぱり料理人として仕事をしたい。

あれだけ朝から晩まで料理のことを考えて厳しい修行をしてそれでも大好きな料理の仕事、 諦められる訳がない!

コロナ禍を逆手にとって、今だからできること、そして2人だからこそできることを考えました。


■でも、いきなりお店をもつ?

開業資金もなければ知名度もノウハウもない私達がいきなり店舗を持つことはハイリスクすぎました。そんな時、間借りのシステムを知りました。間借りとは既存の飲食店の営業時間外や使っていないスペースを借りて出店するということです。

「これだ!」

間借りなら少ない開業資金と比較的ローリスクでお店をオープンできます。すぐに間借りのサイトに登録し、何軒か内見に向かいました。そして雰囲気と立地で選んだ不動前のBARを借りてランチ営業をすることに決めました。




■「湯気」という店名の由来

(初代湯気ロゴ)

店名は木村が決めていて、森岡も「いいね!」と言ってくれました。「なぜ湯気?」とよく聞かれるのですが2人ともあっつい銭湯に行くことが好きだという共通点と、このご時世でも銭湯の湯に浸かったときのようにホッとするひとときを過ごしてもらいたいという思いを込めてつけました。


■どんな料理なの?

このご時世で人と人とのコミュニケーションが制限されたり、長いこと故郷や実家に帰れなかったりすることを予想すると心細くてたまりませんでした。

そんな時に食べたいなと思い出したのが実家の母、祖母の温もりがあって素朴なご飯のことでした。

(祖母の煮物)

(帰省すると祖母が作ってくれるご飯はちょっと地味だけど美味しくてホッとします。)


これを私たちが再現して、少しでもほっとできる時を提供できたらいいなと思いました。外出自粛中だったので料理で少しでも季節感を感じてもらえるもの、つやつやのおむすびとお味噌汁の定食をお出ししようと決めました。


(夏の定食)



■いざオープン

お皿や調理器具は料亭を営んでいた森岡の祖父から譲ってもらい、足りないものは合羽橋で買い足しました。何回も試作とオペレーションの確認をしました。

(可愛いお皿たち)


いざオープン! 

開店して数日間は私たちの知人や友人、近所の方々が来てくださったりしていましたがそれも長くは続かず、1日に5、6名来店してもらえたら良い方でした。それでも足を運んでくださるお客さまを大事に、SNSも使ってちょっとずつ常連のお客さんが増えていきました。「湯気でご飯を食べることが今の癒し!」と言っていただけることがその時の私たちにこの上なく嬉しいことでした。


■「幸せ!ボンビーガール」に出演

(物件探しを密着取材中)

ちょうど物件探しを始めようとしていた時。森岡がアンケートサイトで将来の夢について答えていたところ「幸せ!ボンビーガール」といい番組の目にとまり、「開業ガールという枠で密着取材させてもらえませんか?」とお声がけをもらいました。

全国放送のテレビに自分たちが映ること、いいことも悪いことも反響があることを考えると正直怖くて、かなり悩みました。特に人前に出ることが苦手な木村は出演ををためらいました。でも森岡の「こんな機会はもう絶対にない!大丈夫!受けよう!」というポジティブさがその時の木村を引っ張ってくれました。

確かに、知名度のない私達にとっては良いチャンス。「お店のことを知ってもらえるなら受けよう!」と覚悟を決めて出演することにしました。


(スタジオにも呼んでもらったね)

(オープン日は緊張で息なんてできなかった)


真夏に汗だらだらで何軒も内見に行ったところ、不動前のBARに決まったところ、初めてオープンした日のてんやわんやな朝の仕込み、全然お客さんが来なくて悩んでいるところ、全て密着取材されていました。


■テレビ出演の反響 

放送日、お店の開店でお世話になった方、常連さんたちと一緒に見ました。「本当に自分たちがテレビに出てる...」と不思議な感覚と気恥ずかしさでまともに画面を見れませんでした。

放送後はSNSのフォロワーが100人だったところ2000人に増え、びっくりするほどメッセージが届いていました。

次の日からは開店1時間前から行列ができるようになりました。 

今まで1日5〜10名ほどだったお客様が50名ほどに。間借りで限られた時間と限りのある冷蔵収納スペース、BAR用の厨房機器での仕込みは想像以上に大変でしたし、整理券を発券したりする余裕がなく、大幅にお待たせしていたことが心苦しかったことを憶えています。

