自分だけのシルバーチャームを作るワークショップで、日本全国を巡る

はじめまして！東京を拠点にワークショップを開催している、「Marutto Link（まるっとリンク）」の「浅野想」と「まるやまさら」と申します。

このプロジェクト内容を一言で表すなら、"彫金（ちょうきん）ワークショップを各地で開催しながら日本全国を巡ることで、「ものを大切にする」こころの環を繋ぐ"です。

金床（かなどこ）の上で鎚目（つちめ）をつける。一枚の銀のプレートから、自分だけのシルバーチャームを自分の手で作り上げる。思いを込めて作ったものを手にしたとき、自分のなかにどんな気持ちが湧き上がって来るのかを体感する。実際に手を動かさなければ分からない「大切にしたい」という気持ちを味わう。そんなワークショップで「大切なものって何だろう？」と考えるきっかけを届けたい。それを全国で行うことで、「ものを大切にする」こころの環を繋いでいきたい。それが、このプロジェクトで実現したいことです。

季節は春。日産NV350キャラバンを車中泊仕様に改造した「Maruttoキャラバン」に、ワークショップの道具や材料を積み込み出発。桜の開花と共に九州から北海道へ旅をします。

旅が始まったら、現在地をHP上の「今ここにいるよ♪」でお知らせする予定です。

すでに自治体と連絡を取り開催場所の相談を進めている場所もありますが、全てのルートや日程はあえて決めていません。旅先で出会う人々との縁を大事にしたいからです。例えばどこかのカフェでワークショップを開催できたら、そのオーナーさんに次の開催場所や力になってくれる人を紹介していただけるかもしれない。そんな風に、人と人との繋がりを辿っていく旅にしていきたいと思っています。

このページでは、

・プロジェクトに込める思い
・プロジェクトの具体的な内容
・リターンについて

を紹介しています。
興味を持っていただけたなら、ぜひ最後までご覧いただければと思います。よろしくお願いします。

自己紹介 ― 普段の活動

私たち「Marutto Link」の活動拠点は東京、ジュエリー作家である「まるやま さら」と映像表現家である「浅野 想（そう）」の二人がメインメンバーです。

まるやまさら。幼少期から彫金技術に触れて育ち、現在はチタンアクセサリーブランドを主催している。彫金技術全般はもちろん、ピアノからフォトショやイラレまでなんでもさらりとこなす万能ガール。浅野想。東京の西の方、野山で育った生粋のアウトドア好き。小学生の頃にクレイアニメを撮り始め、近年は短編映像での受賞歴あり。映像表現家としてのキャリアはかなり長い。
・「まるやまさら」の主催するチタンアクセサリーブランド『As』
・「浅野想」が代表を務める映像制作集団『Plant House』

「Marutto Link」はすでに東京エリアでワークショップを開催しており、先日は、Hondaウェルカムプラザ青山にて行われた「N10周年記念企画 ～N Marche～」に参加し、たくさんの方にワークショップにご参加いただきました。（画像は「Marutto Link」のInstagramより引用。）
小さなお子様にも参加していただきました。コロナ対策を万全に行いながら、たくさんの方に参加していただきました。

私たちには、以前から「何かせずにはいられない！」と感じている問題がありました。それは、「たくさんの物が作られては捨てられている」ということです。

課題  たくさんのものを捨てている ―「大切なもの」って何だろう？

引用: 農林水産省

日本に生きる私たちの身の回りには、いろんな物があふれています。コンビニやスーパーにいけばいつでもたくさんの食べ物があり、ショッピングセンターに行けばたくさんの服が手軽に手に入る。

でもその便利で快適な生活の裏では、たくさんの物が捨てられています。食品ロスは年間570万トン、家庭で捨てられる衣服は年間48万トンにも上るそうです※。これは国民一人当たり、1年間で「食べ物を約45kg、衣服を約4kg」捨てている計算になります。
※農林水産省, 環境省

皆さんのなかにも「そういえば結構いろんなものを捨てているな、、、」と思い当たる節がある方もいらっしゃるでしょう。それは私たちも同じです。うっかり消費期限を切らしてしまった食べ物や、買ったはいいものの使わなかった家電など、振り返ってみれば私たちは多くのものを捨ててしまっていると思います。

