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今こそいきいきとした体験の場を。おとな立入禁止・こどものまちをつくろう!

徹底的に”あそび”にこだわり、スキなことをスキなだけして働く社会体験プログラム「こどものまちをつくろう」を2022年春、東京豊島区で実に3年ぶりに開催します。新型コロナウィルスによる閉塞感の中、こどもの成長は待ったなし。働き、稼ぎ、悩み、喜び、ぶつかりあい・・たくさんの体験から”スキ”をみつけよう。

現在の支援総額

244,500

122%

目標金額は200,000円

支援者数

46

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/03/22に募集を開始し、 46人の支援により 244,500円の資金を集め、 2022/04/10に募集を終了しました

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今こそいきいきとした体験の場を。おとな立入禁止・こどものまちをつくろう!

現在の支援総額

244,500

122%達成

終了

目標金額200,000

支援者数46

このプロジェクトは、2022/03/22に募集を開始し、 46人の支援により 244,500円の資金を集め、 2022/04/10に募集を終了しました

徹底的に”あそび”にこだわり、スキなことをスキなだけして働く社会体験プログラム「こどものまちをつくろう」を2022年春、東京豊島区で実に3年ぶりに開催します。新型コロナウィルスによる閉塞感の中、こどもの成長は待ったなし。働き、稼ぎ、悩み、喜び、ぶつかりあい・・たくさんの体験から”スキ”をみつけよう。

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こんにちは。こどものまち実行委員会 代表のさかたともえ と申します。

新宿・西落合という場所で小中学生がものづくりができるシェア工房を運営しています。

その傍ら年に1度、工房から1kmほど北にある豊島区南長崎にて「ティンカリングタウン~こどものまちをつくろう」というイベントをやっています。2022年は地域の7人の有志による運営組織として「こどものまち実行委員会」を作り、当事業に興味を持ってくださるスタッフの協力を得て実施します。

新型コロナウィルスの感染拡大のため2020年には開催目前に中止となり、今年は3年ぶりの開催となります。2022年を開催するかどうか直前まで大変悩みました。東京は連日1万人超えの感染者数、10代以下のこどもの感染者割合が高くなっています。


そんな中開催を決めたのは楽しみにしてくれているこども達、こどもたちの成長を大事にしたい保護者からの声です。私たちのような民間の任意団体だからこそ、選択肢のひとつになることができると考えました。

こどもの成長は待ってくれない。今この瞬間を大事にしてあげたい。

そんな思いで子どもたちを見守ってくださる方と共に作り上げたいと考えております。
会期と並行してのクラウドファンディングになりますが、ご支援よろしくお願いいたします。



<もくじ> 
01 こどものまちではこんな面白いことが起きている
   利益ってなに?/警察廃止/自由すぎる仕事ぶり/小学生が見つけたお金の稼ぎ方/税金ってなに?
02 こどもの目からみたこどものまち
03 「ティンカリングタウン~こどものまちをつくろう」とは?
04 2022年に初挑戦すること
05  資金の使い道
06 リターンの紹介
07 最後にお願いです。



01 こどものまちではこんな面白いことが起きている

こどものまちの魅力はズバリ大人社会の縮図をサバイブできること。
働いて給料をもらうだけではなく、失業もするし、まちが経済的に困窮することもあるし、喧嘩や犯罪もありますので、楽しいことばかりではありません。そんなこどものまちでは実に面白いドラマが起こります。

例えば、工房で作ったものを仕入て利益を乗せデパートで売るはずが、多くのこどもたちが利益をとる理由を理解できなかったので、話を聞いてみたときに返ってきたセリフがこちら。


2019年議会は警察を廃止に。

犯罪が起きない平和なこどものまちでは警察の子は退屈です。
あまりにヒマすぎてつい走っていない子を「走った!」と過剰に取り締まり始めたことに市民が怒った結果、とうとう警察がなくなってしまいました。「考えなく権力を持つと人は暴走する」というところまで社会の縮図。



「はたらく」概念のないこどもたちは自由。

焼きそばを食べながらテキトーな接客をする「焼きそば店長」、ゲーム用の車が動くのか確認しようとしただけなのに、楽しくなってしまった「ゲーム屋」、「雇ってあげるよ」とどんどん人を雇ったあげく、給料を払わずにいなくなる「起業家」など、おとなの目からみるとびっくりするようなことがいっぱい。
そのため周りの子はすごく怒っていたり、給料がもらえず役所に相談して代わりに支給してもらったり、ハチャメチャすぎていろんなドラマが生まれるのです。


