▼ごあいさつ『私とアフリカ』
はじめまして。ジァニュ智子と申します。東京の下町で、セネガル人のパートナーと、3人の子供達と暮らしています。
小さい頃からアフリカに憧れ、ものづくりが好きな子供だった私。はじめてアフリカに行ったのは、25歳の終わりのことでした。
デザイン学校出身の私は、絵の修行をすると言って両親を説得し、東アフリカ・タンザニアへ渡りました。タンザニア人の家庭にホームステイし、ティンガティンガという、6色のペンキと灯油を使って描く動物たちの絵を、毎日ひたすら描いていました。
1年以上におよんだタンザニア生活は波乱万丈で、私の人生に大きな影響を与えました。
師匠であり唯一の友人でもあった、師匠の死。水道も電気もない村で、裸足になって太鼓を叩く生活。アフリカ最高峰キリマンジャロの頂上付近で見上げた、満点の星空。360度地平線が広がる果てしない大地と、そこに暮らす動物たち。
たくさんの出来事がありました。隣国への旅行を含め、息をのむ景色に、たくさん出逢いました。
でも、私にとって一番印象に残ったものは、現地で暮らす人々の姿でした。とくに女性、おかあさんたちの、凛として美しく、ユニークでおおらかな、生き生きとした姿。
アフリカの人達は、いつもお互いを思いやり、ジョークも嫌味も気持ちよく飛ばし、楽しいときや嬉しいときは、思いっきり笑います。悲しい別れのときも、、彼らはいつも、自分の感情に正直です。人と人との距離がものすごく近く、おせっかいを焼き合いながら、とてもにぎやかに生活をしています。そんな彼らの姿を間近に見ているうちに、
ゆたかな人生だなぁ
私はそう、思うようになりました。
そして、私が心奪われたのは、女性たちの生活に密着している、色とりどりの布たち。
アフリカの女性たちは、自分のジャストサイズに服を仕立てたり、頭に巻いたり、赤ちゃんをくるんだり背負ったり、シャワーのあとはタオルのように巻いたり、布をとても器用に使いこなします。
アフリカ生活が長くなってきた私は、現地の女性がしていたように、布を洋服代わりに巻く、ということをし始めます。母親がパッチワークをすることもあり、お気に入りの布を見つけては買うことが、私の楽しみでもありました。
10代後半から、モノトーンの洋服ばかり好んで着ていた私ですが、だんだんとアフリカの布に魅了されていきました。色とりどりのアフリカの布たちは、私を元気にしてくれる、最高のハッピーアイテムです。
▼プロジェクトをやろうと思った理由
①アフリカの布
アフリカの布、と一言でいっても、昔ながらの貴重な織物や、プリント生地、染めものなど、様々な布があります。
アフリカ、と聞いてよく連想されるであろう、鮮やかな鳥や蝶のようにカラフルな原色の布から、とても上品な色使いのもの、渋いもの、高級感がある生地など、ほんとうに様々です。
ちなみに、私の主人の母(つまり私の姑)は染色家です。丁寧なようで大胆、計算なのか偶然なのか、、彼女の染める布たちは、いつも表情豊かです。
もしかしたら、鮮やかすぎる布を想像されて、敬遠される方もいるかもしれませんが、日本の着物や帯を思い出してみてください。鮮やかな生地に、さらに鮮やかな帯を合わせる。私達の国には、鮮やかな色を身にまとう、粋な文化が昔からあります。
日本人にとってアフリカの布は、どこか懐かしい気持ちにもさせてくれ、実は意外と取り入れやすいもの。
人生の大先輩である、お針子のおかあさん達や年配のお客様の反応を見るたび、私はそう感じずには入られません。そして、アフリカ布を、ますます身近に感じ、ますます大好きになるのです。
②あふりかあさん誕生
帰国後、現地で覚えたスワヒリ語の通訳の仕事をしていた私は、ステージ衣装としてタンザニアで買ったワンピースを着ていました。そしてあるとき、自分の中にある、とある想いに気付きます。
アフリカの布が好き。
パッチワークをする私の母親のまわりには、針や糸やミシンを何十年も扱ってきた、おかあさんたちがいました。
アフリカでちょっとした布小物を買うとき、生地は素敵なのに、ファスナーなどの部品がすぐ壊れてしまったり、裏側の処理があまかったり、、長く使うことが出来なかったり、プレゼントするにはためらわれたり、、残念に思ったことが、何度も何度もありました。
さらに、1年以上にわたるタンザニア生活で、結構な量を買い集めていたアフリカの布たちが、私の元にはありました。
これらが、ひとつにまとまったのです。
とても綺麗な針仕事をする、元気なニッポンのおかあさん達と、アフリカの元気な布たちの、元気なコラボレーション。
