1.はじめに
皆さんはじめまして、埼玉県在住の松島理香と申します。
50代女子、8年前から国産陶磁器とポーセラーツ(陶磁器に絵付けをする)教室の講師のほか、子供向けの生け花教室を開くなど、小さな小さな活動でありながら「知る・学ぶ・創る・繋ぐ」そんな機会を多くの仲間たちと作ってきました。
2.おばあちゃんち事件
私は、おばあちゃんちが大好きでした。
そのおばあちゃんちがあるのは、群馬県鬼石町。
’三波石’という庭石の産地。私も石屋の孫娘です。
こどものころ、週末たびにバスに乗って祖父母に会いに行く。
それは私にとって冒険でした。
そのおばあちゃんちは1階には広い土間と居間がある、’THE!昭和!!’。
想い出いっぱいのその家は、15年前の祖母の他界を機に空き家となり、叔父がお世話をしてきました。
しかし、年老いた叔父には管理が難しくなり、町への寄付を考えていると聞きました。
私の想い出いっぱいの私のおばあちゃんち。
まるで祖父母の存在そのものや想い出のすべてがなくなってしまうようで、なんとも言い表せない気持ちになりました。
3.ともに頑張ってきた先生仲間の苦悩
同時に、コロナ感染拡大により、私や仲間が開いていた数々の教室は次々と中止に。
その状況が2年以上も続く今、講師として活躍していた私をはじめ仲間たちの経済的あるいは精神的ダメージは、想像以上のものです。
ただでさえ高齢化社会を超えて‘超高齢社会’と言われる今、老後の生活への不安は想像以上に大きなものでした。
また、コロナの影響で急激に進んだオンライン化。
その流れにうまく乗れた人もいる中で、ついていけない仲間もたくさんいて、格差は広がる一方。モチベーションはどんどん下がっていきました。
『人とのつながり』や『リアルで会うこと』。
それまで当たり前だったはずの人とふれあい、温かさの中で笑い合って楽しく生きることが、いかに私たちの健全な心と安心な生活を支えてきたか、ひしひしと感じることになりました。
4.クラファンに挑戦する理由と目標
コロナなんかに負けたくない!
こんな状況だからこそ、思い描いてきた未来を諦めない人でありたいと思う自分がいました。
例えこのコロナ渦であっても、若い世代に負担をかけることなく自立して生きていきたい。
“年齢を重ねてもお金を生み出しながら楽しみ続けられる人生”を歩みたい!
生きてきた経験を生かし、また新しいことに挑戦しながら自分なりの生きがいを見出し、仲間と一緒に望む未来を目指す、そんな生き方がしたいと強く思いました。
これは、SDGs‘8’「生きがいと経済成長」にあてはまります。
そうだ!私の想い出の詰まったおばあちゃんちを使おう!
仲間が再び活躍できる場を、そして気楽に集まり「ただいま」「お帰り」が言えるアットホームな場をつくろう!と思いました。
誰かと誰かがお互い教えたり教えられたりする。
なんとなくフラッと立ち寄り、お茶をする。
地のものをふんだんに使った美味しいお料理を囲んでワイワイやる。
そこで出会った仲間同士で想い出や未来を語り、時には誰かのうんちくをちょっぴりうんざりしながら聴く。そんな時間をしあわせだと思えるような場所。
あそこに行けば誰かがいてくれると、心のよりどころになる場所。
若者からご高齢の人までみんながあつまり、教えたり教えられたりする場所。
そんなごくごく当たり前の時間の中で、伝統や文化、人とのふれあうことの温かさを、私たちの世代で終わらせることなく若い世代へと紡ぎ続けられる場にしたい!
これまで当たり前だったはずのことを、あらためてもう一度ここでスタートさせる。
そこで、みんなで新たな想い出と歴史を作っていけるなら、まさに、生まれ育った町、藤岡への恩返しとして地域活性の役にも立てる!
そう思ったのが、クラファンにチャレンジしようと思った理由です。
このクラファンでは、
①一緒に楽しんで参加してくれる人を募る。
②支援してくれる人を募る。
③おばあちゃんちを生まれ変わらせるためのリフォーム資金100万円を募る。
この3つが目標です!
