サウナテントサイトは八剣山を見上げる最高の場所に予定しています。リターン品にもなっている3D地形モデルでご紹介しましょう。八剣山の北側、小金山とのあいだには、謎の緩斜面がひろがっています。多分昔（といっても氷河期？）の山体崩壊の跡ではないかと思います。この緩斜面に浸透した雪解け水は、末端で湧水し小沢となって ブドウ畑のエリアまで届いています。いまは山麓につくったビオトープの水源ですが、この上流部で小さな池をつくって「ととのいプール」にしようという計画です。モデルでは、同様に敷地内を流下する「砥山沢川」のつくる扇状地が、豊平川右岸のいくつもの河岸段丘面に押し出している様子が見て取れます。八剣山ワイナリーのブドウ畑は、この南に向う扇状地の、水はけがよく日当たりに恵まれた緩斜面の上にあります。このところ日中はプラスの気温はつづいて、雪解けがすすんでいます。はやく工事にかかりたいものです。

いよいよ３月、雪どけはまだ先ですが、サウナテントサイトの準備が着々と進んでいます。いまは実際のレイアウトをあれこれ現場で検討中です。ところでこんな国際情勢ですのでサウナテントをフィンランド製のSAVOTTAに変更しようと思います。フィンランドは両隣の国のせめぎあいの中、国民の力で「力による現状変更」に対抗し独立を維持してきた抵抗の歴史があります。また、ここはサウナストーン （香花石）の大産地でもあります。今回のクラウドファンディングプロジェクト、お寄せいただいた支援金の５％を赤十字をとおしてウクライナに送ることにしました。締め切りまで、残り25日です。ぜひぜひご協力をお願いいたします。（220306）

「八剣山サウナテントプロジェクト」を開始して、まだ一週間たらず。早々に、たくさんのご支援をいただいて、良いスタートを切ることができました。ご支援いただいた皆様には深く感謝いたします。２月にはいり日差しがまぶしくなってきた八剣山ですが、今年は大雪続き、キャンプ場も1mを超す積雪のなかです。それにもかかわらず休日前には冬キャンプのお客様で満場がつづいており、平日でも30～40％の使用率になっております。盛り上がっているキャンプ文化をいっそう充実させる「サウナテント」プロジェクト、6月のオープンに向けて詳細を詰めているところです。さて、ゴールデンウィークのあたりからの予約がぼちぼち入ってきています。リターンのサウナテントやキャンプサイトのご利用は優先調整をいたしますので、ぜひ早めのご支援とご予約をお奨め申し上げます。