はじめに。

三重県三重郡菰野町の湯の山温泉街にある希望荘にて整体『らくらくや』を開業して10年になる代表の生川勝浩と申します。身体も心も癒し、訪れた人々に喜ばれる整体師を心がけて来ました。希望荘には先代の時代から現在に至るまで、大変お世話になってきました。

しかしこの2年観光業界は、甚大な影響を受け続けています。希望荘も例外ではありません。

先代の時代からお世話になった希望荘に恩返しがしたい、もう一度活気に満ちている湯の山温泉を見たい！！そのような想いで一歩を踏みだしました。私たちのスタートを応援して頂けると嬉しいです。

実現したいこと

2019年２月から続く新型コロナウイルスの感染拡大により湯の山温泉街も大きな影響を受けています。感染が広がる度にキャンセルは増加し温泉街は閑散となっています。このままでは、湯の山温泉街の灯りが消えてしまう。。。灯りを消したくない！

今までお世話になってきた湯の山温泉に恩返しがしたい！！この地域を以前のような活気ある温泉街にしたい！！と思い、コロナ禍で閉店した希望荘創業50周年記念にオープンした『菰山亭』を復活させ、湯の山温泉から地域を盛り上げ元気を取り戻し、恩返しをしたいと思いプロジェクトを立ち上げました。

このコロナ禍において、人々は疲弊し心身共に不安や孤独、子ども達の貴重な経験するという時間が無くなっていると感じている方も少なくはないと感じています。『菰山亭』 では昔ながらの日本人に合った食事、旬の食材を通して身体に良いものを提供していきます。同時に『菰山亭』 のランチで使用される酵素玄米や湯の山うどんを広め、湯の山という地域の活性化に繋げていきます。

【湯の山理想杜 希望荘】

湯の山温泉とは？

湯の山温泉は三重県北部の最高峰、御在所岳の東麓に位置しています。その歴史は古く718年に浄薫和尚が薬師如来のお告げにより発見したという言い伝えがあり、2018年に開湯1300年を迎えました。また傷ついた鹿が傷を癒していた事から、別名を『鹿の湯』とも言われ、古くから地元の人々に愛されてきました。

現在は三滝川の河畔の渓谷に20件程の旅館やホテルが立ち並んでいます。湯の山温泉一帯は鈴鹿国定公園に指定されており、豊かな自然が残されながらも名古屋・大阪からのアクセスが良いのが魅力です。

大きな魅力の一つ湯の山温泉街にある旅館・ホテルは日帰り入浴が可能なことです。周辺のレジャーや観光と合わせて楽しむ手軽な日帰り温泉地としての魅力も併せ持っています。

地元の人しか知らない体験や魅力。

湯の山温泉には温泉街だけではなく、周辺にはたくさんの魅力的な観光スポットがたくさんあります。

情報誌に掲載されているものから、地元の人しか知らない魅力的なスポット。この魅力的なスッポトを自分自身で訪れてみて頂けると嬉しく思います。

なんといってもおススメは”恋結び折鶴伝説”が今も伝えられている三嶽寺。

『ときは江戸時代。上方の大店、ひとり娘の葵と使用人の佐吉は、結ばれぬ恋を思いつめ湯の山に。そして、蒼滝にふたりで身を投げようとしたその時、ひとりの僧兵が現れ「温泉にでもつかれば、気持ちも変わるかも知れんぞ」と励ましたのです。その言葉に気を取り直したふたりが湯に入ると、なぜか思い詰めていた気持ちが、ほんのりと解けていくのが分かりました。あくる朝、僧兵に礼をと三獄寺を訪れたところ姿がみえません。せめて感謝の気持ちを伝えようとふたりは鶴を折り、寺へ奉納しました。すると折鶴は連なってひらひらと舞い上がり、飛びたっていきました。この不思議な出来事に、明るい望みが生まれ、ふたりは上方に帰る決心をしたのです。それから数年後、幸せになったふたりは三獄寺を訪ね、住職にあの僧兵のことを話すと、もう何十年も僧兵はいないとのこと。ふたりを救った僧兵は仏様の仮のお姿だったのでしょうか…。』（引用：湯の山温泉観光協会ホームページより）

今でも地元の若者に大人気の恋愛成就のパワースポットとなっており、折鶴をもって訪れる人が後を絶ちません。

【御在所ロープウエイ】

御在所岳（1212m)にかかるロープウエイは、日本最大級の規模です。約12分の空中散歩で、ゴンドラの窓からすばらしい絶景を見ることができます。おすすめの季節は何といっても紅葉の季節。御在所岳の紅葉は、10月中旬から11月下旬までの期間楽しむことが出来ます。

