1954年(昭和29年)の2月19日、東京・蔵前国技館にて日本初の国際試合(シリーズ)が開幕し21日まで3日間にわたり行われた。3日間すべてが生中継で初日はNHKと日本テレビが2局中継。(あとの2日は日本テレビのみ)関東近辺の要所には220台の街頭テレビを設置し数千人規模の野外観戦が可能に。
初日は力道山&木村政彦がシャープ兄弟と60分3本勝負。この夜、テレビを見た日本国民は熱狂。翌日は朝日、読売、毎日の三大新聞社も大きく報じ、一夜にして力道山は国民的ヒーローになったそうだ。
3日目には力道山&木村政彦がシャープ兄弟の世界タッグ選手権に挑戦する国内初開催のタイトルマッチ。新橋西口広場に設置された街頭テレビには2万人もの観衆が集まり物々しい警戒態勢で翌日の新聞に大きく報道されたそうだ。
この2月19日の国際試合を境に日本では「大プロレスブーム」となり、現在では2月19日が「プロレスの日」と呼ばれている。
「これを聞いたときはホントびっくりしましたね。街頭テレビに2万人もの人が集まってる当時の写真をみて今だと考えられないくらいすごいなって思いました。今の自分たちからしたら本当に衝撃的でした。」
今年に入りプロレス界はもちろん世間一般的にもプロレスという話題の勢いが加速してきているような気がします。今日も朝からテレビで2月19日が「プロレスの日」ということに触れている番組があったり、天草のラジオ局みつばちラジオの番組内でも話題が出ていました。また、プロレスラーをバラエティー番組などで見る機会も増えてきていて少しずつプロレスというものに触れる機会が多くなってきたなと感じています。この勢いのままプロレス殿堂館もしっかり前に進んでいこうと思います!まだまだ、面白い仕掛けをやっていくつもりですので引き続き応援よろしくお願い致します!
永田侑太郎