あふりかあさん、誕生の瞬間でした。
③自分らしく生きる
あふりかあさんが、まさにこれから、というとき。
東日本大震災が起こります。
私は、あふりかあさんのタグの納品のため、都内のとあるビルの中にいました。
その数日後、友人だったセネガル人男性、現在の主人に突然プロポーズされ、私の人生は激変します。半年の婚約期間を経て、私達は結婚しました。妻になり、母になり、目の前の日常に追われ、あふりかあさんプロジェクトは、少しずつ影を潜めていきました。
1人目の娘を35週で早産したことを機に、私は、体や健康について学び始め、女性の健康にまつわるセミナーや、発酵茶などのお教室などを、自宅で開催するようになります。
転機は、想定外だった3人目の妊娠と、その産後。3人の子供達の育児や、仕事で手いっぱいになって、限界を感じたときのことでした。
自分らしく生きたい。
そんな声が、、聞こえてきました。
妻である自分も、母である自分も。もちろん私自身ではありますが、家事や育児や、結婚前の人間関係のしがらみなどを言いわけにして、私は長いこと、自分の想いに向き合わずに生きていたのです。裸の自分と向き合ったとき、私はようやく、自分の声に気付くことが出来ました。
自分らしく生きようと決め、Facebookのプロフィールをアフリカ衣装の写真にしました。
④あふりかあさん再スタート
あふりかあさんを始めたときの私は、ただのアフリカ好きな、自由なひとりの女でした。
あふりかあさんをお休みしていたあいだに、セネガル人男性と結婚し、私はアフリカと家族になり、長女が生まれ、長男が生まれ、次男まで生まれ、私は3児の母になりました。
正直、アフリカが好きで理解があるつもりでも、いざ家族になってしまうと、文化の違いに戸惑ったことも、数えきれませんでした。大好きだったはずのアフリカを、嫌いになりそうになったことも多々あります。
それでも、やっぱり。
私はアフリカが好きです。
そして、アフリカの布に惹かれてやみません。
母になった私で、
もう一度、あふりかあさんをやりたい。
そう、強く心に決めた私が、まず陥ったのが、時間の捻出の難しさ。今、私の背中には、生後半年の次男がいます。そしてまだ小さい上の2人も、、制限やハンデは、少なくありません。
けれど、ようやく気付いた自分の想いに、もう蓋はしたくない。
そう思って奔走した結果、無理がたたり、ついに倒れてしまった私は、とても大切なことに気付きます。
無理なものは、手放すこと。
一人で抱え込みすぎず、頼ること。
そして、助け合うこと。
まさに、アフリカで教えてもらったことばかりだったのです。
▼このプロジェクトで実現したいこと
『母は繁栄の象徴』
現在の日本は、既製品にあふれています。狂いがなく無機質な既製品が、買ってきたお惣菜だとすると、あふりかあさんの作品は、いわばおかあさん達が心を込めて作った、あたたかい手作りごはん。
おかあさんの作品たちから、とてもあたたかなエネルギーを感じるのは、元気なアフリカの布だけによるものではなく、おおらかなおかあさんたちの、あたたかい手仕事ゆえ。私は、そう思っています。
アフリカで『おかあさん』といえば、とても尊敬され、みんなから愛される存在。私自身も母になり、命を育み育てる母親の大変さ・偉大さを、体感している毎日ですが、子育てや日常に追われて心身ともにこたえたとき、私はふと、アフリカで出逢ってきた、おおらかなママたちの姿を思い出すのです。
あふりかあさんプロジェクトの大切な存在、日本のおかあさん達も、おおらかな包容力に満ちています。いろんな人生を経験されてきたおかあさん達の、おひさまみたいな笑顔が大好きで、いつもお話するたびに、元気をいただいています。
さらにここにきて、想いを形にするお手伝いをしてくれる心強いメンバーが、ひとりふたりと増えています。ほんとうに、涙が出るほど嬉しいです。当初のメンバーが、皆さんおかあさんだったことも、『あふりかあさん』と名付けた理由のひとつですが、おかあさん以外にも、賛同して協力してくれる方々が出てきました。
今の私にとっての『おかあさん』は、女性であるとか子供がいるとか、そういったことではなく、『あたたかいものを生み出す【繁栄】の象徴』です。そういった想いを込めて、『あふりかあさん』という名前を、私はこれからも使っていきたいと思っています。
第3子が生まれてしばらくして、Facebook上とブログ上で、あふりかあさん再始動の宣言をしたとき。ずっと待っていてくれた人や、応援してくれている人が、たくさんいることを知りました。ほんとうに、胸が熱くなりました。ほんとうに、ありがとうございます。