引用:環境省かといって、「明日から無駄な買い物は一切しない！」などと生活スタイルを一気に変えるのも難しいでしょう。多くの物が捨てられることは、私たちの快適な生活がある以上しかたのないことなのでしょうか？

たくさんの物が作られ捨てられるということは、ひとつひとつの物が長く使われていないということです。もし、ひとつひとつの物を丁寧に大切に、長い間使うことができれば、捨てられる物を減らすことができるかもしれない。自分にとって「大切なもの」がどんなものなのか分かれば、少しずつ何かが変わるかもしれない。私たちは、このようなことを皆さんと一緒に考えたいと思っています。

実現したいこと ―「大切なもの」を作る場としての彫金ワークショップ

出来上がるのは、世界にひとつだけのシルバーチャーム。思いを込めて作ったそれは、きっと「大切なもの」と思えるはず。

銀のプレートを加工して自分だけのシルバーチャームを作る。これが、Marutto Linkのワークショップ内容です。

大切な気持ちを写す形を自分の手で作ってみる。小さくても自分の手で作った宝物を身につけてもらう。たとえ完璧な形で作ることができなくても、自分の手で作り上げたものはきっと「大切なもの」だと思えるはずです。それが「ものを大切に使う」ということについて、考えるきっかけになるかもしれない。

これが彫金ワークショップを選んだ理由です。そしてこのワークショップで出来た「ものを大切にする」こころを、全国を巡ることで繋げていきたいと思っています。

全国を巡って、「ものを大切にする」こころの環をつなげていく

ワークショップに参加してくれた人たち。「Marutto Link」のInstagramより。

Marutto Linkは彫金ワークショップを開催しながら全国を巡ります。それには、2つの理由があります。

1. 「手を動かす喜びを多くの人に感じてほしいから」

ただワークショップを開催するだけなら、活動拠点である東京で行うこともできます。しかしワークショップというのは実際に参加することに意義があるもの。東京で開催されるワークショップには足を運びづらいという人にも、手を動かして「大切なもの」を作り上げる喜びを感じてほしい。これが、一つめの理由です。

2. 「ものを大切にするこころの環をつなげていきたいから」

旅が終わって東京に戻るとき、通った軌跡はひとつの環に。日本をまるっと包む、自由でいてどこか繋がっている環です。

もしワークショップで「ものを大切にする」こころが生まれたら、それをそこで終わらせるのではなくつなげていきたい。同じ感性を持つ心強い仲間がいることで、人は何倍も幸せになれます。Marutto Linkではワークショップの成果をシェアする「#まるっとリンク」や、旅の様子を記録していくYoutubeなどによって、各地にできた人の環をつなげていきます。そうして全国を巡ることで「ものを大切にする」こころの環がまるっとできあがる。これが、2つ目の理由です。

彫金ワークショップの内容

「Marutto Link」のワークショップの工程をご紹介します。かかる時間は30分ほど。とてもシンプルな内容で、小さいお子様でもチャレンジすることができます。

NEW! 下準備、シルバーの板材を丸く抜く様子を動画にしました。
こんな感じでひとつひとつ手作業で作っています。

下準備その１　シルバーの板材を丸く抜きます。

下準備その２　丸く抜いた板材をもう一度丸く抜く。どちらもまるっと無駄なく使います。

下準備その３　裏面には、2022の年号と「Marutto Link」のロゴを刻印。このプロジェクトに参加した証となります。

まず「荒らし鎚」と呼ばれる特殊な金鎚で表面にテクスチャーをつけます。選ぶ金鎚や打ち方の強弱によって、できる模様は千差万別になります。

続いて、刻印を打ちます。自分のイニシャルや好きな言葉、誕生日など自由に選べます。

表面を磨いてキレイにしたら、最後にパーツを選びます。革紐をつけてネックレスにしたり、太めのレザーをつけてキーホルダーにしたり。フックピアスにすることもできます。これで完成です！