お金がお金をうむことに気づいてしまった小学生と、賭け事ではもうからないことを知った小学生。

お仕事体験となると、地道に稼いでお金を貯めることに情熱を燃やす子もいれば、一攫千金を狙う子もいます。
ものを作って売ることが主流のティンカリングタウン。1時間働いて10diy(diyは通貨単位)のお給料、税金をひかれると手元に8diyしか残りません。もっと稼ぎたい!と「起業」する子もいます。

中でも「たからくじ」はこども相手に楽に儲かるため、お金を稼ぎたい子は宝くじ屋で起業します。

一方お客さんはというと、賭け事に慣れていないので「次こそは・・・!」と宝くじを買って、一文無しになる子も。

これもあくまで「遊び」。大人になって失敗するよりもちょっと失敗して「しまった・・・」と後ろめたい気持ちになる失敗の数々は、こどもたちの心にきちんと刻み込まれるでしょう。


???税金ってなに???

こどものまちでは給料から一律税金を20%ひかれます。

ある日税金を集める仕事をしている子が言いました。

「税金はどこかにまとめたほうが良いんですか?」
どうやらそれまでは他のお金と区別をしていなかった様子。別にしたほうがいいよね、ということで無事税金を置いておくスペースができました。

今度はこのたまった税金はどうしたらいいの?ということになったので、議会で話し合ってもらうことに。その結果お昼ご飯を食べるためのテーブルとベンチが公園に作られました。

はじめから税金を置く場所を設定しなくても、ちゃんと気づいて考えてくれます。

このようにこども達の行動を信じてじっくり待つことを共有できるスタッフにこどものまちは支えられています。

こどもがこどもの意思で自由に働くことは、時として大人の期待に反しているのかもしれません。

しかしここはこどものまち。

大人の顔色をうかがう必要はありません。

人生100年時代を生きていくこども達が社会をサバイブするために必要な原体験になると信じています。


 

02 こどもの目からみたこどものまち

2019年にはのべ924人が参加してくれました。この最終日にこども33人にとったアンケートでは「とても楽しかったから来年もやりたい 29票」「まあまあ楽しかった 4票」でした。

ではどのようなことが楽しかったのでしょう?こどものまちの報告会に参加してくれた3人の参加者によると

・自分たちでまちをつくる達成感があった
・学校だと騒ぐと怒られるけど、議会でワイワイ議論をするのが楽しかった
・知らない子達とすぐ仲良くなり、仲間が増えた
・自分の作品がヒット商品になった

など具体的なエピソードを聞くことができました。
また豊島区の広報誌に掲載された、こどものまちの体験談が関係者の間で話題になりました。

2日間はたらきお金をためて土地を買い、ネイルサロンを開こうと家ではお兄さんの爪を借りて練習し、ついに開店。開店と同時にお客の行列ができその行列はとぎれることがなかった。

家に帰ってホッとして「わあわあ泣いた」というくだりからも、知らない場所で一人で起業した緊張が窺えます。



03 「ティンカリングタウン~こどものまちをつくろう」とは?

「ティンカリングタウン~こどものまちをつくろう」は、こどもの力だけで建物や商品をつくって売って、かせいだ給料で遊んだり買物したり、他の人と協力して困りごとをなんとかし、あったらいいなと思うしごとを作ったり(起業)もできる「まち」をティンカリング(いじくりまわす)するあそびです。

見守ったり、技術指導をする大人はいますが、こどものやることに口を出さずに見守ることを約束した「精霊」とよばれるスタッフのみです。それ以外の大人は、原則会場内に立ち入ることはできません。スタッフはこどもたちへの信頼を大切にします。

こどものまちでは、好きなだけ働き、給料で遊んだり好きなものを買ったりします。仕事の種類は10種類と少ないですが、大工や革雑貨、映像ニュースといったモノづくりの仕事と、議会や観光案内等まちを動かす仕事があります。

