皆さん、こんにちは!無国籍ネットワークユース(SNY)です!
9月3日(土)に開催した絵本出版記念イベントのご報告です!
この度は、対面で10名ほど、オンラインで25名ほどの方々にご参加いただきました。
そこで、私共から参加者の皆様にお願いしたアンケートのご回答を紹介させていただければと思います。
【イベントで特に印象に残った場面について】
トークセッションが特に印象に残りました。無国籍の方のお話を聞くことが初めてだったので、実際に感じていることや経験したことを伝えてもらうことは非常に自分にとって学びになりました。(高校生)
学年さんたちが協力し、無国籍という社会問題を一般の人にわかりやすい絵本にした行動力は素晴らしいと思いました。(社会人)
【絵本(物語)の感想】
無国籍について、私はほぼ知らなかったのですが、すごく分かりやすくて面白かったです。無国籍であることが問題であって、無国籍の人たちが国籍を得られるように制度を改正すべきだと以前は思っていたのですが、無国籍のままでも幸せな生活ができるような世界になればいいなと思いました。(大学生)
最初は、「にじいろのペンダント」という題名と無国籍についての話の繋がりが思い浮かびませんでした。ですが、○○人という枠組みにとらわれてはいけない、一つの国だけではなく、自分が行ったことある場所や住んだことのある場所すべてが自分の色の中にはある。それをにじいろというメタファーで表現されているのがとても素敵だと思いました。国籍を持っているのが当たり前という風潮のある環境にいることによって国籍について知らない人のことが多いと思いますが、この絵本は、国籍がないことによって起きたことや、当本人の思いなど投影されており、自分の身近に感じやすく、無国籍へ関心の少ない人でも読みやすいと思いました。(高校生)
【にじいろのペンダントをどのように輝かせることができるか、ご個人のお考え】
元々誰もが輝きをもっているはずなので、それが見える環境に置かれているか、またそういう環境を人に与えているかが重要だと思いました。たとえば親であれば子どもの輝きをそのままに生かせるか、ということです。(大学生)
にじいろのペンダントを輝かせるには、過程が大切だと思います。色んな国へ行ったということも色の中へ映し出されると思いますが、行った中でどう学びどう感じたか、人と接する時にどう接したかによって輝きも変化してくると考えました。第一に自分の中の当たり前を固定せずに、変容することが、色の変容と同値になってくると思います。(高校生)
以上のように、参加者の皆様から大変濃いご回答をいただいたため、一人でも多くの方に私たちの想いをお伝えできたのではないかと思います。
また、当イベントの録画をYouTubeに投稿いたしましたので、お時間のある時にご覧いただけると幸いです。
改めまして、皆様の多大なるご協力のおかげで、絵本を作り、今回のようなイベントが企画できたこと、大変感謝しております。
今後も、絵本を通し多くの方々に無国籍について伝えられるよう精進してまいります。
引き続き、よろしくお願いいたします!!
無国籍ネットワークユース メンバー一同