名古屋のタカシマヤ ゲートタワーモール店の内装工事も大詰めです。現場は、什器搬入に大忙しです。来週には首里石鹸スタッフが現地入りし、商品の陳列や装飾に入ります。いよいよですね。
昨日は、来週名古屋に入り、立ち上げに半年ほど従事するスタッフと打ち合わせを行いました。沖縄の首里石鹸の店舗で約4年販売に携わっていますが、県外での勤務は初めてで、名古屋店のスタッフとも初対面、土地にも慣れないといけないし大変だね、と聞いたところ、「すごくいいタイミングでこの話をもらって、成長できるチャンスだと思います」と力強い言葉を返してくれました。きっと彼女なら名古屋の地で首里石鹸の空気感をつくりあげてくれると信じています。
私たちの商品を語る上で大事な存在は、美容成分や保湿成分として使われている沖縄県産の植物や果物を育ててくれている農家さんです。商品が良いものだから、自分たちが使って良いものだから自然とお勧めしたくなる。店舗のスタッフが一番自社商品を好きなんです。今日は、アロエ農家さんを紹介させてください。
アロエベラ(アロエベラ葉エキス)は、紫外線ダメージから肌を守り、保湿効果が高く、首里石鹸のアイテムには欠かせない、ボタニカル素材のひとつ。それは、沖縄本島の南西約290kmの位置に浮かぶ「宮古島」で育てられています。宮古島で「まるごと宮古島」という農園を営むのが上地和彦さん。こんがりとよく焼けた肌が、真摯に畑に向かう真面目な性格を現しているかのようです。
上地さんの朝は早い。5時に起床して、スタッフとの打ち合わせや注文を確認し、畑へ向かいます。除草に収穫、肥料の散布などたっぷりと畑仕事をし、夏は19時ころ、冬は18時ころまでと、日没に合わせて作業が終了します。
「島の農業はまだまだ可能性を秘めているが、広げられていないところがある。島の可能性を農業を通して広めていきたい」宮古島の自然の恵みをいっぱいに受ける環境のなかで、無化学肥料、無農薬でじっくりと育てたアロエベラは、ミネラルたっぷりで粘り強く、実がしっかりしているのが特徴です。
「島の農業を元気にする、仕事を楽しむ、いいものを作る。そして、宮古島で農業が出来る喜びを感じ、植物の成長のお手伝いが出来ることを楽しみ、農業を通して自身の人生を創っていきたいと思っています」上地さんが育てるアロエベラは首里石鹸には欠かせない素材です。上地さんのあたたかい人柄や、農業への思いを乗せて、首里石鹸の商品はお客様の元へと届きます。
首里石鹸 店主