【このプロジェクトで実現したいこと】
①UVプリンター事業の経験を積みたい!
②ボードゲームをサポート!盛り上げたい!
③阿倍野界隈の地域活性化に貢献したい
④技術向上、スタッフ育成
⑤事業を継続、展開させたい
【はじめに・ご挨拶】
はじめまして。このページを見ていただきまして、ありがとうございます。
ボードゲームカフェ&ショップ デザート*スプーンのkatoryo*こと加藤亮です。
デザート*スプーン-ホームページ
https://des-s-art-spoon.com/
2012年に大阪・谷町六丁目で当時はまだボードゲームが今ほどブームになっていなかった頃、「誰もがふらっと入ってカフェをしたりボードゲームをしたり」という場ができれば自然と多くの方にボードゲームの楽しさを理解していただけて、「オタクカルチャーからカラオケくらい当たり前のカルチャーになるのではないのか?」と思い、開業して2022年1月23日でちょうど10周年。
皆様の支えがあってなんとか続けることができました。
また、多くのボードゲームプレイスペース、カフェ、バーも増え今では日本全国で500件近く遊べるお店があるり、ボードゲームを個人で制作される作家さんもたくさんいらっしゃいます。
しかしながら、コロナの影響もあり当店としての収入は以前の半分以下となってしまいました。私は他にデザインの仕事も承っておりますが、コロナで多くの企画がなくなり完成したのにもかかわらず納品できずに終わってしまった案件もあったり、なかなか安定せず何か新たなことをしなければならないと思ったわけです。
そこで、ボードゲームを少しでも盛り上げ、かつ収益を得る方法はないかと考えこの度「UVインクジェットプリンター」をメインとした印刷業として「デザート*プリント」を開業することにいたしました。
【機材の紹介 UJF-6042MkⅡe 】
UVインクジェットプリンタとは(以下UVプリンター)
紫外線で硬化する特殊なインクを利用し、紙媒体はもちろん、プラスチック、木材、石材、ガラス、金属(条件による)等いろんな種類の素材にフルカラー印刷できるプリンターです。
発色の良さももちろん、約2mmくらいまでの高低差がある素材にでもインク(顔料)がのるので、従来の家庭用プリンターに比べると可能性はとても広がります。
また、大阪では当店が初めて導入した新機種でもあるようです。(メイカー様情報)
ご提供:株式会社ミマキエンジニア
UVプリンター以外にも
・レーザー加工機(カット/彫刻)
・昇華転写プリント(ポリエステル印刷)
・カッティングプロッター(カッティングシート)
・刺繍ミシン(自動刺繍)
を設置いたします。
工房内写真
【機材を使うとなにができるの?】
当店のUVプリンターやその他機材で製作したサンプルは、
・アクリルキーホルダー、スタンド(UVプリンター+レーザー加工機)
・木製駒(UVプリンター+レーザー加工機)
・キャンバスプリント、ウェルカムボード、パッケージ(UVプリンター)
・マグカップ(昇華転写プリンター+プレス機)
・ポリエステル生地(昇華転写プリンター+プレス機)
・サイン、アイロンシート作成(カッティングプロッター)
・生地類への刺繍(刺繍ミシン)
・お気に入りのアイテムに印刷 写真の例)ヨーヨー(UVプリンター)
【このプロジェクトで実現したいことの詳細】
この事業を通して、実現したいこと5つ!
①UVプリンター事業の経験を積みたい!
プリント事業を始めるにあたって、現在は技術取得しながらもサンプルを制作していますが、まだまだ圧倒的に経験不足です。大変厚かましいことですが、皆様のお力を借りて、経験を積ませていただけないでしょうか。
過去にもクリエイターとしていろいろなオリジナルグッズを制作してきました。この度は機材導入で外注ではなく手元でできる制作の幅が広がります。
店舗の毎年のノベルティー
②ボードゲームをサポート!盛り上げたい!