私はひとりじゃないんだと、みなさんに教えていただきました。ひとりではなし得ないことが、必ず出来ると信じています。
アフリカの布を通じて、
みなさんと元気になりたい。
みなさんと繁栄していきたい。
私は、本気でそう思っています。
▼最後に
今の私が困っていること。
それは資金不足。布不足です。
今、あふりかあさんで使っている布の多くは、私が過去に行ったタンザニアとセネガルで、個人的に買ってきたものです。それらの在庫が、かなり少なくなってきています。
ここにきて、主人の仕事のお休みが取れたため、来年の1月に、3年ぶりにセネガルへ帰省することになりました。
現在の、制限まみれの私には、アフリカの布を仕入れするだけの、十分な費用がまだ用意できていません。
突然決まった、絶好の、布の仕入れのチャンス。
そこで、クラウドファンディングに挑戦させていただくことにしました。
ものすごくドキドキしていますが、私がどれだけ本気なのかを、それをどれだけ皆様にお伝えできているのかを、知ることが出来るのでは、とも思っています。正直すごく怖いけれど、、前に進むと決めました。
私に、布の仕入れをさせてください。
そして、あふりかあさんを応援してください。
心から、どうぞよろしくお願いいたします。
▼これまでの活動
主にタンザニアとセネガルで買ってきた布たちを使って、日本のおかあさん達と一緒に、数々の物づくりをしてきました。セネガルでは、泥染めの布を使ったバッグや靴などを、現地の職人と共作しました。
あふりかあさんを始めてからは、アフリカに渡るときには必ず日本のおかあさん達の作品を持参し、綺麗な手仕事を紹介しています。
アフリカの生地を通じて、
日本のみなさんに元気を届けたい。
アフリカのことを知ってほしい。
アフリカのイメージを変えたい。
アフリカのみなさんにも、
車や電気製品などだけでない、日本のことを知ってほしい。
日本のおかあさんたちの、あたたかく綺麗な手仕事を見てほしい。
そんな想いで、活動をしています。
▼資金の使い道
2018年1月にセネガルに帰省した際、今後あふりかあさんで使用する、アフリカの布を仕入れさせていただきます。
・日本〜セネガル渡航費用(大人1人分)
・アフリカ布仕入れ費(運搬費、梱包費なども含む)
資金が多く集まった場合は、プロジェクトに必要な諸経費に充てさせていただきます。
・東アフリカからの布の仕入れ費(2018年内予定)
・日本で用意する各パーツなどの材料費
・ベビー&キッズライン用コットンタグ製作費 など
▼リターンについて
今の私に出来うること、大放出させていただきます。みなさんに喜んでいただけるリターンを、心を込めてご用意いたします。いずれも、2018年3月以降の対応となります。
★【お気持ち支援】(3,000円)
お礼のメールを、お送りさせていただきます。
★【お気持ち支援】(5,000円)
お礼のお手紙を、お送りさせていただきます。
★【お気持ち支援】(10,000円)
お礼のお手紙を、お送りさせていただきます。
ちょっとしたセネガルのお土産つき。
★【お気持ち支援】(50,000円)
お礼のお手紙を、お送りさせていただきます。
私が撮影したアフリカ写真集つき。
★【お気持ち支援】(100,000円)
お礼のお手紙を、お送りさせていただきます。
セネガルのお土産と、私が撮影したアフリカ写真集つき。
★【アフリカ布セットA】(3,000円)
元気が出る、アフリカの布をお送りします。
柄・種類・サイズ・枚数はおまかせとなりますが、40cm×40cm程度のもの6枚前後で予定しています。
(布の種類により、サイズ・枚数は変更の場合あり)
(発送は日本国内のみ)
★【アフリカ布セットB】(5,000円)
元気が出る、アフリカの布をお送りします。
柄・種類・サイズ・枚数はおまかせとなりますが、40cm×40cm程度のもの10枚前後で予定しています。
(布の種類により、サイズ・枚数は変更の場合あり)
(発送は日本国内のみ)
★【アフリカ布セットC】(10,000円)
元気が出る、アフリカの布をお送りします。
柄・種類・サイズ・枚数はおまかせとなりますが、90cm×110cm程度のもの4~5枚で予定しています。
(布の種類により、サイズ・枚数は変更の場合あり)
(発送は日本国内のみ)
★【ジァニュ智子なんでもコンサル・1時間】(7,000円)
私のお答えできる範囲内で、なんでも話し放題・聞き放題!
