【ごあいさつ】
はじめまして!「あなたがPICASSO」主催の堺恵子と申します。普段は、和歌山市で(有)檀建築コンサルタントという会社を姉弟で営んでおります。
(花束もらって全力笑顔の私です)
建てる仕事の全ては設計士の弟が、姉の私は広報/イベント企画を担当しております。
そんな私から、このページに出逢ってくださったあなたに、聞いて欲しい知って欲しいことがありまして、今から綴って参りますので、最後まで読んでいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
●どうしてイベントを主催しようと思ったのか
2020年に起こった全ての出来事がきっかけでした。
その年の2月、会社の代表である私たちの父が67歳で亡くなり、父の後を継いで姉弟で新たなスタートを切ろうとした最中、「100年に1度のウイルス」がやってきてしまいました。
右も左もわからず、「経営」という2文字が重くのしかかり、先行きが不安で仕方がない中、止まらず歩く勇気をくれたのは、よく行く飲食店さんや自営業でふんばる仲間の頑張りでした。
「止まってちゃダメだ」「誰も助けてくれない」「自分たちで何とかするんだ」
みんなのその姿に触れるたび、たくさんの勇気と力をもらった日々の中で、「誰かの頑張りは 誰かの勇気になる」いつか聞いたそんな言葉を想い出し、「今私たちにできることは何?」と考えるようになりました。
●「何ができる?」と考えた日々のこと
私は今まで、たくさんのイベントに色んな形で参加してきました。お客さんとして、踊り子として、運営スタッフとして。昔からずっと人と出逢うこと繋がることが大好きだったからです。
(大新ピクニック/ まちどり2019/ポポロハスマーケット/紀州よさこい)
ですが、変容する時代の流れの中で、沢山のイベント中止や延期が続き、とても寂しくずっと虚しさを感じていました。本当に辛かったです。
"人と人の間に生まれる美しくてかけがえのないものを感じる時間"、"誰かの頑張りは誰かの勇気になることを教えてくれる場所”そんな当たり前のようにあってくれた時間と場所は、当たり前じゃなかったんだと痛感しました。
その日々の中で、「みんながワクワクするような時間と場所を創りたい!」という想いが湧き上がり、「それが今私たちにできることでは!?」と考えるようになりました。
●私たち檀建築コンサルタントにできること
社名に“コンサルタント”とついているのは、お客様の1番の相談役、アドバイザーでありたいという想いからです。一般的な概念や枠に捉われず物事を柔軟に考え、お客様に寄り添い思いやりを持って行動することが、何よりも大事だと考えています。
この理念は、先代の父がずっと大事にしてきたことでもありました。
(ものづくりを心から愛する設計士でした)
その想いを受け継ぎながら、新しい私たちのカタチとして広げていきたいことが生まれました。
「お客様の心と暮らしを豊かにしたい」という想いを軸に、建築・設計コンサルの仕事以外にも、様々なイベントや企画・商品を提案・発信していく!
出逢ってくださったみなさんと、これから出逢うみなさんと、今を一緒に楽しみながら、日々の暮らしがさらに心地よくもっと豊かになることを生み出していく、そんな会社で在り続けたい。
これが、姉弟で話し合って決めた、私たちの新しいカタチ。
その1つとして、2021年3月に開催させていただいたのが「あなたがPICASSO」でした。
●「あなたがPICASSO」のこと
タイトルには、「あなたの人生はあなたが主役、もっと自由にもっと楽しく、どんな時代であってもワクワクを止めずに創造していこう!」というメッセージを込めました。聞いたこともない、どんなイベントか想像もできない、他にはないものを、という意味も込めて。
(第1回目の招待状design by株式会社スピッカート細尾正行さん)
「あなたがピカソ」略して“あなピカ”では、お客様と出店者様を『出演者』、開催会場を『舞台』、フライヤーを『招待状』としています。
お客様も出店者様もみんなが主役。
あなたの“好き”や“楽しい”が、みつかる、広がる、そんな場所。この招待状を受け取ってくれた、あなたに来てほしい、あなたのためのイベントです。
たくさんの好きや楽しいが集まれば、きっとそこは最高に楽しい場所になる。「あなたがピカソ」の2日間は、主役のみんなが最高に楽しむ場所。
場所はどこだっていい、主催は誰だっていい、そこに“あなたの笑顔があればいい”そんな想いのイベントとして1歩目をスタートさせました。
(子供達が自分の古着で作ったガーランド)
●1回目が教えてくれたこと
1回目にも関わらず42店舗さんが参加してくださり、延3000人のお客様にご来場いただきました。
(日曜あいにくの雨...今年は2日間晴れてー!)