ボードゲーム制作では、ゲームボード、パッケージ、駒等の制作が可能になります。今までできなかったボードゲーム制作を多方面からサポートでききるようになりました。
③阿倍野界隈の地域活性化に貢献したい
個性的なお店が多い大阪・阿倍野界隈では地域の皆さんと共に看板やノベルティ制作で地域を盛り上げるお手伝いをしていきます。
④技術向上、スタッフ育成
機材を利用するにあたって幾つかの技術を学ばなければなりません。
実際に触ってみると導入前に何度も頭の中でシュミレーションしていたので操作に関しては問題なかったのですが、印刷の対象物とインクとの兼ね合いが明確ではなくかなり苦戦しています。また、その技術等を初めて自身の事業で雇うことになるスタッフとの情報共有が重要になります。
しかしながら、新規で購入した機材は安いものではなくかなりの覚悟を決めて準備を始めたのですが、いろんな課題が次から次へとやってきます。まずは数をこなして経験を積んでいきたいと思っていますので既にいくつかお仕事をいただいているのですが、取り引きのある業者様であったり、知人であったりなので「経験」が少ないのが現状です。
⑤事業を継続、展開させたい
それに合わせて、元々のボードゲームカフェの収入が少ない中、大金を使って機材の購入をしているので現在の手持ちの「資金」は少なく宣伝活動やちょっとした挑戦もやりにくい状況です。しかし、今後も皆様にいろんなバリエーションでサービスを提供していきたいので、何としても事業を継続、さらに展開していきたいです。
【UVプリンター等でできる当店の強み】
・カフェをしながら店舗で気軽にご相談いただけます。
・上記機材でいろんなオリジナルグッズが作れます
・ボードゲーム制作とサポート(ゲームボード、パッケージ、駒等の制作)
・持ち込み素材への1点からの印刷(個人様へのサービスではなかなかないサービスです)
・小ロットでのご依頼/デザインの相談
・デザイナーと協力しアップサイクル(端材・廃材利用)をメインとした企画(現在進行中)
皆様の「こんなのあったらいいな」を具現化するお手伝いをします。皆様のご要望もお聞かせください。
【UVプリンターの欠点】
UVプリンターは何でも印刷できそうな夢のような機材なのですが、欠点もあります。
例えば鏡のような反射素材は利用できなかったり、印刷する箇所以外のところが出っ張っていると印刷できないなどいろんな制限があります。
また、レーザー加工機や3Dプリンターなど数年前まで100万円を超えるものばかりだったのがグレードにもよりますが家庭でも気軽に利用できる価格(安ければ2~3万円のものも)で販売されるのに比べ、UVプリンターは思った以上にシビアな精密機器な上に、日頃のメンテナンスが必要であったり、長い期間使わなければ部品交換で100万円以上かかってしまったりとなかなか家庭ではまだまだ利用しにくいのが現状です。
※実際、毎日のようにメーカーのスタッフにメンテナンスしてもらっていますがまだ機材は安定しておらず(1月17日現在)
【技術取得やかかった経費について】
新たに事業を始めてかかった経費、知ったことやトラブル
機材を利用するにあたって幾つかの技術を学ばなければなりません。実際に触ってみると導入前に何度も頭の中でシュミレーションしていたので操作に関しては問題なかったのですが、印刷の対象物とインクとの兼ね合いが明確ではなくかなり苦戦しています。
スタッフとの情報共有においても扱ったことのないものを説明するので本職と同じくまだ遊んだことのないボードゲームの説明をするような感覚です。
皆様もお仕事をし始めると車や家を買うことを考えられると思うのですが、私にとってはそれほどのインパクトがありました。
今回購入した機材は以下の通り、
・UVプリンター 約500万円
・機材搬入代 約50万円
・レーザー加工機 約50万円
・昇華転写プリンター 約35万円
・プレス機等 約30万円
今見ても目が点になります。更に、新しい場所の確保と作業用のテーブルなどの内装を含めると700万円を超えるお支払い。
また、機材トラブルも多く保守等でのコストもかなりのものになります。
対策→細かなものは自身でDIYなどをしコスト削減事
業再構築補助金の申請(もしも通れば約1年後に一部いただけます)
そして、一番予定外だった出費がこれです。
ガードマンを配備し道を封鎖してクレーンで機材を搬入。
この出費が55万円もあり、もしも廃業したとしても55万円で下ろすことになる訳です。
機材を何とか導入まで至りましたが、これから実現していきたいことを進めていくために、今回クラウドファンディングを利用させていただき、厚かましくはありますが皆様にご支援とご協力をお願いしたくプロジェクトを立ち上げました。
【資金の使い道】