せめて、わざわざ足を運んでくださったので、ひとつひとつ心を込めておむすびを結びました。

それからも何度か営業の様子などが放送され、テレビやSNSを見てたくさんの方がお店に訪れてくださいました。

放送前からの常連さんもそのことを喜んでくださいました。オープン当初はそれこそてんやわんやでしたがいましたが私達も次第に慣れて安定した営業ができるようになってきました。


■順調だったけど引っ越しに 

半年たった頃、ビルのオーナーさんが変わり急に引っ越しをしなければならないことになりました。やっと慣れて、近所にもたくさん常連さんがいて順調にいっていたときの急な引っ越しだったのでショックが大きかったです。


(それでも、不動前ラストの日は常連さんがたくさん来てくださって花束たくさん頂いた。ありがたいね。)


■どこに引っ越す?

落ち込んでいる暇もなくまた何軒か内見に行きました。ですが物件探しはとても難航していました。

引っ越しの日が近づいていて焦っていたところ、 森岡の幼なじみの先輩が運営している西日暮里スクランブルという複合施設の中のスペースを貸していただけることになりました。

その幼なじみの先輩は何軒も飲食店の運営に関わっており、私たちがお店を始めた頃から親身になってアドバイスをしていただいておりました。その先輩の近くでお店をできること、不動前とガラッと雰囲気は変わるものの、西日暮里駅から徒歩1分以内で人通りが多いということでここを間借りすることに決めました。


■西日暮里スクランブルでの営業

西日暮里駅は通勤の乗り換えで利用する方が多いこと、会社も近くにあることを踏まえてテイクアウトをメインにやっていくことにしました。テイクアウトメニューはイートインではできなかった炊き込みご飯、まぜこみごはんメニューを充実させて毎日7〜10種類程度のおむすびとお味噌汁を並べました。


(具沢山の豚汁)

(いなり寿司)

(秋は栗の炊き込みご飯。夜遅くまで仕込み)


最初はテーブルにおむすびを並べるのみで販売していま したが、先輩のアドバイスで湯気の「ゆ」の暖簾を外から見えるようにかけたことで格段にお客さんが増えました。西日暮里でも通勤の際やお子さんの送迎の際に毎日買ってくださるお客様も増えてきました。

不動前のときのお客さんも「遠いよ~」と言いながらも来てくださったり引き続きテレビを見たお客さまが来てくださったり、近所の常連さんも増えてゆき、西日暮里に来て半年、開業して1年ちょっと経ち、今に至ります。

(人気の天むす)


(夜営業おでん)


〈本開業への思い〉 

自分のお店を持つということは、間借りを始めた当初は夢のまた夢のことでした。取材で「本開業は視野に入れてますか?」という問いにも「やってはみたいですけど、、、」と消え入りそうな声で答えていました(笑)

でも営業をしていくうちに自分たちがこれから目指すものと料理が具体的になっていきました。間借りの制限なく、雰囲気もお料理も自分たちらしく、皆さんに満足してもらえるお店を持ちたいという思いが日に日に強くなっていきました。


■3回目の物件探し 

西日暮里の引っ越しが落ち着いたタイミングで、本開業のお店の物件探しを始めました。

このご時世でも条件の良い物件はすぐに埋まってしまうのです。申し込みをしては落ちての繰り返し。それでもやっとご縁があり、探していたエリアでゆったりした街「西荻窪」に決まりました。


(物件は12月に契約しました。)


〈新店舗の湯気〉
■こんなお料理を楽しんでもらいたい

お昼:ステップアップするという意味でおむすび定食は卒業します。 

おむすび定食の進化版を作ります!こだわって選んだお米と季節のごはんのお供セットとお味噌汁の定食、月代わりでおいしいお米の食べ方を楽しんでもらえる定食(冷や汁、きりたんぽ鍋、おこげ、中華粥、す し、リゾット、ときにはご要望にお応えして復刻版湯気のおむすび定食など) をご提供する予定です。


今試作やお皿選びをしている段階なので写真は準備できなかったのですが、楽しみにしていてください!SNSやここでの活動報告に掲載予定です!