プログラムと場所を私たちが用意したらあとはこどもたちにお任せ。「自主性」「発想力」「行動力」「創造力」を発揮して無限に遊べる場所です。


 
04  2022年に初挑戦すること

2022年も新型コロナウィルスが終息せず開催できないかもしれない。その場合はバーチャルで何かできないかとスタートした「こねくりケンチク研究所」。今回完成したclusterというアプリ上に作った「こねくりワールド」で、リアルなこどものまちを同時に楽しむ初の試みを行います。新型コロナの影響で会場に来れない子、保護者の方、遠方にお住まいの方も、こどものまちに興味のある方がご自宅から遊びに来て欲しいと思っています。

このワールドは約1年間、7人の小中学生と「建築」「プログラミング」を横断しながら学び・作ってきました。
ここにはまちを形成するための機能「食べる」「寝る」「遊ぶ」「働く」「集まる」の5つの要素の集合体になっています。

初めて扱う難しいアプリケーションを使っての制作は、思い通りに進まないこともありました。それでもまずはトライして形にしてくれたことを、誇りに思っています。

またこの7人のこどもたちは公園に建設するまちの設計も行います。その設計模型を見ながら、大工のこども達が建設をしていきます。2022年のバーチャルとリアルのまちはどんな形に仕上がるのでしょうか?とてもワクワクしています。


2019年にひきつづき、公園にまちを建設します。

ちょっぴり危なっかしい、自分の身体より大きいものをチカラをあわせて作る体験はとてもワクワクするものです。なぜなら決して一人で作ることができないから。ビスを止める間他の子に木材を支えてもらったり、壁のデザインをどうするか話し合ったりと、自然と知らない子同志で協力し仲良くなっていきます。



 

05 資金の使い道

全体予算の約半分を入場料収入、四分の一を企業の寄付金で賄います。クラウドファンディングでは残り約四分の一にあたる40万円が目標です。

①新型コロナ対策グッズの購入費用、②不足する必要資材の購入③スタッフへの謝礼④木材購入、 のためトータル40万円です。まずは①②を優先し20万円を目標金額にしました。
20万円を達成できましたらセカンドステージに進みたいと思います。


①新型コロナ対策グッズ(消毒液・ウェットティッシュ・マスク・パーティション等)54,000円
②不足する必要資材の購入 (ヘルメット、工具、防犯グッズ、工房材料等) 100,000円
③スタッフへの謝礼 100,000円
④木材購入 50,000円
⑤リターン原価  60,000円
⑤キャンプファイヤー手数料(9%)36,000円

合計 40万円



06 リターンの紹介

6種類のリターンを用意しました。こどものまちで実際に商品として作られるものや、それをアレンジしたものとなっています。


「一点ものカラペアートフレーム」は今回初出店してくれる「NPO法人みんなちがうからおもしろい」の 「カラペハリエ」のアートプログラムから生み出されるカラリエーションペーパーを使った作品を、オリジナルのフレームにいれたものです。「はらぺこあおむし」の作者エリックカールも自ら作ったペーパーを切り貼りして作品を作っていたことはご周知のとおり。そんな作品づくりにチャレンジしよう!というのが今回の試みです。実際にこどものまちの会場で作るものですので、画像は見本となります。

フレームには家具メーカー「カリモク」の端材にアクリル板を取り付けたものです。家具に使えない端の部分や節や割れがあったりする部分。ゴツゴツしていてささくれがあったり。

「こどものまち」も「カラペハリエ」も個性や違いを受け入れていくことを目指しています。家具には使えない木も場所が変わればフレームとして活躍するように、こどもたちにも個性に会った活躍できる場が見つかるようにと願いを込めて、一点物のアートフレームをお届けいたします。


「うみのたからもの」は同じく今回初出店してくれる、沖永良部島の一般社団法人えらぶ手帖が主宰する遊べるまなび場〈e.lab〉のプログラムから生まれた作品のひとつです。

今年度は日本財団「海と日本PROJECT」の推進パートナーとして海ごみのアップサイクル作品開発に取り組んでいます。 SDGs14 海の豊かさを守ろうの活動としてビーチクリーンを積極的に行っているe.labは、色とりどりのゴミも見方を変えたらひとつの素材であると考え、「うみのたからもの」としてマイクロプラスチックやシーグラス等を拾い集めてレジンや空き瓶に閉じ込めて海を表現した小さな作品をつくるアップサイクル活動を行っています。 