5.欲張りな未来への展望
今回のチャレンジは私の藤岡のおばあちゃんちですが、こんな場を全国につくること。
みんなが生き生きと元気で生きていける場を、47都道府県に作りたい。
さらには、そうして日本中にできたそれぞれの‘家’をオンラインでつなぎ、リアルでふれあう温かさだけでなく、世界中と繋がれるオンラインだからこそ生まれる出会いや楽しさも味わえる場所にしたいと思います。
夏には、近隣農家から入手した梅や紫蘇を使ってシロップを仕込み、「酸っぱいね!」「甘いね!」と言いながら、待ちきれずにみんなで割って乾杯。それはなんちゃってビアホール。土間だから、スイカ割りだって、ピタゴラスイッチみたいなそうめん流しだって出来ます。
名産品を送り合って、画面越しに一緒に味わう、方言を教え合うなんていうのもいい。
そして最終形態はゲストハウス!
これまでみんな頑張ってきたんだもん、欲張ってもいいよね!(^^)
6.応援メッセージ
江尻俊章さん:一般社団法人 ウェブ解析士協会 代表理事
中高年のみなさま、幸せな将来ってイメージできてます? 私は全くです。50歳になろうとしているのに。向き合えず逃げているとも言えます。 若者の未来も大事です。でも私たちが幸せでなくて子供たちだけ幸せにならない。幸せってお金と健康だけではない。人とのつながり、生きがいだって大事。
松島さんのこのプロジェクトは、私たちの未来に向けてつながりと生きがいを作るチャレンジ。僕は素晴らしいと思う。そして私も向き合おうと勇気をもらいました。
群馬県藤岡に一緒に行って、昭和な素敵な料理とアットホームな空間を楽しみませんか?
私は昭和に買ったレゲエのレコードでも持ってこうかな。
村山和恵さん:日本酒を楽しむ女性コミュニティ「にいがた美醸」主宰
このプロジェクトは、現在私自身も考えていることと似通っており、とても共感できる内容でした。
また、この先遠くない将来、多くの皆さんが直面するであろう状況かもしれません。
とはいえ硬く考えることなく、楽しみながら地域をこえた関係性ができることを願って応援いたします。
7.スケジュール
◆クラウドファンディング実施 2/26~3/31
◆2022年10月までに大工工事と、DIYの作業をすすめてプレオープン予定
プレオープン後は、まちづくりや食、健康、工芸に関する作業場として、プロジェクトにご支援して頂いた方々と一緒になって、イベントを行います。
グランドオープンは2023年3月を予定しております。それまでにご協力・ご支援を頂いた皆さんと一緒に、施設のハード面・ソフト面を育てていこうと考えています。
2023年6月以降はWEB上での予約システムも稼働させて、便利にご利用頂けるよう進めていきます。
2024年には、活動の交流拠点として発展させ、世界と鬼石がつながる場所として育てていきます。
◆営業時間
グランドオープン(2023年3月予定)までは、ご予約の上、利用頂けます。
グランドオープンからは営業時間を設定予定です。
◆グランドオープンからのご利用料金(予定)
土間ワークショップスペースのみ貸し切り 5,000円/日(税込)
居室一部屋のみ貸し切り 2,000円/日(税込)
居室一部屋+キッチン貸し切り 3000円/日(税込)
2階居室スペース貸し切り 5,000円/日(税込)
※ハイシーズンは別途料金設定をする予定です。
8.資金の使い道
・物件取得費:10万円
・ガレージリフォーム用資材 45万円
・不用品の廃棄 10万円
・返礼品(送料込) 5万円
・通信等環境整備 10万円
・CAMPFIRE手数料 総支援額の10%+税
9.リターンについて
〇1000円
・お礼のメール
〇3000円
・お礼の手紙&活動報告
〇5000円
・オリジナル絵付け皿
・工事の手伝い、お片付けを一緒にする権利 限定30人
〇1万円
・扉に名前を書く権利
〇3万円
・1日限定おばあちゃんちで大宴会参加権(レセプションパーティー)限定15人
〇5万円
・サポーター権 限定10名
・扉に絵を描く(扉:上段)1枠(縦120×横83)限定6枠
・扉に絵を描く(扉:下段)1枠(縦175×横83)限定6枠
〇10万円
・サポーター権 限定5名
9−1.追加リターン
〇1万円
・うんめぇもんセット(限定30セット)
藤岡のうんめぇもんをセットにしてお届けします!