今回は50万円をチャレンジ額にさせていただいてますが、資金の主な使い道は以下の通りです。
・リターンの資材購入
お客様がオーダーされたものをスムーズに作成するために「経験」を必要としています。その為ご支援頂いた数量に合わせて受注させていただきます。
材料費と加工賃:リターンの金額の約1/3
・イベント出展、オリジナル商品の作成費用
OSAKA ART&HANDMADE BAZAAR(大阪/9月)やクリエーターズマーケット(名古屋 6/12月)等のイベント出展を目標にオリジナル製品を作成し、新しい顧客との出会いや最近のニーズを知るために参加を予定しています。
出展費用:1日あたり2万〜3万円ほど
・ボードゲームのアイテム作成、新しい資材、いらなくなった資材の利用(アップサイクル)をベースにいろんな資材で成功、失敗も含め情報公開をしていきます。
資材費:約3万円/月
・新しい資材の購入
さらに新しい可能性を模索するための資材購入資金:5万円
・CAMPFIRE様への手数料
全体の10%+税
技術、環境を整え少しでもお客様のご要望にそって素早く、丁寧にご対応できるように、ご協力をお願いいたします。
【実施スケジュール】
現在、開業前後と今年のスケジュールは下記を予定しています。
2021年
9月初旬 印刷事業の開業決定、購入機材のリサーチ
9月下旬 工房の物件探し
10月初旬 機材見積もり
10月下旬 賃貸物件の決定(現在の店舗から300m以内)
11月上旬 内装をDIYで作り込む
11月下旬 機材の注文
12月上旬 行政書士を交えて自事業計画書作成
12月中旬 UVプリンター、レーザー加工機の搬入
機材メーカーより機材のレクチャーを受ける
12月下旬〜 トライアンドエラーを重ねサンプル作成
2022年
1月下旬 クラウドファンディング開始
1月23日 開業、一般の方の受注開始
2月上旬 昇華転写プリント搬入
2月下旬 天王寺のサウナイベントに出展
4月29日 どっぷり、昭和町。(大阪)出展
6月 クリエーターズマーケット出展(名古屋)
8月下旬までにリターン品の配送とご連絡を完了予定
9月 OSAKA ART&HANDMADE BAZAAR出展(大阪)
※状況により大幅な変更をする可能性もあります
※リターン品の発送はプロジェクト締め切りから半年以内と考えていますが、何らかの状況により遅れる際はご連絡させていただきます。
【募集方式について】
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たさない場合も、計画を実行し、リターンをお届け致します。
【本プロジェクトの基本情報】
場所:ボードゲームカフェデザート*スプーン(デザスプ)
大阪市阿倍野区阪南町1-53−20
こちらから300m以内の場所に工房「デザート*プリント」を構えます
直接のご相談、サンプル確認等は上記の店舗にてお伺いします。
【プロジェクト企画者のプロフィール】
katoryo*(加藤 亮)
1985年神戸生まれ、大阪育ち
幼い頃から上下関係なくコミュニケーションが交わしやすい「ボードゲーム」に興味を持ちながらテレビゲーム世代でもあり周囲で遊ぶ環境はなくいつか誰とでも気軽に遊べる環境ができないか?と思い2012年1月23日にボードゲームカフェ(当時喫茶)として開業。
また、幼い頃より形ある物体を解体&組み立てすることが好きで京都造形芸術大学(現:京都芸術大学)を卒業し学生時代よりクリエイトやいろんなものの修理等のお仕事を行なっております。
2011年4月1日 クリエイト事業の何でも屋「Rh*a little more」大阪/谷町六丁目にて開業
2012年1月23日 同ビル1階にてボードゲームカフェ「des-s-art*spoon 」オープン
※「Rh*a little more」は以降「des-s-art*spoon 」の名で活動
2017年 12月3日 大阪・昭和町へ店舗移転しボードゲーム販売も開始
2020年11月 ボードゲーム通販ショップ「デザスプ通販部」オープン
2022年1月23日 UVプリントをメインとした印刷工房「des-s-art*print」をオープン
【最後に。。。】
今回、オーダー品の作成練習と資金のご協力をお願いしておりますが、なかなかどんな機材なのか、どんなワクワクがあるのかを知っていただきたくプロジェクトを立ち上げました。
ボードゲームもですが、阿倍野界隈の方々を中心にオリジナルグッズを個人でも思っているよりも簡単に作れるのだという感動を共感していただきたく思います。
どうかご支援くださいますよう、お願い申し上げます!!
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