東京の都心に住んでいると海のことに関心を持つのは難しいもの。かといってお勉強として学ぶだけでは堅苦しくなってしまいます。まずは見て触ってもらうこと、楽しんでもらうこと。ちょっとだけ海が困っていることも知ってもらうこと。 そうして海と親しくなってもらえたら嬉しいなと思っています。

こどもたちが大好きなレジン制作ですから、きっとたくさんの作品が生まれることでしょう。

 ぜひこの小さな学びの種を皆様にもお裾分けしたいと思っています。

 


その他ほとんどのリターンに「4/30 報告会へご招待」をセットにしています。これは先に紹介した小中学生が作ったバーチャルワールド内で行います。報告会と言ってもずっと話を聞いているだけではつまらないので、アクティビティなども盛り込む予定です。参加は任意ですので「おまけ」と捉えていただきつつ、ぜひたくさんの方にこどもたちのバーチャルワールドを楽しんでいただけらた嬉しいです。


 


07 最後にお願いです。

「こどものまちは留学に似ている」と言われたことがあります。言葉が通じない、文化が違う、考え方が違う、社会システムがわからない…こんなハードな環境に身をおいて、いろんな葛藤の中で逞しく育ってほしいと願い、お子さん留学へ送り出す方は多いのではないでしょうか。

私もそんな環境にこども達を放り込みたいと思っている一人です。「かわいい子には旅をさせろ」の小さな一歩になるこの事業を、4人の母としても気に入っています。

ところが新型コロナウィルスという未知のウィルスが現れたことで、こどもたちの生活は激変してしまいました。旅に行くことはおろか、友達と遊ぶことを制限されている子もいます。楽しみにしていた修学旅行や学校のスキー合宿もなくなりました。

そんな日々でも多感な子どもたちは成長を続けていて、子どもたちの今は過ぎていくばかりです。

7歳の子は7歳の今しかできない感じ方があり、同じ体験をしても8歳での感じ方は違います。どうかこどもたちに豊かな体験の場を提供できますよう、この思いに共感いただける方一緒にこの事業を支えてくれませんか?

 

最新の活動報告

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  • 2023こどものまちをつくろうがスタートしました

    2023/03/26 22:23

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 会期も終盤に差し掛かり、スタッフの疲れもピークですが、子どもたちは元気いっぱいです。クラファンにたくさんのご支援いただき、もうすぐファーストステージ20万円に届きそうです!どうか明日20万円達してネクストステージに行きますよう!明日20万円超えたら最終日にこどもたちがdiy(こどものまちの通貨)で、おやつを購入できるようにします。たくさんの応援どうぞよろしくお願いします!今日の公園にはお休み処の一階に入り口のアーチが完成。高さ90センチしかないとは思えない仕上がりです。また遊んでいるうちに楽しくなった子たちが、スロープの建設を始めたものの、脱輪防止のガード作って!と言ったら面倒臭くなってやめてしまったり。そろそろ公園で遊べるようにしたいのになあー!とウズウズ。きっちりと椅子を作っては他の店に売りに行く大工のメンバーも登場。椅子の足りない工房では、誰が思い付いたのかオークション形式で椅子を競り落とし。まだまだたくさん面白いことがありましたが、続きはリターンになっているこどものまちの報告書でご覧いただけます。今日もカオスでワクワクする1日をありがとうございました! もっと見る

  • 3月29日 おとな立入禁止 こどものまちをつくろう3日目の参加者は82人でした。事前登録者数は500人に達したにもかかわらず80人。この人数ではまちに賑わいがでないので、明日は100人来てほしいなと願っています。さて桜満開の花冷えの本日。公園にはいよいよスライムランドがオープンし、お休み処やゲートの建設の他、レース用の車もつくりはじめました。また3日間応援にかけつけてくれた鹿児島県の沖永良部島e.labチームが本日最終日。「うみのたからもの」と名付けた、マイクロプラスチックやシーグラスをレジンやスノードームに詰め込む商品をつくりました。デパートに卸すと即売れていく人気商品に。さらに「明日以降もやりたい」という女の子が登場し、なんと「うみのたからもの」というお店を起業することに。海の豊かさを守ろうの気持ちを、東京の子に渡してくれたことに感謝!明日からはカリモク家具の端材を使った木の工房がオープンします。カリモクさんからはおもしろい形の材をたくさん提供していただいたので、どんな商品ができるのか楽しみです。では引き続き応援よろしくお願いいたします。 もっと見る

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