御在所岳は、山全体が一気に色づくわけではありません。標高差が紅葉の素晴らしいグラデーションを作り上げます。山上、中腹、温泉街と徐々に紅葉の見頃を迎えていきます。また御在所岳からは、晴れた天気の良い空気の澄んだ日に遥か遠くに富士山を望むことが出来ます。富士山を見ることが出来た方はラッキーです。

【大石公園】

大石公園には日本一大きいと言われている御影石があります。江戸時代には、大石内蔵助が訪れた際に思わずたたずんでしまったと言い伝えが残っています。巨大な岩や珍しい形をした岩が数多く見点在し、温泉街をぬって流れる三滝川と木々の緑がとても綺麗な公園です。 

【僧兵まつり】

毎年十月に行われる祭りで、六百キロにもなる大きな樽みこしに、たいまつを百本ほどをつけて練り歩く「火炎みこし」で有名な壮大なまつりです。三嶽寺でお祓いを受けたみこしは、寺からロープウエイ乗り場までを約一時間かけておりてきます。火の粉が激しく飛び散る姿は圧巻です！！

【キャンプ場】

尾高キャンプ場、八風キャンプ場、7つのキャンプ場とお風呂とカフェで8つの施設が楽しめる朝明キャンプ場エリア などアウトドア好きも満足できるキャンプ場が点在しています。夜景を楽しむ、イワナの釣り堀で子どもと楽しむ、BBQを楽しむetc…大人も子どもも楽しむことが出来ますので、御自分のプランにあったキャンプ場を見つけることが出来るのが魅力です。

【菰野町観光協会HP】では最新のイベント情報や旬な情報を随時発信していますので、チェックしてみてくださいね。

プロジェクトを立ち上げた背景

このプロジェクトの発起人でもある私は、10年ほど前に現在の希望荘の社長にここで整体を開業しないかと声を掛けられました。それ以前も希望荘の中にあった整体にてお世話になっていたのですが、事情があり希望荘から撤退し、私自身もこの先のキャリアや人生を深く考え悩んでいる時期でした。そんな時に希望荘の社長に声を掛けて頂き、もう1度やってみようと奮起し、今の私があります。この10年間楽しいことばかりではありませんでしたが、いつも希望荘の方々は寄り添い応援してくれていました。

いつか希望荘に恩返しがしたい！湯の山温泉に恩返ししたいと考えていた矢先にこのコロナ禍となり希望荘も湯の山温泉も徐々に活気がなくなる姿を間近で見て、恩返しは今だ！！と決心しました。

応援メッセージ

沢山の方々の応援を頂きながら、チャレンジさせて頂いております！（敬略称）

【三重県菰野町長　柴田孝之】

希望荘は、源泉を使用した天然温泉や日本屈指のラドン湧出量を誇る熱気浴ラドンの泉がある、健康増進できる湯治場のような温泉旅館です。

希望荘創業50周年記念でオープンした、昔ながらの食事を楽しむことができる『菰山亭』がコロナ禍で閉店されたとのことですが、これを復活させ、さらに湯の山温泉地域を盛り上げていきたいとの想いは、私たちにとっても非常に共感できるものです。

かつて菰山亭は囲炉裏があり、車座になってろばた焼きを中心とした、素敵な料理が食べられました。皆さんの応援で、この料理もまた食べられるようになると、多くの皆さんに菰野町と、菰山亭、ひいては希望荘の素晴らしさを広められると確信しています。

開湯1300年を迎えた歴史ある湯の山温泉地域が大いに発展することを期待しています。

【株式会社希望荘　代表取締役社長　望月智広】

【希望荘料理長　青山和彦】

■資金の使い道

店内改装資金：約２００万円

設備費：約５０万円

広報費：約５０万円

■実施スケジュール

１０月２０日 　 クラウドファンディング終了

１１月上旬 　　『菰山亭』リニューアルオープン

１１月上旬　　　リターン発送

最後に

私たちの思いはただ一つです。湯の山温泉と希望荘がコロナ禍以前のような活気あふれる場所となること。これに尽きます！！

県内は元より県外からも多くの観光客が訪れ、訪れた方がSNS等を通じて発信し、その発信を見た方が湯の山温泉に訪れるという好循環を作り出せるような”まちづくり”に力を入れていきますので、応援して頂けたら嬉しいです。

＜募集方式について＞

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。