このような工程を経て出来上がるものは、ほんとうに人によってさまざまな仕上がりとなります。

それぞれに違うパーツをつけて、２つのキーホルダーにしたり、、、

２つをまとめて束ねて、ネックレスにしたり、、、

フックをつけてピアスにしたり、、、

身につけるのは人だけではありません。お人形ちゃんのアクセサリーにするのもあり！

リターンについて ―支援してくれる人も、「Marutto Link」の環の一部に

「あなたのところでワークショップ開催」や「キャラバンに広告掲載」などさまざまなリターンを用意しました。ここでは、そのなかで 1.「シルバーチャーム」と 2.「ワークショップ参加チケット」の2つをご紹介します。

1.「シルバーチャーム」

ワークショップに参加することが難しいという人のために、実際にワークショップで制作するシルバーチャームをリターンとしてお届けします。

一番のおすすめは、ワークショップで作るシルバーチャームとほぼ同じものができる以下のリターン。

〈【テクスチャ・刻印・革紐選択可】シルバーキーホルダー 〉

〈【テクスチャ・刻印・革紐選択可】シルバーネックレス〉

〈【テクスチャ・刻印・革紐選択可】べつべつシルバーキーホルダー 〉

〈【テクスチャ・刻印・イヤリング選択可】シルバーピアス〉

これらはみな、表面のテクスチャーや刻印など、仕上がりをご自身で選ぶことができます。

出来上がる形を「キーホルダー」「ネックレス」「べつべつキーホルダー」「ピアス」から選び、さらに「テクスチャ」「刻印」「革紐の色」などを自由に選んでいただきます。

選択していただいたら、ひとつひとつ私たちが手作りで丁寧に作り上げます。これによりワークショップに参加して作るものとほぼ同じ、自分だけの宝物が出来上がります。

それは自分だけの「大切なもの」であると同時に、「ものを大切にする」こころの環の一部である証。お手元に届いたら、ぜひ大切にしてあげてください。

2.「ワークショップ参加チケット」

「Marutto Link」の旅の道中で開催していくワークショップとは別に、東京渋谷にあるスタジオで開催されるワークショップに参加していただけるチケットです。枠に余裕を持って開催しますので、ご都合のいいタイミングで参加していただけます。旅の途中と終了後に開催する予定ですので、日程が決まり次第メッセージ機能やメールでお知らせします。

※情勢を鑑みて延期となる可能性があります。その場合はメッセージ機能やメールでお知らせします。

資金の使い道

・ワークショップ材料費：約80万円

・Maruttoキャラバン購入・整備費：約150万円

・フェリー代・高速代など旅に関わる諸経費：40万円

・CAMPFIRE手数料：約30万円

実施スケジュール

Maruttoキャラバンはすでに納車済みで、車中泊仕様にするべく整備を進めています！

2022年1月末 クラウドファンディング開始
2022年3月上旬 クラウドファンディング終了
2022年3月 ご支援いただいた皆様へリターン開始！
2022年3月中旬　Marutto Linkプロジェクト始動、旅の始まり！
2022年4月以降　Marutto Linkの旅の合間を縫って引き続き皆様へリターン！

ワークショップ開催スケジュール
ワークショップ開催スケジュールは現時点でのものであり、実施の際に変更される可能性があります。また、コロナの影響で延期になる可能性もあります。

2022年3月中旬　福岡をスタート地点とし、佐賀、長崎、熊本、、、と九州各地で開催
2022年3月下旬　中国地方で開催
2022年4月上旬　四国地方で開催
2022年4月中旬　近畿地方で開催
2022年4月下旬　東海地方で開催
2022年5月上旬　中部地方で開催
2022年5月中旬　関東地方で開催
2022年5月下旬　東北地方で開催
2022年5月下旬　北海道で開催

最後に

最後まで読んでくださってありがとうございます。
「Marutto Link」プロジェクトは全国を巡るという内容ですので、情勢によっては延期になる可能性があります。その場合でも、「ワークショップ参加チケット」「あなたのところでワークショップ開催」「Maruttoキャラバン 広告掲示」以外のリターンはスケジュール通りに行う予定です。その他に関しては、安全な開催が難しい場合延期の可能性があります。
予めご了承ください。

＜募集方式について＞

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。