夜:お昼と同じ定食と、お酒を楽しみたい方用にごはんのお供と野菜や魚の小料理と、主に新潟の日本酒をお出しします。女性1人でもふらっと立ち寄りやすいお店にします。


↓参考に不動前時代の夜営業おかず

(日本酒がすすむ新潟の郷土料理のっぺい汁)

(ホタルイカとウドと菜の花のあえ物)

(鰤しゃぶ 辛味大根ポン酢)

(お出汁しみしみおでん)


梅干し、漬け物、みそなどは手作りする予定です。昔ながらの日本の手仕事を大事にしてやってゆきます。 湯気に行けば、健康的でホッと安心できる料理が食べられる、皆様の心のふるさとになります。


■こんな空間で

設計は私たちと同い年の設計士の知人にお願いしました。

(スタイリッシュさの中にもあたたかみがある店内になります)

ペンキを塗ったり、できるところは自分たちで作っていきます。


〈ご支援の使い道〉

今回の開業はスケルトンからなので約1000万円程かかる予定です。

皆さんのご支援は厨房機器(冷蔵冷凍庫、オーブン、シンク、IH、製氷機、食洗機、炊飯器、フライヤー、米保冷庫など)に充てさせていただきます。

目標金額を超えた場合は

・内装工事費

・厨房機材(バット、ボウル、しゃもじ、おひつなど) 

・備品(ペーパータオル、ラップ、アルミホイル、テイクアウト容器など) 

・家具(椅子、テーブル、荷物置きなど) 

・クラウドファンディングリターン原価 

・クラウドファンディング手数料10%

に充てさせていただく予定です。


〈リターンについて〉

大幅な割引がある!とかお得な商品を送る!というリターンではありませんが、心を込めてお返し致します。


〈最後に〉
長文にも関わらず最後まで読んでいただきありがとうございました。

私達の開業までのエピソードやこれから始めるお店の思いについてこの場を借りて伝えさせていただきました。 私達はそれぞれ1人だと極端に得意なこと不得意なことがあります。お互いの苦手なことを理解し補い、1人だとうまくいかなかったことも2人ならば良いところを何倍も発揮できる関係です。

間借り営業という経験を通して悩みや葛藤に向き合って確実に成長しパワーアップしました。

これまではテレビに出たおかげが大きくて、これからはさらに覚悟を持ってお店を作っていかなくてはならないことは私たちも重々承知です。

それでもとにかく、昔の手仕事が丁寧にされた力がみなぎるような美味しいごはんを食べて感動してもらいたい。 皆さんにとって憩いのお店を作りたいのです。

それから私達にはまだまだ皆様に貢献できる、やりたいことや叶えたいことがあって、そのスタートラインに立つために常設の店舗を成功させたいのです。 

まだまだ未熟なお店ですが、これからの湯気の成長と進化を皆様に見届けてほしいのです。

2022年4月(仮)にオープン予定の湯気のご支援、どうかよろしくお願い致します。


湯気

東京都杉並区西荻南2-19-7


Instagram 

https://www.instagram.com/yuge_gohan 



<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最新の活動報告

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  • ご報告・お礼

    2022/03/28 16:39

    ご報告・お礼湯気西荻開業応援プロジェクト、昨日終了いたしました!おかげさまで、185名の方より2,413,000円のご支援を頂き無事に成功することができました。たくさんの方からご支援いただいたことに感謝しております。本当にありがとうございました。温かいメッセージを読んでこれからオープン準備、益々頑張ろうという気持ちです。4月15日に西荻窪にて湯気をオープンする予定です。リターンは準備出来次第、メッセージを送らせていただきます。今後とも、湯気をよろしくお願い致します。皆さま、本当にありがとうございました。 もっと見る

  • こんばんは!たくさんのご支援、コメント、本当にありがとうございます🥲お店の工事が着々と進んでおります。カウンターができました! もっと見る

  • 訂正です、、、。

    2022/03/04 20:32

    クラウドファンディングリターンの【湯気ハイキング部】のことです。2022年10月15日(日)とありますが、2022年10月16日(日)に訂正させて下さいませ。申し訳ありません。 もっと見る

コメント

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  1. 2022/03/04 17:27

    「湯気ハイキング部 1日参加権」の日程が、10月15日(日)となっていますが、今年の10月15日は土曜日ではありませんか? 日程は、15日(土)でしょうか?16日(日)でしょうか?

    1. 2022/03/04 20:38

      ご指摘ありがとうございます🙇‍♀️ 10月16日(日)の間違いでした。 活動報告にて訂正させていただきました。 またご支援、本当にありがとうございました。


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