*例:国際結婚、配偶者ビザ、割礼、出産、生理トラブル、子育て、予防接種、ポジティブマインドの秘密など。ご相談内容は、一切口外いたしません。
(Skype、zoomなどで対応。日時・内容は事前にご相談)
★【コンブチャスターターセット】(10,000円)
おいしいコンブチャ生活を、スタートできるセットです。
テキスト、コンブチャ株、無農薬紅茶、すぐ飲めるガラスボトル入りコンブチャ2種を、クール便でお届けします。コンブチャを仕込むガラス瓶とお砂糖はつきません。
1時間のオンライン講座+1ヶ月メールフォローつき。
(Skype、zoomなどで対応。日時は事前にご相談)
(発送は日本国内のみ)
★【アフリカママで記念撮影♡】(10,000円)
ご用意したアフリカの布から、お好きなものをお選びください。そちらを頭に巻いていただいた状態で、私が最高のお写真をお撮りします。布は割引価格でお買い上げも可。データは後日、メールでお送りします。
(江戸川区の自宅にお越しいただける女性限定)
(江戸川区周辺は出張可。事前に要相談)
★★★12月21日リターン追加しました!★★★
★【アフリカごはんいらっしゃいA】(3,000円)
美味しいセネガルごはんを、アフリカンスタイルで食べませんか?
ゆかいなセネガルブラザーズと、おもてなしさせていただきます。
(江戸川区の自宅にお越しいただける方限定)
★【アフリカごはんいらっしゃいB】(5,000円)
美味しいセネガルごはんを、アフリカンスタイルで食べませんか?
ゆかいなセネガルブラザーズと、おもてなしさせていただきます。
セネガルのお土産つき。
(江戸川区の自宅にお越しいただける方限定)
★【選べる!あふりかあさん商品リターンA】(3,000円)
2018年3月に選択肢をご連絡しますので、お好きなものをお選びください。発送は4月以降となります。
*予定:スタイ、お手玉、風呂敷、ブックカバー、箸袋 etc
(商品ラインナップ・組み合わせは、変更の場合あり)
(発送は日本国内のみ)
★【選べる!あふりかあさん商品リターンB】(5,000円)
2018年3月に選択肢をご連絡しますので、お好きなものをお選びください。発送は4月以降となります。
*予定:スタイ&お手玉セット、風呂敷セット、こどもエプロンセット、フンティ(ふんどしパンツ)、エコバッグ(セネガル雑貨つき)etc
(商品ラインナップ・組み合わせは、変更の場合あり)
(発送は日本国内のみ)
★【選べる!あふりかあさん商品リターンC】(10,000円)
2018年3月に選択肢をご連絡しますので、お好きなものをお選びください。発送は4月以降となります。
*予定:スタイ2枚&パンツセット、風呂敷セット、親子エプロン、フンティ(ふんどしパンツ)2枚、リバーシブル帆布バッグ etc
(商品ラインナップ・組み合わせは、変更の場合あり)
(発送は日本国内のみ)
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