『あなたが楽しいとわたしも楽しい』
『あなたの笑顔に敵うものはない』
『大好きなもので繋がったら一瞬で仲間になる』
『出逢いがあるからこそ人生は素晴らしいんだ』
開催準備や当日の2日間、終わった後の時間全てが、私たちに教えてくれたことです。
●今回クラウドファンディングに挑戦する理由
2回目を開催すると決めた時、どうしても叶えたいことがありました。
「前回以上のワクワクとドキドキを演出したい」
1回目を超える空間を造り、みんなが最高に楽しめる2日間を創りたい!
あれから1年経っても、まだまだ色んなことが制限されて、これからもきっと予期せぬ出来事がやってくるのだろうなと感じる今です。
「こんなに続くと思わなかった」「いつになったら明けるんだろう」そんな気持ちはまだ拭えません。
だけど私たちは止まらない、止まったらいけないと思うんです。
あれから1年頑張ってきたあなたに、今年の3月もまたワクワクドキドキして欲しい。桜咲く始まりと終わりの合間に、これからもまた春が待ち遠しくなるような、そんな時間と場所の記憶を残したい。
だからこそ、1回目以上のワクワクとドキドキを演出したいと考えています。
前回以上の魅力的な空間を造り、たくさんの人に知ってもらえるきっかけを増やし、参加してくれた人みんながワクワクドキドキする企画を考える。
(また子供達にたくさん来てもらいたい)
そのためにはどうしても、昨年以上の運営資金が必要となり、今回クラウドファンディングに挑戦することを決めました。
●2回目のあなピカのこと
現在、約50店舗さんから参加のご連絡をいただいております。有難いことに1回目に続いての方が半分、今回初出店の方が半分。既に1回目を超える数の出演者様です。
前回同様、「イベント出店は初めて」「これからお店をオープン予定」「最近オープンしたばかり」の方が沢山いらっしゃいます。
私たちにとって、あなピカがチャレンジの場所であるように、出演者様にもチャレンジすることを楽しんでもらえる場所であって欲しいと考えています。
私たちの周りは、最高にかっこいい主役だらけで、その物語はとても魅力的で素晴らしいといつも感じています。
今回はもっと、その主役のみなさんにスポットをあて、たくさんの方に知っていただける時間と場所になって欲しいと考えています。
あなたが生きる舞台には、最高にかっこいい主役たちの魅力的な物語がたくさんある。知って欲しい、出逢って欲しい、繋がって欲しい。
主役だらけの2日間、最高にかっこいい物語にたくさん出逢える場所。
今年はこれを叫びたくて、うずうずしている今です。
●「あなたがPICASSO運営チーム」のこと
今回、運営チームとして9名の方が参加して下さることになりました。
それぞれお仕事お忙しい中、あなピカのワクワクとドキドキを一緒に創っていただいております。
酒井香奈
ーEva.Orientalの事務局マネージャーさん
白濵あずさ
ーark ponoのセラピストさん
少名子遼太
ーNAGO COLAのお兄さん
長尾沙菜美
ー紀州まちづくり舎のグラフィックデザイナーさん
仁尾祥吾
ーmarket wakayamaの店主さん
三浦輝
ーbalder coffeeのバリスタさん
橘麻里
ーGuesthouse RICOのマネージャーさん
藪本龍次
ーbois de guiのフローリストさん
吉本勇生
ーごみ収集のお兄さん
※五十音順
私たち姉弟だけでは出来ないことを、叶えてくれる最強のメンバーさんです。
【最後に…】
イベントを開催すると決める前、ずっと想い出していた父の言葉がありました。
「けーちゃん、面白くなかったらな、自分で面白くしたらいいんよ。」
そんな父と、「今を楽しんだもん勝ちだ」と生きる母に育てられた私たちです。
「誰かにしてもらおうと思うな、自分でやれ!」「一度きりの人生誰よりも楽しめ」そういう生き方をする両親の背中をずっとみてきました。
そんな私たちが大人になった今、心からやりたいと思うことは、今を生きる子供達にかっこいい大人の背中をみてもらう機会をつくることです。
「大人になるっていいな」「大人ってかっこいいな、楽しそうだな」と思って欲しい。
そんな大人たちが集まる場所と時間を、これからも創り続けたいと思う今です。
そしてこれからも、自分の人生を余すことなく全力で楽しんでいるあなたに、たくさん出逢いたい。出逢ってくれたあなたと一緒に、楽しい今を創って生きたい、そう思っています。
このページに出逢ってくださったあなたが、読みながらワクワクドキドキしてくれていたら、もうそれだけで最高に嬉しいです。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
(あなピカ2日間だけの黒板)
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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