・神泉水
・ゆずのジュース
・鬼サブレ
・ライフスープ
※2次販売・転売は禁止です。
10.おすすめリターンの紹介
おすすめは、「1日限定おばあちゃんち大宴会(レセプションパーティー)」
今回のクラウドファンディングの挑戦にあたって、私達が一押しするリターンは「1日限定おばあちゃんち大宴会」です。
これまでに携わっていただいたまちの先生方や地元の方をはじめ、このプロジェクトにご支援くださった方など、たくさんの方々にお越しいただきたいと思います。
こんなご時世に人が集まれるのも、全面解放出来る広い土間あればこそです。
私達がおすすめする地元の美味しい食べ物やお酒などもご用意いたします。
3万円のリターンと少し高額ですが、一度しかない私たちのクラウドファンディングの挑戦。そして、この「おばあちゃんち」のオープンを一緒にお祝いしていただけたら幸せです。
11.おわりに
超高齢社会と言われるこの時代。
アットホームな空間・すてきな食事・仲間との語らい。
そんな極当たり前のことにあらためて取り組むことが、これからの地域・まちづくりにつながり、さらなる豊かな人と人との関係性を生んでくれると考えています。
シニア世代が心身共に自立しながらかつお互いに助け合いながら生きていける、そんな拠点をまずは藤岡にみんなでつくり、これから先の人生も心身共に自立しながらお互いに助け合いながら生きていける人が増えたら・・・?
みんなに必要とされ愛される場にしていけたらと思います。
ぜひご支援をお願いいたします!
12.チームの紹介
私たち、おばあちゃんちプロジェクト企画運営スタッフの紹介(あいうえお順)
健康・ライティング:上野宏子
京都府生まれ・山口県在住。’NO BORDER.'代表。専門は「生理」。
婦人科スポーツ医学を学び「たった一つ’生理’を知れば女性の人生本気で変わる」と確信、「生理」に早くからフォーカスしたレアな存在。講演などのフラットなトークからパーソナル対応、スキルをフル活用したブランディングバックアップまで。
松島さんとは経営の学びの場で出会い、生前骨壺に関する想いに強く共感し、ご一緒させていただく運びとなりました。
食品衛生・販売 : 高田泰子
北海道生まれ、栃木育ち、海外転勤妻を経て、現在群馬県在住
地元イベントの主催や、カフェ、ギャラリー雑貨店を経営しています。
理香さんとのご縁は、まさに鬼石。
今回のうんめえもんセットの企業様との橋渡しや販売に関する事を担当しています。
企画・デジタルトランスレーター :富田可奈子
長野県生まれ静岡県育ち群馬県在住。
秘書、IT系専門学校講師などを経て現在デジタルトランスレーターとして「ITの苦手を楽しいに変えるオンラインパソコン教室」運営。
松島さんとは数年前の起業塾で出会い意気投合し、現在私はポーセラーツ教室の生徒でもあります。
日本文化伝統:村山和恵(むらやまかずえ)
秋田生まれの新潟育ちの新潟観光特使(2013~) 。本業は新潟市内で短大の教員をしておりますが、日本酒好きが高じて、資格を取得。本業の傍ら日本酒およびそれらを取り巻く文化について講演会やカルチャースクール等で講師を務めております。(きき酒師、日本酒学講師、 小笠原流礼法師範 )
10年前に父が、昨年母が他界したため新潟市の実家(築60年)が空き家になり、楽しく利活用できないかということを考えていましたが、理香さんにお声掛けいただき、応援文を書かせていただき活動に共感して活動メンバーに加わりました。大変タイムリーでした。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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もっと見る応援ありがとうございました
2022/04/01 07:43こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
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